概要
阪神・淡路大震災の復旧作業に多くのボランティアが参加したことを機会に知られるようになり、東日本大震災では既にSNSなどで多くの情報が得られるようになってきたこともあり、多数の団体が活動した。
ボランティアの活動は多岐に渡り、水害で泥まみれになった家屋や道路の掃除から、避難所の掃除や支援物資の仕分け活動などもある。
ボランティアに参加したい人へ
まず大原則は「必要な装備は全て自分で持参の自己完結、自己責任での行動」である。
それが出来ない人は行っても迷惑をかけるだけなので、地元に留まり普通の生活や義援金寄付をした方が有益である。
まず、必ず被災地の社会福祉協議会および被災自治体の公式サイトをこまめに熟読し、どのようなボランティアが求められているのか、持参する装備や参加にあたっての規定をしっかり把握しよう。
状況は刻一刻とかわり、必要とされている条件も違って来る。
そして現場ではリーダーの言う事をしっかりと聞いて、被災者に迷惑をかけるようなことがあってはならない。
また、行ってはみたものの受付人数をオーバーして、何もしないまま帰るはめになることもよくありがちである。
こうしたときは既に再開している地元のお店などでお金を落としていくのも支援のひとつである。
そして多くのボランティア団体は善意と熱意で行動しているのだが、中には詐欺やカルト宗教・疑似科学系、過激派系組織などの悪辣な団体もあるため注意されたい。
こうした団体は一部分においてはまともな活動をしていることもあるが、中長期的にみると怪しい活動へのオルグに繋がったり、地域を乗っ取るような活動でトラブルを起こすからである。
また、主催者が過去に犯罪歴を持つもの、悪徳商法に関与する者もいる。
参加したいと思う団体は必ず下調べをして、評判を確かめること。
外部リンク
現在ボランティアを募集している被災地等の公式情報が随時掲載される。