インコ科に属する鳥類の内、Ara属、Anodorhynchus属、Cyanopsitta属、Propyrrhura属、Orthopsittaca属および Diopsittaca属の6属に分類される鳥類の名称。大型の色鮮やかな種が多く、全長(85~110cm)の数値で言えばオウム目最大の種を含む。全ての種が新世界(南北アメリカ大陸)産。
嘴が大きく、尾が長いのが特徴。赤・黄・青・緑などのカラフルな羽色を有する種が多い。
全ての種が植物食であり、ナッツや果実を食べる。下嘴と上嘴をそれぞれ別々に動かす事が出来、堅い木の実も器用に齧って穴を開け、発達した舌で中身をすくい取る。
また、毒性のある木の実も平気で摂食し、解毒とミネラル補給の為に特殊な土を食べる習性がある。
近年までペットとして人気が高かったが、環境破壊と狩猟が原因で殆どの種が絶滅の危機にあり、法律で保護されている。
また、力が強くいたずらの破壊力も凄まじい上鳴き声が非常にやかましく、経費のかかり方はハンパではないため、安易な購入は絶対に避けるべきである。