プロフィール
概要
小さな神社の次男として生まれた神官であり、臣下となる前は各地の霊山を巡って僧侶の修行をしていた。
人当たりがよく温厚な性格で、一見聖職者の鑑のような人物。
その一方で毒舌家の類があり、味方に対しても敵に対しても割と容赦ない発言をする事も。
マイキャッスルでも結構(嫌な意味で)心に来る発言が聞ける。
王族相手でも容赦なく、温厚なサクラを怒らせ祓串で殴られたことがある。他にもカゲロウにはクナイを首元に突きつけられ余計なことを言わないよう釘を刺されたり、オボロを激怒させ魔王顔で追い回されたりとたびたび手痛い目にあっている(自業自得だが)。
幼い頃は手の付けられない悪態つきのやんちゃ坊主だったらしく、修行を重ねて僧侶らしい穏やかな一面を持つようになったという。
実は聖職者でありながら神仏を全く信じていない。都合のいい時だけ加護や御利益をもたらす存在など胡散臭い以外の何者でもないと考えている。
ヒノカの臣下になった経緯は彼女が山で遭難した際に遭遇し、手当てをし見返りを求めず名も名乗らずに立ち去ったことから、アサマが聡明かつ高尚な僧侶と思い込んだヒノカがアサマを探し出し臣下にした。しかし、ヒノカの理想像は臣下にした第一声で見事に崩れ去った。
アサマが遭難したヒノカを救出した理由は、そのときのヒノカの生にすがりつこうとする強い意志と激しい怒りの形相が魅力的に見え、ヒノカのこれからの生き様に興味を持ったからである。アサマ本人としては、ヒノカの臣下になってよかったと思っており、主君として慕っている。
スズカゼと同じくカムイ、アクア、ヒノカなど王族に対しては「様」付けだが、セツナや他の臣下などに対しては「さん」付けで呼ぶ。
後述の性能にもあるように腕っ節はかなり強いようで、錫杖だけでクマを倒したりしている。
軍の中で一番、泣いたことがない。人はいつか死ぬものと味方の死にも達観した考えを持っている。
結婚すると娘のミタマが生まれる。普段は瞼を閉じているが瞳の形はミタマと同じらしい。
あまり他人には関心を持たないアサマだが、娘には仲間の中でも輝いていてほしいと思っており、ミタマの生活態度を改善させようとしている。しかし、自分以上にマイペースなミタマにはほとほと手を焼いている。
ユニット性能
初期クラスは過去作で言う僧侶に当たる職種であり、職種の男女差がなくなった本作においては数少ない男性専用職となっている。パラレルプルフで薬商人になれる。
能力の傾向は回復役らしく魔力中心…と思いきや力が物凄い勢いで伸びる。嘘偽りなく生半可な攻撃型の職持ちより伸びる。そのため、上級職は呪(魔法)を武器とする陰陽師よりも、薙刀を操る山伏や、総じて威力の高い弓が扱える大商人や絡繰師の方が向いていたりする。
一方で魔力の上昇は中途半端であり、回復効果の上昇はあまり期待できない。
ちなみに、味方になる白夜編、透魔編共に初期ステータス、成長率共に力>魔力、守備>魔防、という破戒僧(リンカとの支援会話では開口一番破戒僧呼ばわりされている)。
ただやはり元が回復専門職なので、とにかくクラスチェンジまでは杖を振り続けなければいけないのが難儀。ここは思い切ってパラレルで薬商人にしてしまうのも手。
事実「良く効く薬」や「常備薬」といったスキルは単体では自身を回復する手段のない回復役に戻しても大いに役立つからである。
クラスチェンジ先の絡繰師の「写し身人形」や、大商人の「左うちわ」「お大尽」といった有用なスキルが目白押しである。
バディ候補はツクヨミ、ニシキ、ツバキ、ハロルドの四人。ツクヨミとニシキは実質同じ素養(呪い師)である。
アサマをどの方向に育てたいかによっても変わるが、攻撃役への転換ならば、ツクヨミを選んで「破天」や「傾奇者」、回復役として残す場合はツバキを選んで「和の心」や「天照らす」、透魔篇限定だがハロルドを選んで「大振り」や「太陽」、山伏に戻した場合の弱点を消すことができる「斧殺し」や、自身のみで取得可能な「幸運の叫び」(修験者)「魔力の叫び」(陰陽師)と合わせて「力の叫び」を取得し、攻守合わせた対応も可能。
固有スキルは、武器を装備せず(杖はOK)隣接する敵から攻撃を受けたとき、ダメージの半分を敵にも与える「天罰」。回復役が敵と隣接することなど極力避けなければならないため、あまり役に立つスキルではない。が、アサマ自身のHP・守備の成長は回復役としては結構な高さであるため、育成が進んで、ある程度生存率が高くなると、それなりに使えるかもしれない。
ちなみに山伏では「魔法カウンター」を習得でき、魔法攻撃で受けたダメージを相手にも与えられるため、天罰と相まって敵としては結構攻めにくく、何かしらの方法でカウンター(修羅で習得)を覚えると余計手が出しにくくなる。
暗夜王国編で敵として出てくるときは「最大HP半減(その章ずっと)」という非常に凶悪な祓串を使ってくるため、印象に残ったプレイヤーも多いだろう。
ちなみに名を冠した祓串に「アサマの捻れ祓串」がある。
HP30回復と効果は破格なのだが、何と使用上限は1回である。捻くれすぎにも程がある。