CV:安野希世乃
人物
生前のジバニャン(アカマル)の飼い主。ツインテールの少女。年齢は恐らく高校生とされる(アニメ第48&49話における「出没!アド街ック天国」とのコラボ企画では、女子高生だと紹介されていた)。
ジバニャンによるとたくさん可愛がってもらったらしいが、アカマルが交通事故で亡くなった際に、
「車にひかれて死ぬなんて………ダサっ」
と言った事から、アカマルを地縛霊として妖怪化させる原因を生み出した。
この話を聞かされたケータやウィスパーからも「エミちゃんひどっ!」「本当に人間?」と疑われた。
しかも、ゲーム版妖怪ウォッチでも真相は語られずじまいだった事もあり、プレイヤーには血も涙もない非情な人物として受け取られていた。
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アニメ版で明かされた真実
第25話「ジバニャンの秘密」にて、この過去にスポットライトが当たる事になる。
キン&ギンの策略によってジバニャンは過去にタイムスリップする事になり、生前アカマルとしてエミちゃんと生活していた頃に戻される。
家族構成は自分、父、母、そしてアカマルだが、成績が落ちたという理由でこれでもかと叱る母親、そしてその光景を傍観する父親など、家庭環境はかなり悪かった(実際はドンヨリーヌが原因)。
学校でも頼られる人でありたいと考えていたため、友達にも家族の不満を明かすこともできずにいたが、唯一その事を打ち明けられるアカマルはエミちゃんにとって最大の理解者であった(彼女自身もよくアカマルと一緒に出掛けている)。
しかし、天界・人間界・地獄界のバランスを取るために突然死する人を決める死神議会において、エミちゃんが選ばれ死亡する運命となってしまった。
そして本来その通りに交差点でトラックに轢かれて死ぬはずだったエミちゃんだが、自分を犠牲に彼女を助ける事を選んだアカマルによって命を救われた。
そして力無く横たわるアカマルに対して、あの言葉が放たれる。
「車にはねられたくらいで死ぬなんて、そんなのダサすぎるよ・・・」
大粒の涙をこぼしながら放った言葉は、ジバニャンの記憶とはまったく異なるものであった。
彼女にとって「ダサい=ひどい」と言う意味合いを持っており、唯一の味方であったアカマルが自分を独り残して死んでしまったショックのあまり「自分をおいて逝ってしまうなんて酷い」という意味を込めて発したのが、あの言葉の真実であった。
ジバニャンも、死に際に耳にした「ダサい」という言葉を無意識のうちに曲解し、エミちゃんのことを酷い奴だと思いこむことでその辛い出来事を心の底に閉じ込めようとしていたことが判明しており、永遠に動かなくなった自分自身を抱いて泣きじゃくるエミちゃんの姿を見たジバニャンは、「俺っちこそ酷い猫ニャ!」と激しく後悔する事になった。
今まで非情な人間であると思われてきたエミちゃんだが、本当はとても優しい少女であったことが明らかになった。
この話はゲーム版『妖怪ウォッチ2 元祖/本家』で再現されている。
アニメ第100話によるとシャンプーはシャンパン・ローズの香りだそうである。
また、アカマルには曜日ごとに日替わりで別のキャットフードを与えていたとのこと。この事からも心の底からアカマルを大切に思っていた事が伺える。
映画妖怪ウォッチ
未来の世界にタイムスリップしたジバニャン達の前に現れる。