曖昧さ回避
ジャコウ(北斗の拳)
天帝編から登場する帝都の総督。天帝軍の将であり元斗皇拳の伝承者でもある「金色のファルコ」とは幼い頃からの付き合いであるらしく、同じ母に育てられたらしい。
かつて天帝の村がラオウ率いる拳王軍に攻めこまれた際、我が身惜しさにいち早く物陰に隠れていたが、ラオウにその邪な心を見透かされ「いずれ災いをもたらす前に(ジャコウを)殺せ」とファルコへ進言される。
老い先の短い母の手前殺されはしなかったものの、ラオウの進言通りいずれ殺されかねないと身を案じたジャコウは、天帝ルイを幽閉し人質とすることでファルコの脅威を妨げ、さらに自身を「天帝の代弁者」と称して「天帝の守護者」である元斗皇拳の使い手達を擁した「天帝軍」の総督として君臨する。ラオウの死後はその勢力を拡大し帝都およびその支配下に圧政を敷いた。
ラオウに捕らえられた際の恐怖で極度の暗所恐怖症に陥っており、
(闇夜に光る北斗七星で北斗神拳の使い手であるラオウを連想するため)
外部から連れてきた大量の奴隷を帝都内の発電所で強制労働させ、帝都を四六時中光で包ませた。
ケンシロウやバット率いる北斗の軍の活躍により帝都のエリアが次々と陥落させられる。さらに手駒であったファルコも、アインの決死の救出劇によりルイが救出されてしまい、最期はファルコの元斗皇拳によって、融解するかのように跡形もなく消滅した(アニメ版では死ぬ直前の最期のセリフが「あっちいいいいいい! ちょっと! あっついよ、これ!」)。
アニメOPでは、何故か原作や本編よりも筋骨逞しい姿で描かれている。