演:工藤美桜 / 堰沢結衣(幼少期)
概要
第7話にてその存在が語られた、仮面ライダースペクターこと深海マコトの妹。天空寺タケルや月村アカリとは幼馴染の様な間柄だった。カノンの漢字表記は「花音」。
10年前にとある実験によって引き起こされた事故が原因で兄共々の『眼魔の世界』に入り込んでしまった事が、同話での西園寺主税の発言で示唆されている。
上記の経緯を得た結果なのか、第10話までは自らが眼魔眼魂の姿となってしまっていた(⇒妹眼魂)。第9話のユルセンの発言によると、「眼魂の中に女の子の魂が入っている状態」らしい。
彼女がどんな過程を経て妹眼魂になってしまったのか、また眼魂から人間に戻る手段が「15個の英雄の眼魂を揃える」以外に存在するのか等といったことは特に劇中で描写されておらず、不明(アランは「私に任せれば何とかしてやったのに」と発言している)。
そして、マコトは彼女を元の人間の状態へ蘇生させることが物語序盤におけるマコトの唯一無二の願いであり、その為にマコトは冷徹な戦士へと変貌した。
人物像
基本的に心優しく温厚で、兄であるマコトの身を案じる兄想いの性格。
それ故、第9話冒頭では自分を救う為に非情に徹して戦い続ける兄の事を案じて、自分が蘇る事が出来なくても構わないと言う趣旨の発言をしていた。
また、タケルやアカリとは今も昔も非常に仲が良い。
第11話以降の彼女
第9話にてタケルはカノンの存在とマコトの苦悩を知り、彼もまた彼女を救いたいとの願いを抱く様に。
そして第11話で遂に「英雄の眼魂」が15個揃い、タケルは願いを叶える資格を得る事に。そこで願ったのは、自らの蘇生では無く彼女の復活だった。
こうして、彼女は無事に元の人間の姿へ戻ることが出来たのだった。
その後は病院で療養しており、マコトが時々見舞いに行っていた。
そして、第15話で無事に回復・退院した。しかしその直後にジャベルに人質として誘拐されてしまうが、今度こそ自分の力で彼女を救う決意を固めたマコトによって救われた。
その後もジャベルの上司(?)であるアランの事は嘗て世話になった経験からずっと好意的に接しており彼の事を信じていたが、第18話では共に大切な存在であるタケルとアランの戦いやアランに洗脳された兄がタケルを攻撃すると言った、辛い場面を見せつけられた上、第20話ではタケルたちに居場所を感づかれたことを自分のせいであるとアランに誤解され、突き放されてしまう。最終的に、タケルやマコトの所持していた英雄眼魂と協力し、兄をネクロムスペクターの呪縛から解放することには成功したものの、昔とアランがすっかり変わってしまったことには多少なりともショックを受けた様子であった。
関連タグ
深海マコト:実の兄。
天空寺タケル:幼馴染にて命の恩人。「タケルくん」と呼んでいる。
月村アカリ:幼馴染。「アカリさん」と呼んでいる。
西園寺主税:信用出来ない存在。
アラン:兄を親友と呼ぶ存在。面識があるらしく彼の事を「アラン様」と呼んで好意的に接している。