概要
正式名称は「モンスター烈伝オレカバトル」。コナミより2012年3月から稼動を始めたトレーディングカードアーケードゲームの一つである。
プレイヤーは召喚士として手持ちのカードからモンスターを呼び出し、敵と戦わせる。
主なターゲットは小学生だが、キャラクターの魅力や突き詰めると意外と侮れない戦略性の高さから大きいお友達にも人気である。
BGMの評価も高く、サントラ発売を待ち望む声が多かった(イベント会場限定販売、コナミスタイルで販売中)。
特徴
他のトレーディングカードアーケードゲームとは違う最大の特徴は、手に入れたキャラクターがその場で印刷される点。
プレイのたびに勝敗問わずレベルが上がり(最大10)、ステータスも強化される。また初プレイの際に名前を登録し、排出カードにも名前が書き込まれる。
他人のカードを借用した場合は様々な制限がかかるため、必然的にオレ(自分)のカードで戦うことになる。
2013年8月、「盗賊ユライ」解禁に伴い、バトルに勝つごとにゴールドがたまっていく「記録の鍵」というシステムが追加された。貯まったゴールドで隠しステージを出現させるアイテムや、コピー鍵のマスコットと交換できる。
攻撃方法はキャラクター固有の6つのコマンドからなるルーレットを止める形式。
ある程度目押しもできるが、その通りに止まるとも限らなかったりする。
被ダメージ回数やターン経過などでEXゲージが点灯し、10個点灯するとEX技を発動可能になる。
こちらはルーレット以外にボタン連打などもあり、シビアなものではビシバシチャンプ並みの連打力を要求されることも。
攻略・新情報はコロコロコミックにて発表される。
コロコロコミック主催イベントにて、限定モンスター入手が可能な特殊筐体の設置や限定グッズ販売が開催されることも多い。
2015年6月現在、新五章・氷劇の行路まで解禁されている。
1ヶ月に1回バージョンアップ(アンロック方式)があり、各章3バージョンで完結。
具体的には章解禁→キャラ追加 1回目→キャラ追加 2回目→新章解禁…のサイクル。
アンロックの条件としてコロコロ封入カードを筐体に読み込ませる必要がある。
五章以降は解禁日の9時より早く前述のカードをスキャンしてもフライング解禁ができなくなった。
セルフパロディ
各モンスターの技や、プレイ後カードに刻まれる称号の一部がコナミの過去作品を意識したものになっている。
初の大型バージョンアップとなる第一章・魔海の神殿にてキャラクター自身も参戦開始。
悪魔城ドラキュラよりアルカード、ドラキュラ伯爵などがゲスト出演を果たした。
現在判明している他作品キャラクターは以下のとおり。
備考欄詳細
原作曲…特定条件で戦闘BGMが出典作のアレンジ曲ないし原曲に変化
原曲化アイテム…原曲に変化させるための条件となるアイテムがある。(このアイテムはパワーアップアイテムでもある。)
強化アイテム…原曲化アイテム以外で、専用のパワーアップアイテムがある。
カード名 | 初登場章 | モデル | 出典 | 備考 |
---|---|---|---|---|
アルカ | 第一章 | ドラキュラくん | 悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん | |
バト | 第一章 | ドラキュラくん(コウモリ状態) | 悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん | |
アルカード | 第一章 | アルカード | 悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲 | |
ドラキュラ | 第一章 | ドラキュラ・ヴラド・ツェペシュ | 悪魔城ドラキュラシリーズ | 原作曲、原曲化アイテム |
死神グリム | 第一章 | 死神 | 悪魔城ドラキュラシリーズ | |
ブルージェリー | 新一章 | ブルージェリー | ドラゴンコレクション | EXでは、モンスダスも登場。 |
コタコン、オータコン | 新一章 | 不明(ただし、コラボ先のゲームには、タコがモデルのキャラクターがいる。) | パロディウスシリーズ | オータコンのEX技は、原作のハズレ要素が元になっている。 |
月風魔 | 第三章 | 月風魔 | 月風魔伝 | 原作曲、原曲化アイテム |
波動剣士風魔 | 新三章 | 月風魔 | 月風魔伝 | |
レッドジェリー | 第四章 | レッドジェリー | ドラゴンコレクション | 原作では、ジェリー系統を合成素材にすることで、飛躍的にモンスターを成長させられる。こいつのEXは、これが元になっている。 |
