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ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?の編集履歴

2015-10-05 12:04:02 バージョン

ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?

ねとげのよめはおんなのこじゃないとおもった

「ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?」は、電撃文庫より発売されているライトノベル、および、それを原作としたアニメなどの関連作品である。

概要

電撃文庫で2013年7月より刊行されているライトノベルシリーズ。著者は聴猫芝居、イラストはHisasi。既刊8巻。コミカライズは電撃G'sコミック2014年10月号より連載中。

また、2015年8月にアニメ化が発表されている。


オンラインゲームを通じて知り合った「嫁」と仲間たちとの日常生活を描いた青春ラブコメ。尚、この作品ではオンラインゲームは現実的な範囲内での描写がされており、ゲームとリアルの関係性も重要なテーマのひとつとして扱われている。


あらすじ

過去、ネトゲでネカマに告白してしまったトラウマから「リアルとゲームは別物」との信念を持つ少年・西村英騎は、所属するギルド「アレイキャッツ」の面々とゲームを楽しんでいた。ところがギルドメンバーとのオフ会でなんとメンバー全員が同じ学校の生徒であることが判明。しかも、英騎がゲーム内で結婚していた「アコ」は、ゲームとリアルの区別がつかず、現実でも英騎と結婚していると言い張る残念美少女だった。そんな彼女を更生させるべく、メンバー全員で「現代通信電子遊戯部」を発足させるのだが……


主な登場人物

本編の語り部にして主人公。

「アレイキャッツ」のオフ会で、ゲーム内で結婚していた亜子にリアルで「ルシアン」として接されとまどうも、彼女がゲームと現実を区別できるように他のギルドメンバーとともに尽力することとなる。亜子には初めから好意を持つも、様々な理由からそれを認めようとしていなかったが、結局そのことを自覚して告白、晴れて恋人同士となる……が、肝心の亜子は既に夫婦のつもりなので感覚のずれに頭を抱えつつも周囲にのろける日々を送っている。

結婚システムの実装当日に当時あこがれていた猫姫に告白してネカマだったと明かされ、そのトラウマから「リアルとゲームは別物」との信念を得るに至った。その信念は現在も変わっていないものの、亜子との係わり合いの中でより深くリアルとゲームの係わり合いについて考えるようになっている。

クラス内ではオープンオタクとして振舞うことで立ち居地を獲得していた。基本的にはコミュ障であり、それゆえに亜子の気持ちを理解し、過剰反応する彼女の側に立つことも多い。

LA内での使用キャラは「ルシアン」。ジョブはアーマーナイトで、パーティ内では盾役を務める。高い防御力を誇り、ガチ勢程ではないもののプレイヤースキルも高い。尚、亜子からはリアルでも「ルシアン」と呼ばれており、学校内でも定着しつつある。


本編のヒロインにして英騎=ルシアンの「」。

ゲーム内で要領の悪い自分を見捨てないでいてくれたルシアンに好意を抱き、猛アタックの末に(ゲーム内で)結婚。その後オフ会で同級生だったことを知ってからは、リアルでも「ルシアンの嫁」として振舞い続けている。

深刻なコミュ障で、オフ会前は半ば不登校児だった。その後現代通信電子遊戯部ができたことで、仲間と遊ぶために登校するようになる。現実に居場所を見つけられなかったためかゲームに傾倒しており、ゲームとリアルを混同してはばからない。対人恐怖症に近い人見知りでヤンデレめいた言動を見せることもあるなどとにかく問題児だが、根は愛情深い良い子である。

スタイルの良い美少女だが、髪を石鹸で洗う・人と眼が合わないように前髪を伸ばしているなど色々と残念。将来の希望は専業主婦(という名のニート)。一方で主婦としてのスキルは磨いており、この手のヒロインには珍しく料理上手。

LA内での使用キャラは「アコ」。ジョブはクレリックで、回復係だがプレイヤースキルが低いためにあまり役に立っていない。装備も見た目重視で低性能な物にレアエフェクトをつけていたりなど、戦力としては頼りないが稀に活躍する。また、戦闘偏重の他のキャラとは異なり、生産スキルも伸ばしている。


「アレイキャッツ」のメンバーの一人にして英騎の相棒。

ツインテールの(黙っていれば)美少女で、隠れオタク。英騎とは同じクラスだが、オタクであることを隠すためにわざと酷く当たっていた。現代通信電子遊戯部設立後はオタクバレに戦々恐々としつつも仲間と一緒に遊ぶことの楽しさ(と高スペックパソコン)には逆らえず、部員として活動している。

