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Dr.マリオの編集履歴

2015-11-03 00:18:14 バージョン

Dr.マリオ

どくたーまりお

Dr.マリオとは、1990年に任天堂が発売したファミリーコンピュータ及びゲームボーイ専用ゲームソフト、及びシリーズ作品である。

概要

医者の姿をしたマリオ(通称Dr.マリオ)が三色のカプセルを使って、三色のウイルスを消していくパズルゲーム

ドクターマリオとも表記される。


ルールは、6通りある組み合わせからランダムに投げられるカプセルを、縦か横1列に同じ色を、ウイルスを含め4つ以上繋げて消していく。

ビンの中にいるウイルスをすべて消せばステージクリアだが、その前に上(=ビンの入り口)までカプセルが積み上がってしまうとゲームオーバーとなる。


基本操作は、十字ボタン左右でカプセルの移動、十字ボタン下でカプセルを高速落下、Aボタンでカプセルが右回転、Bボタンでカプセルが左回転する。


スマブラにおけるドクターマリオ


登場作品全てで、ベールを脱ぐ戦士(隠しキャラクター)として登場している。スマブラ独自のアレンジとして、ズボンが紺色のジーンズになっている。


大乱闘スマッシュブラザーズDX

初登場。マリオのモデルチェンジとして、プレイヤーキャラクターとして参戦している。


ただ、基本的にマリオのコンパチであり、上手く差別化を図れたと言えるかは微妙なところであった。というかマリオのほぼ上位互換と化していた


スマブラ3DS/WiiU

次作の『X』では不参戦だったが、なんと『スマブラ3DS/WiiU』でまさかの再登場を果たす

一度リストラされたキャラが再びシリーズに復帰したのはこのDr.マリオが初である。

スマブラ3DS

……逆に考えれば『DX』リストラ組にも復帰のチャンスが・・・?

・・・と思っていたら後で本当に復帰したキャラも。


衣装は、近年の作品に合わせネクタイを着けるようになった。紺色のジーンズは健在。


キャラ性能は、ちょっと重くて攻撃力のあるマリオの通り、ジャンプ力、スピードで劣り(DXのフィギュア説明曰く、少し運動不足がたたっているらしい)、コンボ力がマリオに比べ落ちるが、一撃が重たく、決定力で欠けるマリオと違い、多彩な撃墜手段と、早期撃墜が狙いやすいキャラとなっている。そして、三種の神器を併せ持つキャラ。ちなみに重さはマリオと全く同じである。


技も、マリオと大きく違う性質の技があり、全く別の技も存在する。代表的な物を挙げると、マリオの空中前攻撃メテオナックルがメテオ技なのに対し、ドクターマリオの空中前攻撃ドクターグーパンチは、メテオと引き換えに斜め上方向に強いふっとばしを持つ

ちなみに3DS/WiiUでは、アップデートで二度の威力、判定強化が行われ、ドクマリ使いからは高学歴パンチ高学歴グーパン等と呼ばれていたりする。

同じ吹っ飛び角度違いに上スマッシュ攻撃のスマッシュヘッドバッドがあり、マリオ、ルイージの物、アプデ前のドクターマリオの物は真上もしくは真上に近い斜め上に吹っ飛ばすのに対し、アプデ後のドクターマリオは非常に強く斜め上に吹っ飛ばす性質を持つ。そのためアプデ当初はバーストしづらくなった為弱体化したが、1.1.0アプデにより威力の上昇、攻撃時間の増加し、本来のマリオよりもバーストしやすいという特徴が戻った。特に崖上がりに対する一撃は強烈


その他、マリオの横スマッシュ攻撃ファイア掌底は、先端の炎部分の威力が強いのに対し、ドクターマリオの横スマッシュ攻撃心臓マッサージは、マッサージの名の通り根本の腕の部分の威力の高い電撃属性の攻撃となっている。その他の通常技も、性質の違う物や威力強化版等が存在する。勿論必殺技も例外では無い。


立ち回りは、カプセルをばら撒いて様子を見つつ、下投げからコンボを繋いだり、13%ものダメージが入る空後攻撃ドロップキックを頻繁に振っていくのが主流。

基本的なコンボは下投げ→空上の安定コンボが代表的。100%台ぐらいまで安定して入るので、掴んでからの展開に悩んだらとりあえずやっておくと良い。序盤だと相手によっては上必殺カス当ても当たったりするので汎用性が高い。中盤なら相手の落下速度によってはスマッシュが入る可能性もある。

