機動戦士ガンダムTHEORIGIN
ジオン自治共和国がダークコロニーにてU.C.0071年に月面での作業用という名目で開発した人型機動兵器で、「モビルワーカー01式」(MW-01)という形式が与えられている。
もっともモビルワーカーという名称は偽装であり、その実態は宇宙世紀史上初となるモビルスーツであった。
初期型は右腕に大型のクロー、左腕に防弾用のシールドを装備。コクピットは剥き出しとなっている。
後期型はコクピット周囲がパイロット保護を目的として形状が変更され、腕部も運用に合わせて前腕部のアタッチメント交換を行うことができるような改良が加えられており、両腕にマニピュレーターを取り付けられる以外にもさまざまな専用作業パーツに換装することが可能となった。
後期型には黒い三連星の一人であるマッシュやランバ・ラルといった名だたるパイロットも搭乗していた。
機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ
厄祭戦から300年が経ったP.D.（Post Disaster）ではモビルスーツは希少な存在となっており、各勢力の主力となっている。
現時点ではCGS→鉄華団、ギャラルホルンが使用している二種類の機体が登場しているが、
鉄華団が使用しているものはモビルワーカーとしても特に旧式の部類に入り、武装も30ミリマシンガン（一応ミサイルランチャーに換装可能）と貧弱。当然ギャラルホルンの新型とはかなりの性能差があり、特にナノラミネートアーマーで武装したモビルスーツ相手では赤子の手をひねるようにたやすく蹂躙されてしまっていた。
参番組の機体のみ阿頼耶識システム対応であるため、ガンダムバルバトスの起動に際して三日月・オーガスが搭乗していたモビルワーカーのコクピットブロックを移植している。
また宇宙用に改修された機体もあり、車輪を姿勢制御バーニアへの換装やプロペラントタンクが追加されている。