炎竜サラマンダー(黒炎竜サラマンダー) | 第四章 | イントルーダ | 沙羅曼蛇 | 原曲化アイテムがあり、これを持たせると「沙羅曼蛇」の原作曲を聴ける。しかし、モンスターのデザインは原作とかなり違う。 |
黒炎竜サラマンダー | 第四章 | イントルーダ | 沙羅曼蛇 | 炎竜と共通の原作曲、原曲化アイテムがある。それも含めて、ほぼ炎竜の色違い。ただし、パラメータはこちらが上。 |
ゴーレム | 第四章 | ゴーレム | 沙羅曼蛇、グラディウスシリーズ | どちらの原作ともデザインが違うが、サラマンダーの件もあるので、こちらもこの2つのゲームとのコラボだと思われる。 |
メタルゴーレム | 新四章 | ゴーレム | 沙羅曼蛇、グラディウスシリーズ | ゴーレムの色違い。ただし、性能は似て非なるものとなっている。 |
ペンタ(キャプテン・ペンタ) | 第五章 | ペン太 | けっきょく南極大冒険 | |
ペンスケ | 第五章 | ペン助 | けっきょく南極大冒険 | |
モアイ | 第五章 | モアイ | グラディウスシリーズ | |
時空竜ビックバイパー | 第五章 | ビックバイパー | グラディウスシリーズ | 原作曲、原曲化アイテム |
ピラミッドヘッド | 第六章 | 三角頭 | サイレントヒルシリーズ | 原作曲、強化アイテム |
シモン | 第六章 | シモン・ベルモンド | 悪魔城ドラキュラ | 原作曲、原曲化アイテム |
ゴエモン | 第七章 | ゴエモン | がんばれゴエモンシリーズ | 原作曲、原曲化アイテム、強化アイテム |
序章~三章までは奇数章、第四章~第七章は全ての章で、最低1人は追加されている様子。
また、新序章まで、このコラボ枠のモンスターで原作曲を持つボスモンスターには、次の章で原曲化アイテムが用意された。
(ちなみに元から原作曲が使用されているピラミッドヘッドは、そもそもボスモンスターではない。)
新六章、新七章では、コラボ枠の追加はアイテムとなっている。(それぞれ、赤く錆び付いた大鉈、先代のキセル)
また、新四章からは漫画との連動企画として、コロコロ付録や通常プレイで、次のモンスターが作成可能となっている。
カード名 | 作成可能になった章 | 作成方法 | 備考 |
---|---|---|---|
ジンジャーエイル | 新4章解禁後、他各解禁から1週間 | 「にんげんの神邪エイル+神邪ハイボール」で作成。また、新4章からの各解禁から1週間、直接入手が可能。 | 「にんげんの神邪エイル+神邪ハイボール」から作ったもののみ、必ず最高のパラメータを持った個体を作ることができ、各派生系にもそのパラメータが引き継がれる。 |
マシュまろ | 新5章解禁後 | ボスとして3体登場。ゲット可能 | 新5章の、こいつのボスステージで採掘を行うと、「マシュマシュマロ」が手に入ることがある。これをジンジャーエイル、およびその派生系に持たせると、攻撃力が上昇する。また、一時期オレコマンドで「マシュマシュマロ」を直接ドロップしたことがあった。 |
ジンジャーラムネイル | 新5章第二解禁後 | ジンジャーエイル+ラムネビーボール | ジンジャーエイルの派生系唯一の水族 |
巫女ラムーネ | 新5章最終解禁後 | 神海帝バローロのお供として出現、ゲット可能 | 原作からの逆輸入だが、オリジナル要素が多め。 |
魔主ジンジャーエイル | 新6章解禁後 | ジンジャーエイル+ジャンジャンハイボール | 新6章第二解禁後の1週間のみ、ジンジャーエイルの直接入手時にジャンジャンハイボールもドロップし、直接合体での作成が可能。 |
ラコーラ | 新6章第二解禁 | 直接入手 | |
魔公ラコーラ | 新6章第二解禁 | ラコーラをLV10にして進化 | 彼自身がボスとして登場した時に落とすアイテム「魔コーラ」は、ラコーラとこいつに持たせると、攻撃力が強化される。 |
魔竜ジンジャーエイル | 新6章第二解禁 | 魔主ジンジャーエイル+ジンジャードラボール | ジンジャーエイルの派生系唯一のドラゴン |
魔王ジンジャーエイル | 新6章第二解禁 | 魔主ジンジャーエイル+キングハイボール |
関連タグ
ミライダガッキ オレカバトルの劇中曲をプレイできる音ゲー。
ドラゴンコレクション 同社のカードゲーム。オレカバトルと同時期にアニメ化され、同じ枠で放送(ドラコレはオレカの後に放送)されている。
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外部リンク
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