気が強くて良識的な言動が多い突っ込み役だが、一方で短慮やオタク思考からくるボケも結構多い、亜子とは別の意味で残念な美少女でもある。

長らく兄のお下がりの超低スペックPCでプレイしていたが、寿命を迎えてからは少しましな性能のPCに乗り換えた。

LA内での使用キャラは「シュヴァイン」。ジョブはソードダンサーで、男性キャラ(但しイラストでは茜がコスプレした姿で描かれている)。攻撃力偏重の構成をしており、攻勢に回ると強いが守勢に回るともろい。チャット中はやや荒めの男言葉になるロールプレイ勢でもある。

尚、名前はドイツ語で「豚」の意味である。当人は響きだけでつけていたので、それを知って悶える羽目になった。


「アレイキャッツ」のギルドマスターにして現代通信電子遊戯部の部長。

英騎たちの学校の理事の娘であり生徒会長と完璧超人だが、あまりに完璧すぎるために他人が寄り付いてこず、深刻なまでのボッチでもある。その為アレイキャッツのメンバーへの思い入れは非常に深く、現代通信電子遊戯部を半ば無理やり創部するなど、仲間のためには力を惜しまない。

頭が回り世事にも長け行動力もあると頼りになる人物だが、反面意外と詰めが甘かったり自分一人で抱えすぎたりとドジっ子な面もある。楽しみのために暴走する傾向が強く、LAには独身サラリーマンに匹敵するほどの多額の課金を行っているなど、亜子や茜とはまた別の意味で残念な美少女である。

LA内での使用キャラは「アプリコット」。ジョブはロウウィザードで、男性キャラ(イラストについてはシュヴァイン同様)。非常に高い火力を誇るがその火力は課金アイテムに支えられており、課金が通用しない局面では力を大幅に失う。


  • 斉藤結衣

現代通信電子遊戯部の顧問。

色々あって、半ば脅されるようにして顧問に就任したが、生徒たちのことは大切に思っている良い先生。学生時代はレスリング部に所属しており、基本的に体育会系なので、英騎たちのオタクのりには時折ついていけなくなることがある。


  • 秋山奈々子

茜の親友で女子たちのリーダー格。ひょんなことからLAを始め、紆余曲折あって「アレイキャッツ」の一員となる。

コミュニケーション能力が高い典型的リア充。オタクにも偏見なく接し、知り合った当初こそやらかしてしまったものの、その後はリアル・ゲームのどちらでもその能力で英騎たちに協力する。しかしながら、基本的にリア充思考なので、英騎たちのオタクのりには時折ついていけなくなることがある。

LA内での使用キャラは「セッテ 」。ジョブはノービス→サモナー。まだ始めたばかりなので能力はあまり高くないが、中の人のコミュニティスキルにより対人戦やイベントで活躍する。「むーたん」という名の狼風のペットをかわいがっているが、いまいち制御が出来ていない。


  • 猫姫

LAのプレイヤーの一人で、英騎のトラウマの原因となった人物。

その名の通りアイドル風の猫耳娘で、ジョブはカーディナル。語尾に「にゃ♪」をつけた媚び媚びな話し方が特徴。見た目によらずプレイヤースキルは高く、頼りになる。しばらくLAから離れていたものの最近復帰し、かつての彼女のファンが結成したギルド「猫姫親衛隊」に崇められている。


  • †黒の魔術師†

LAのプレイヤーの一人で、最大手ギルドのひとつ「TMW」を率いている。

ルシアンの知り合いであり、廃人だがいい人で、何かと彼の相談に乗ってくれる。但し廃人である。


  • バッツ

LAのプレイヤーの一人で、対人専門傭兵ギルド「ヴァレンシュタイン」のリーダー。

戦闘狂でありトップクラスのプレイヤースキルを誇る廃人

とある事件でアレイキャッツとは因縁があり、ライバルとして認識している困った人。


用語解説

  • レジェンダリー・エイジ

サービス開始から数年が経つ中堅ファンタジーMMO。通称LA。適度なアクション性とかわいらしいキャラクターが特徴。結婚システムがある他、作中で防衛戦・ハウジングが追加されている。


  • アレイキャッツ

LAのギルドのひとつで、主人公たち4人で構成されている(後に成り行きでセッテが加入)。毎日数時間をゲームに費やす廃人の集まりだが、レベル上げ等にはそれほど熱心ではなく、だべって終わりになる日もあるいわゆるエンジョイ勢である。

物語開始時に全員が同じ高校の学生であることが明らかになってからは、リアルでも友人付き合いをしている。

尚、アレイキャッツとは「野良猫」の意味。結成メンバーが全員野良プレイヤーだったことが由来である。


関連項目

ライトノベル 電撃文庫 日常系 ラブコメ

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