概要
その名の通り、“魔法界”において魔法の技を教えるための学校。
プリキュアシリーズ初の異世界に存在する学校(厳密には人間が通っている)である。
魔法つかいプリキュア!に選ばれた1人であるリコは、魔法界の住人であるため最初からこの学校の生徒であった。
一方、ナシマホウ界(人間界)の住人である朝日奈みらいもプリキュアに選ばれたことがきっかけで、春休みの間だけこの魔法学校での生活を体験することになった(第4話〜第9話)。
現時点では春休み期間中ということもありほとんどの生徒は校舎にはおらず、みらいとリコ以外の生徒は補習組の女子3人しか登場していない…と思われたが回想シーンで他にも女生徒がいる事が判明した。
男子生徒がいるかどうかははっきりしないが、学校の性質から言って女子校というのも考えにくいので、単純に画面に出てきてないだけではないかと思われる。
卒業生が教育実習生として勤務することもあるようで、リズ(リコの姉)などは補習授業の手伝いに駆り出されたりもしている。
制服
女子の制服は白のブラウスに赤のスカートを履き、金糸の刺繍が施された赤のケープを纏ったものとなっている。また、胸にはストラップ模様のリボンをつける。そして何より特徴的なのは赤のとんがり帽子を被ることである。
寒冷地などでは学校指定のフードをかぶることになっているが、なぜか猫耳フードである。
魔法つかいに猫耳フードという組み合わせはどうしてもこのジョブを思い出さざるをえないわけだが、校長がナシマホウ界のゲームでも嗜んでいたのだろうか。(通常制服の時点でどことなくコレを彷彿とさせるという話も・・・・)
校則
校則ではナシマホウ界の住人は基本的には入学する事は出来ず、また、生徒が無許可でナシマホウ界に関わる事自体が禁じられており、校則を多数破るようなことが有れば退学処分に処せられるようだ。
ただ、みらいの場合は彼女がプリキュアであることを知った校長の要請により、春休みの間だけ特別に体験入学することになった。(つまりはリコの春休みの補習授業に付き合わされるということでもあるのだが・・・)
補習授業
補習授業は対象の生徒達に6回に分けた実践的なクエストを課するというものになっているが、一度でもクエストを失敗すればその時点で脱落し、留年が確定するという非常に厳しいものであり、リコが補習免除の手段を必死になって探していたのも頷けるところである。
補習のクエスト内容は以下の通り。
- 学園中を彷徨い続ける折り紙の蝶を捕まえる。
- 全てを凍りつかせる極寒の島で、魔法を使って湯を沸かす。
- 水を操って任意のオブジェを作り出し、その形を一定の時間維持する。
- 人魚の里に生息するマール貝のカラを開かせる。
- 魔法の島に生息するペガサスと記念撮影をする。
- 補習組5人VSリズ先生による魔法合戦。
補習授業ではみらいとリコは合格の成績を共有することになっており、二人のうちのどちらかがクエストを達成するだけで二人とも次の補習に進むことができる。一方で不合格については二人共がクエストを失敗しない限りは問題ない。ズブの初心者であるみらいがそんな簡単に魔法を使えるわけないという視点からの配慮なのだろうが、結果的には補習2回目を除いて2人ともクエストを成功させるという大奮闘を見せた。
関係者
教員
教育実習生
生徒
余談
モチーフ(あるいはイメージ)はハリー・ポッターシリーズのホグワーツ魔法魔術学校だと思われる。
関連タグ
ジュエルペット :魔法学校が舞台のシリーズがある。また、モフルン役の齋藤彩夏がシリーズを通して主演していた。