70%~90%辺りだと下投げ→空前が入る可能性があり、崖際で当たればそのままバーストという展開も可能。隙あらばぜひ狙いたい。下強でも可能で、当てるのは難しいがその後の空前の展開がしやすい為、バースト狙いならこちらの択もあり。先端当てはより高%でも対応する。

その他、マリオのように空後運びや空上運びで、ダメ稼ぎやバーストを狙うのも面白い。

バースト技はドクターグーパンチや、各種スマッシュに加え、空後のドロップキックがフィニッシュとして機能するようになったので、こちらも候補。勿論後ろ投げも上位互換と化して健在。復帰阻止能力も高く、トルネードやドリルキック、ドクターキック等マリオ以上に手段が豊富。マリオが苦手とする低%撃墜もドクターならあらゆる手段を用いて可能。


難点として、復帰力が低い。上記の通り上昇力、ジャンプ力が低いので、空中に追い出した相手に対し、復帰妨害したはいいものの、最悪の場合自身も復帰出来ないという事も起こりうる。

ただし、横復帰に関してはドクタートルネードの存在により、マリオより復帰力が高いので平均以上はある。だが、復帰妨害されるとなんらかの技がかすっただけで復帰不可能になる事もあるので過信は禁物。

DXと違い、壁キックが出来るが、壁キックできないステージでの縦復帰は絶望的。トルネードは浮きはするが、硬直が長く縦にはほぼ使えないので、あまり強く下に落とされると厳しい。斜め下はいわずもがな

復帰自体も癖が強いので、しっかりと練習する必要がある。壁キックとトルネード復帰はマスター必須

また、機動力が低い為、追撃にはやや苦労する。ジャンプ力の低さもあり、崖外への追撃はあまり出来ない。


必殺技

B:カプセル

ファイアボールの変わりに原作でお馴染みのカプセルを投げるドクターマリオを代表する技。マリオのファイアボールが低くバウンドするのに対し、高くバウンドするカプセルを放つ。身長の高いキャラには刺さりやすいが、身長が低かったり、リトル・マックのような走行姿勢の低いキャラには刺さりにくいので注意。使い方に注意が必要なだけで、基本的な使い方はマリオと変わらない。

物理属性なのでネスリュカのサイマグネットや、Mr.ゲーム&ウォッチのオイルパニックで吸収できない。ちなみにDXでは8%もダメージを与えられたが、3DS/WiiUでは弱体化し5%に落ちた。


ちなみにカプセルのパターンは9通りあり、原作に従いランダムに色の違うカプセルが出現する。性能に違いは無い。この仕様は最後の切り札や、アピール、勝利ポーズにも反映されている。


横B:スーパーシーツ

反射技。マントに変わりシーツを振るって相手や飛び道具を跳ね返す。マリオのスーパーマントに比べ、横に短く縦に長い性質を持つので、発生でほんの少し劣るが、反射範囲はこちらが勝る。しっかり引き付けてから跳ね返したい。なお、空中で使っても浮き上がる事が出来ない。故に、突進系技を跳ね返すのはこちらが上手


上B:スーパージャンプパンチ

マリオと同じ斜め上に向かって拳を突き上げ上昇する。DX時代だとコインの効果音が出ないだけのコンパチ技だったが、3DS/WiiUでは、ルイージのように重い一撃を当ててふっとばす単発ヒット技に変更された。ルイージに比べ、威力の面で劣るが、カス当たりのデメリットが軽減され、マリオと同じ斜め上に上昇する為、ガーキャン反撃、復帰の面で扱いやすくなっている。ただし代償として、同名技では上昇力が一番低く、技出始めの無敵が無い。

その発生の早さから、ネスのPKファイアーや、一部の百裂攻撃に対し、連打しながら反撃可能なので覚えておこう。場合によってはこちらが多段ヒットで反撃できる

なお、DXでは地上版の出だしのみキャンセル可能だったが削除された。現在の仕様だと強すぎるので当然である


ちなみに出だしのクリーンヒットを当てると重い打撃音が鳴るが、カス辺りだとぺちっとした効果音が鳴る。コインは一切出ず、コインの効果音も鳴らない。


下B:ドクタートルネード

その場で回転攻撃を行い、連続ヒットさせた後に斜め上にふっとばす技。ボタン連打で上昇が可能。DX以前のマリオの下必殺技マリオトルネードのアレンジ版で、斜め上に吹っ飛ばす。

