全ての運命に偶然などない
概要
ディズニーとスクウェア・エニックスのコラボレーション作品。PSPで発売されている。
キングダムハーツの9〜10年前と、シリーズ中で最も過去のものとなり、シリーズに登場する様々なキャラクターの過去の姿や『KH』の時点で崩壊していたワールドが登場するのも特徴。
主人公はテラ、ヴェントゥス、アクアの3人の中から1人を選び、それぞれ異なった視点から物語を楽しむことが出来る。
略称としては「BbS」や「Bbs」と使われているが、どちらでも構わないと思われる。
あらすじ
選ばれし者のみが持てる「キーブレード」をソラが手にするより以前、世界にはキーブレードマスターが存在した。テラ、ヴェントゥス、アクアの3人はその中の一人である、マスター・エラクゥスのもとでキーブレードマスターを目指し、日々修行に励んでいた。
ある日、テラとアクアのマスター承認試験が行われる。試験に挑むテラとアクアだったが、テラは己の闇の力を制御できていないことから不合格を言い渡され、アクアのみがキーブレードマスターに承認される。悩むテラは、試験に同席したキーブレードマスター、マスター・ゼアノートに「心の闇を消すのではなく力で制せ」と助言される。
その後、テラとアクアはマスター・エラクゥスより、マスター・ゼアノートが突如失踪したことと、世界中に「アンヴァース」と呼ばれる魔物が現れ始めたことの調査に赴くよう申し渡される。マスター・ゼアノートに再び会うため、旅立とうとするテラをヴェントゥスが呼び止める。ヴェントゥスは謎の仮面の少年に「テラがテラでなくなる」と不吉なメッセージを残されていたのだ。他の世界へと発ったテラを追い、アクアとマスター・エラクゥスの制止を振り切って飛び出していくヴェントゥス。アクアもヴェントゥスを追うため、そしてマスター・エラクゥスより密かに命ぜられたテラの監視という任務を胸に旅立つ。
それぞれの想いを胸に秘め、冒険の旅に出る3人。その先に大いなる災いが待ちうけるとも知らずに――。
登場人物
テラ/留まりし思念(CV:置鮎龍太郎) | ヴェントゥス(CV:内山昂輝) | アクア(CV:豊口めぐみ) |
マスター・エラクゥス(CV:井上真樹夫) | ミッキー(CV:青柳隆志) | イェン・シッド(CV:稲垣隆史) |
マスターゼアノート(CV:大塚周夫) | ヴァニタス(CV:入野自由) | ブライグ(CV:大塚芳忠) |
ソラ (幼少)(CV:吉永拓斗) | リク (幼少)(CV:嶋英治) | カイリ (幼少)(CV:諸星すみれ) |
登場するワールド(題材)
※初登場のワールドには星印をつける
- 旅立ちの地(KHオリジナル)☆
- エンチャンテッド・ドミニオン(眠れる森の美女)☆
- ドワーフ・ウッドランド(白雪姫)☆
- キャッスル・オブ・ドリーム(シンデレラ)☆
- 不思議な塔(KHオリジナル) ※単体ワールドとしては初登場(KH2ではトワイライトタウンと共通)
- レイディアントガーデン(KHオリジナル)
- ディズニータウン(KHオリジナル)☆ ※KH2に登場した「ディズニーキャッスル」の城下町
- オリンポスコロシアム(ヘラクレス)
- ディープスペース(リロ・アンド・スティッチ)☆ ※宇宙船として登場
- ネバーランド(ピーターパン)
- デスティニーアイランド(KHオリジナル)
- キーブレード墓場(KHオリジナル)☆