概要
感染症の原因となるウイルスの一種。主に赤ちゃんに下痢を起こす。
同じ下痢を起こすウイルスであるノロウイルスよりも重症化しやすく、赤ちゃんがいる家庭にとっては危険なウイルス。
症状
下痢・嘔吐・発熱がみられる。下痢は激しく、真っ白い便が出ることもあるため、仮性小児コレラや白色便性下痢症などの異名が付くこともある。急速に水分が失われるため脱水症状に陥りやすく、脳や心臓、腎臓などに合併症を起こすこともある。
治療法
とにかく水分補給が基本。下痢によって失われた分以上に補うこと。軽い場合はスポーツドリンクや味噌汁の上澄み程度で十分だが、重症の場合は入院して点滴を受ける必要がある。