判定が強め(その判定は最終段限定ながら、なんとリトル・マックの横スマッシュ攻撃を相殺する程の判定の強さを持つ。)なので、暴れを始め、回避、着地狩り、復帰阻止にどんどん使っていきたい。後隙が大きいので連発は禁物。ボタン連打で少し上昇するので懐かしのトルネード復帰も可能。


なお、X以降マリオの下必殺技はポンプに変更されたが、ドクターマリオが3DS/WiiUで復活した時はドクタートルネードから変更されておらず、多くの往年のマリオ使いや、ドクマリの復活を望んでいたファンが歓喜した。これに従い、空中下攻撃も、連続ヒットするドリルキックのままとなった。


最後の切りふだ:ドクターファイナル

こちらも炎の代わりにカプセルを放つ。二重の巨大なカプセルを相手に向かって放つ技。

使い方はマリオとほぼ同じで、狭いステージの相手を一掃するのに向いている。が、炎じゃなくなった為攻撃範囲が狭くなっているため一見弱体化してるように見えるが、代わりに物理属性になってる影響か抜け出しにくくなっている。ヒット時の効果音も打撃系の音が鳴る。球自体の効果音もウイルスを消した音を鳴り響かせながら進んでいく。

ドクターマリオ


と、一見マリオと同じように見えて、中身は全く違うといっても過言ではないぐらいに差別化されている。他のコンパチ組でも特に差別化されているので、マリオと同じ感覚でつかうとまず苦労する上級者向けキャラクター。極めれば極める程違いが目立つので、マリオとは違う強さを上手く引き出そう。


カラーバリエーションは白、赤、水色(青)、緑、黒、黄色、紫、ピンクとなっている。中でも特に目を引くのが黒カラーである。白のイメージの強いドクターマリオにとって対照的となる黒故、そのかっこよさから特に人気のカラー。桜井政博氏曰く無免許医のウワサあり

その他、赤、緑カラーはDXに比べ色が濃くなっている。


DXには登場演出が存在しなかった為、新たに登場演出が追加された。その登場演出は、ドクターマリオを覆うカプセルのタワーに一組のカプセルが落ちてきて、カプセルのタワーが消えながら姿を現すというなかなか洒落た演出。よく見るとちゃんと連鎖が決まっている。なお、この時のカプセルパターンは固定。


アピールは、十字上が足を地面にこするという地味なアピール。十字横はDXでお馴染みのカプセルによる手捌きを見せ付けるアピール。十字下は肩を叩くアピール。


勝利画面は、十字上がDX同様聴診器を向けるポーズ。十字左が同じくDX同様カプセルを投げ、手をはらった後、両手にカプセルを出すポーズ。十字右が手を顎に添え、こちらを見つめるという強烈なインパクトのあるポーズ


シリーズ作品

1990年 Dr.マリオ(ファミリーコンピュータ

1990年 Dr.マリオ(ゲームボーイ

1997年 Dr.マリオBS版(スーパーファミコン(サテラビュー配信ソフト))

1998年 Dr.マリオ(スーパーファミコン(ニンテンドウパワー専用タイトル))

2003年 NINTENDOパズルコレクション(ニンテンドーゲームキューブ

2004年 Dr.マリオ(ゲームボーイアドバンス

2005年 Dr.マリオ&パネルでポン(ゲームボーイアドバンス

2008年 Dr.MARIO&細菌撲滅(Wii

2008年 ちょっとDr.MARIO(ニンテンドーDS DSiウェア

2014年 Dr.LUIGI&細菌撲滅(WiiU

2015年 Dr.MARIO ギャクテン!特効薬&細菌撲滅(ニンテンドー3DS


関連動画

ファミコン版CM


スマブラ3DS - ドクターマリオ参戦!


最大連鎖


関連イラスト

Give me a medicine

外部リンク

ファミコン版 紹介<WiiU バーチャルコンソール>

ゲームボーイ版 紹介<3DS バーチャルコンソール>

ゲームボーイ版 紹介

ニンテンドウパワー 書き換え版 紹介

ちょっとDr.MARIO 紹介

Dr.MARIO&パネルでポン 紹介

NINTENDOパズルコレクション 紹介

wikipedia


関連タグ

ドクターマリオ(表記ゆれ)

任天堂 スーパーマリオ パズル

ヨッシーのたまご ヨッシーのクッキー パネルでポン スマブラ

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