概要
2005年~ドイツの首相としてやっており10年以上の指導者としてやっているが、指導者としての質はそれ程高くない。
これは近年、世界の指導者がロシアのプーチン閣下を除くほぼ全ての指導者が劣化している事が大きい。
では何故、メルケルが長期政権が出来たかと言うとドイツの経済界の影響が強かったからに他ならない。
中国とも仲が良いのは実は経済界の影響が大きいからだとされている。
エマニュエル・ドットもメルケルを警戒しているのは彼女がフランスを隷属させ、フランスの指導者を弱らせたことが大きいからだと述べている。
だが、最近はギリシャや移民、対露制裁等の影響で彼女の指導力に疑問を持った人も大きい影響で、EUはドイツから離れようとする国が激増している。
更にアドルフ・ヒットラーの娘ではないかと言う噂もある。
自称・脱原発の女王で本物の新自由主義者。
メルケルは日本では脱原発の嬢王と呼ばれているが、実態は小泉純一郎や二コラ・サルコジ等と同じく新自由主義の政策を持っている為、内実は脱原発事業を外資に売り渡していた可能性が極めて高い。
更にドイツの経済成長が出来たのはフランスを始めとする他のEU諸国から富を奪取したことが多い。まるでどこぞの自称・超大国みたいだ。
日本の左翼が彼女を安倍政権の新自由主義を批判する際に彼女を使って人もいるが、実は安倍晋三や菅義偉と同じく新自由主義でアメリカポチであることが近年、発覚した。(結局、権力批判するならプーチン大統領を素直に使えばよかったと思う。)
但し、メルケル自体は、アメリカにも中国にも新自由主義を見せる為か、かなりの新自由主義である可能性も否めず、本物の新自由主義者であることは確実である。
この事は中野剛志や三橋貴明、エマニュエル・ドットが批判している通りである。
ロシアとの関係。
メルケルは本来ならロシアとの関係は良好なはずだった。
ところが、アメリカ合衆国がメルケルの携帯電話の盗聴問題が発覚して以降、アメリカと一時的に悪くなったもののウクライナ関連の紛争以降、対露制裁をアメリカ以上に強化しており、ロシアとの関係が劇的に悪化している。
その影響で、アメリカの代弁者と言う悪名高い称号を得ており、ギリシャの件でもチプラスがロシアに接近しようとしたが、それを阻止しようとしていた。
その影響でロシアやプーチン大統領は彼女に対して敵意しか持たなくなったので、独立国家共同体(CIS)の中で米ドルだけでなくユーロさえ決済拒否する行動に至った。
その影響でメルケルに対する態度では仲の良い中国の習近平(シー・チンピン)国家主席とは対照的に疎遠の関係になっていく。(逆に中国は米ドル決済は拒否できてもユーロは出来ていない。)