舞風

まいかぜ

舞風とは、つむじ風の美称。本項では、日本海軍の保有していた駆逐艦をモチーフとして擬人化した「艦隊これくしょん」登場キャラクターを扱う。

図鑑データ

艦名	舞風
図鑑No	119
艦級	陽炎型18番艦
艦種	駆逐艦
CV	ブリドカットセーラ恵美

「こんにちはー！陽炎型駆逐艦舞風です、暗い雰囲気は苦手です。」

概要行っきまーす。

陽炎型18番艦の駆逐艦娘。

初風や秋雲同様のレア駆逐艦であるが、レベリングステージとして有名な３－３－１でドロップできるため、上記の二人より手に入りやすいのではないだろうか？

ちなみに駆逐艦としての性能は並である。

ナイス容姿！提督ぅ。

ブレザー姿に金髪の少女。髪型に関してはポニーテールなのかツインテールなのかで激しく意見がわかれていたが、公式４コマでポニーテールに確定した。中破絵からは駆逐艦娘の中でもトップレベルの貧乳（無乳に近いちっぱい）であることが判明している（朝潮型の一部や五月雨・涼風と並ぶ）。

性格で大きくジャンプ＆ターン！

非常に明るくノリがよく、暗い雰囲気などを苦手とする。ダンスが大好き。

…実は、この明るさには非常に重い理由があるそうで…。詳しく知りたいならば、相応の愛と覚悟を以て、彼女の暗い過去を受け入れて、真剣に彼女と向かい合って差し上げるべし。

なおミッドウェー海戦では赤城の雷撃処分に携わったため、公式４コマでは出会った加賀が激しく動揺していた。

その後も第四駆逐隊はインド洋作戦や南太平洋海戦で第一航空艦隊の護衛を務めているが、この時に正規空母の後釜に座ったのが艦これでは五航戦として扱われている瑞鶴と翔鶴の姉妹である。

小説「鶴翼の絆」においては目覚めたばかりの瑞鶴と再会し、「回避運動じゃない本物の盆踊り」をしようと告げている。ちなみに瑞鶴の事はさん付けしている。メインとなった3巻/4巻では、内心で抱いていた戦いへの恐怖を克服するべく苦心する様子が描かれ、磯風が練度不足で参加できない第十七駆逐隊のリーダーとしてMI作戦を戦い抜く。

2014秋イベントで言及していた野分が最深部報酬ではあるが実装。無事に再会できて良かったね。

アニメでの舞風

アニメにおいては別の鎮守府に所属しており、舞風本人が直接登場することは無い。

しかし、赤城の夢において、MI作戦に失敗、史実通り致命傷を負った赤城を雷撃処分するという、悲しい役柄での登場となった（※）。

この時、舞風の目元には涙が流れている。

その後、赤城の進言により、舞風ら第四駆逐隊（※史実通りであれば舞風、野分、嵐、萩風。嵐と萩風はアニメ放映時点では未実装）は、MI作戦の編成から外された。

この扱いには「舞風達のリベンジの機会を奪った」（赤城自らが史実で行動を共にした第四駆逐隊を見限り、兼ねてから期待していた吹雪を重用したとすら解釈できる描写である）と言う批判が根強い一方で、史実でも第四駆逐隊が一航戦の護衛に付いたのはミッドウェー海戦の直前であり、赤城に思い入れがあるとは思えないと見る声もあるため、良くも悪くも賛否両論である。

※パンツではなくスパッツなので、舞風ではなく不知火ではないかという説もある。此方も史実のミッドウェー海戦に参加しているが、第一航空艦隊の護衛である第十戦隊ではなく、第二水雷戦隊指揮下の攻略部隊の護衛としての参加であり、赤城の雷撃処分には携わっていない。

実在の艦とのかかわり

史実では米軍のトラック島空襲の際、「野分」と共に民間人らを乗せて脱出を図る特設巡洋艦「赤城丸」「香取」の護衛につくのだが、空襲で赤城丸は沈没。舞風も大破航行不能と化す。

動けなくなった「舞風」と「香取」は、その後戦艦２隻（旗艦ニュージャージー及びアイオワ）、重巡洋艦４隻となる敵の艦隊と遭遇する。身動きが取れない状態で圧倒的な敵艦隊から集中砲撃を受けるという絶望的な状況で、「舞風」と同じく大破していた「香取」はもはや逃げる術を持たなかった。その絶望的とも言える米艦隊の集中放火を受け、「舞風」は船体が分断され午後1時43分に黒煙をあげつつ沈没した。「舞風」「香取」は沈むその瞬間まで反撃の発砲をし続けたと言われている。

最新鋭戦艦2隻を含む艦隊という圧倒的戦力差に叩き潰され、乗組員も全員戦死という非業の死を遂げた彼女に代わって第四駆逐隊へ加わることになるのが、これまた悲劇的な運命を辿ってきた満潮である。