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七郷空想事業部とは?
「七海道地方」と呼ばれる架空の土地で架空鉄道(非実在鉄道会社およびそのグループ企業)を運営するサークルとして2003年に設立。
架空鉄道としては珍しく同人活動に軸足を置く一方で、異なる人物が管理する架空鉄道同士で相互直通運転を展開している。
おもな同人誌即売会などで"InterCityNetworks"シリーズを発行する一方、参加会社によってはホームページ上でも情報発信が行われている。
ICN規格
相互直通運転を展開するにあたっては規格の統一が求められるが、基本となる規格がレール幅1435mm 車体長20m 車体幅2950mm(裾絞り) 直流1500V架線電化または非電化内燃方式となっている。
さらにICN規格とは別に マスコン形状 ATS/ATC については各社独自で導入が行われてきた経緯がある関係上、同じICN規格内であっても新たな直通運転が行われる場合には折衝で詰める必要がある。
例えば海神高速鉄道の場合、CS-ATCを導入しているが、ナナ快電鉄への乗り入れに対応するためにATS-Pも導入している。
InterCityNetworksに参加する架空鉄道
実在の「スルッとKANSAI」や「アーバンネットワーク」を意識して、同人誌と同名の直通ネットワークを構築しているが、2010年現在ではかなりの広域直通ネットワークとなっている。
・白雪電鉄
・倉賀野鉄道
・七郷高速鉄道(ICカードシステムTicsa加入)
・ナナ快電鉄(ICカードシステムTicsa加入)
・海神高速鉄道
・桜美鉄道
・彩都急行 ※非電化路線
・東西電気軌道
・さわたり鉄道
・羽流急電鉄
・羽水大橋鉄道
・東横電鉄
・蒼海鉄道
・水翼急行電鉄(ICカードシステムTicsa加入)
・まいトラム ※直流600V LRT線(ICカードシステムTicsa加入)
・水翼高速鉄道(ICカードシステムTicsa加入)
・成瀬川鉄道(水翼地区のみICカードシステムTicsa加入)
・葉月潮見電鉄
課題点
設定の食い違いの発生
ダイヤ改正時にお互いの設定に食い違いが発生する場合があるため、事前にオンラインまたはオフライン等で折衝を行ったりして防ぐように努めているが、それでも連絡の行き違いもあったりで食い違いが出るのもあるので、その際にはメンバー間で調整を行ったりしている。
営業面での各社の違いへの対処
ICカード問題をはじめとする営業面で各社それぞれ温度差を持ってることは事実で、例えばモバイルIC乗車券導入への対応については否定的なところもある。
鉄道以外の設定の必要性
今後の展開によっては政治・経済などの分野の設定も進めていく必要性も発生しているが、こうなってくると鉄道系同人とは異なってくるのもあるため、どの程度の設定が必要なのか今後話し合いが必要となってくる。