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レモンハートの編集履歴

2015-12-21 19:56:04 バージョン

レモンハート

れもんはーと

『レモンハート』は主に古谷三敏の漫画を指す。

曖昧さ回避

  1. ラム酒の名前。一般的には「レモンハート デメララ」を指すが、いくつか種類があり、アルコール度数は40度~75.5度。その中でも「レモンハート デメララ151」は一時期世界一強い酒であった。
  2. 古谷三敏の漫画。正しくは『BARレモン・ハート』である。本項で説明する。
  3. 大泉学園に実在するBAR。古谷三敏が経営しており、コミックスの背景になっている写真は全てこのBARの店内の写真を使用している。

概要

漫画のタイトルの由来は先述の『レモンハート デメララ151』であり、この酒が発表された当時は世界一強いラム酒であった。

単行本の第1巻は1986年に初版が出ており、以降20年以上にわたって連載が続いている。

しかし、掲載誌は何度も変わっており 、漫画の雰囲気もキャラクターの容貌も年月と共に多少変 化している。『漫画アクション』では、毎号連載されていた時期もあったが、途中から不定期 (月イチ)連載となっている。

2015年10月には中村梅雀主演でドラマ化された。

登場人物

マスター

レモン・ハートのオーナー兼マスター。 四角い顔、ブタ鼻、小さい目。美男子というわけではなく、派手なパフォーマンスはしない人物ながら、バーテンダーとしての腕は一流で本物。それもさることながら、頭の中にはあらゆる酒の知識が詰まっている。酒と酒場を愛し、酒とうんちく話を客に提供することを無上の喜びとしている人物。薀蓄の披露に夢中になり、常連に窘められるバーマンらしからぬ所を見せ ることもある。だが悩み事を抱えている人物に合う酒、それにまつわる由来などで憑き物を落とす事もよくあるので、さながら黒い男のような部分もある。

そして欲しい珍しいお酒があれば世界中何処へでも行き、後述の松ちゃんが持ってきた酒となれば松ちゃんにすがってでも手に入れようとする。

本名は不明だが、一部の関係者からは「良ちゃん」と呼ばれている。

今はすっかり丸くなり、言葉遣いも丁寧だが若い頃は意外と鼻っ柱の強い性格であったらしく、大学卒業後に入社した会社を上司と喧嘩し 1ヶ月で辞めて、定職にも就かずブラブラしていた。しかし旅行中、なにげなく 一軒のBARに立ち寄った。そこのBARのマスターの一言に心を動かされ、その店で修業をする ことになる。修業は非常に厳しかったが、苦労の末にバーテンダーの基本を習得することができた。

メガネさん

レモンハートの常連客。本名は不明。

一年中ソフト帽にトレンチコートを着たボギースタイルで、昼でも夜でもサングラスをかけている。サングラスを取って素顔を披露したことは、未だかつて一度もない 。また、スポーツ新聞 (競馬新聞)も必須のアイテムである。身に付けているブランドはバーバリーで固めている。

ハードボイルドを心がけているが、いつもシリアスというわけではないようだ。特にとある酒を松ちゃんがレモンハートに持ち込んでノリで時代劇風の扮装をして他の客も呼んで遊んでいたところにメガネさんがやってきて驚いて1度、無言でレモンハートを出て、マスターはそれをメガネさんを怒らせて長年の友人を無くしてしまったと勘違いしていたところに、メガネさんが再度時代劇風の扮装を自分もして「俺も混ぜてくれる?」来店したこともあった。自他とも認める「スピリッツの鬼」。普段飲む酒はジンが多いが、珍しい酒には種類を問わず目がなく、マスターに無理を言ってでも飲みたがる一面もある。酒全般の知識とテイスティング能力はマスターに次いで優れている。レモン・ハートの客の中では一番の酒の飲み手として、マスターも一目置いていて長年の友人としているがマスターでも解らないことが多い人物であるが、色々と秘密を共有している部分もある。

その一方で松ちゃんとも仲が良く、ノリノリの笑顔を見せたり松ちゃんが家から出てくるのを待っててデートの誘いや、ちょっとした賭け遊びなんかもしている。それゆえにマスターに気を置いている部分と松ちゃんに気を置いている部分は大分開きがあるようだ。

普段から贅沢をしているわけではないが、いいサケのためならお金は惜しまない性格。職業も不明だが、海外を飛び回り、かなり危ない仕事もやっているらしい。英語とフランス語以外に、スワヒリ語にも精通。幼い頃に孤児だった彼はアメリカ人宣教師に育てられ、船乗り に憧れ、その後ロサンゼルスの大学を卒業した 。一時、某国の外国人部隊に所属していた こともある 。そのためか腕っ節は驚くほど強く、ギャングや外国人とのケンカでも引けを 取らない。一人で数人相手に勝ってしまうことも多く、今のところ喧嘩で負けた描写はない。 しかし別に血気盛んというわけではなく、普段の道理はわきまえた人物である。 ただし怒る時の迫力は凄まじく、相手の胸倉を掴み今にも殴りかからんとする勢いで脅したこ ともある。


松ちゃん(松田)

レモンハートの常連客。いつもではないがだいたい狂言回し的な役割を持つ。

職業はフリーライター。コピーライターでもある。トレードマークはチョビひげ。ブラン デーやウイスキー、日本酒が何から造られているか知らない など、自他共に認める酒オン チ。いつもウイスキーのウーロン茶割りを注文し、マスターの不興を買っている。世界一酒が揃っているバーの、世界一酒の味がわからない20年来の常連客 。ただ、以前に比 べて最近は酒の知識も少しずつ増えてきており、飲む酒の種類も増えている。対外的には酒に 詳しい人物と見られるようになってきており、酒関係の相談や原稿依頼を受けることもある。 性格は気さくでお人よし。また、ズボラでスケベ。たまにダサすぎてとても見ていられないような言動や台詞を吐いてしまうことがある。本人は女性と付き合いたいと思っているが今まで1度も上手くいったことがない割に、女性の交友関係はその気さくで優しい人柄に引かれて相談し、仲良くなることも多いがイイ人で終わることが多い。言葉の真意も読めなくて鈍感で失敗することも。

仕事関係の知り合いや大学の先輩・後輩が多いが、彼自身の兄弟や親戚も非常に多い。特に彼の甥や姪は、BARレモン・ハートに数多く来店している。大学ではミステリー研究会に所属。 いつも食うや食わずの生活をしており、マスターにツケが溜まっている。ギャンブルもやるが 勝ち運には乏しく、本人曰く「100万円という金は手にしたことがない」。 名前については、「松田二郎」「松田良平」「松田松吉」と異なる物が出ている。 出身地も東京、九州などいくつか異なるものがある。

謎が多いメガネさんとは正反対で、松ちゃんはプライバシーなんていうものが無いのかというぐらい個人情報をマスターとメガネさんに握られている。だが根が明るく二人を信頼している松ちゃんは全く気にしていない。


主な登場人物はこの3人である。

関連タグ

古谷三敏 BAR  常連

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