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ボード・ビュラードの編集履歴

2016-05-29 19:33:11 バージョン

ボード・ビュラード

ぼーどびゅらーど

永野護の漫画作品『ファイブスター物語』の登場人物。

CV:若本規夫(角川映画版)


解説

トラン連邦共和国のトラン連邦公安騎士団(S.P.I.)に所属する末端騎士。

しかし、それは表向きの顔で、その正体はトラン連邦共和国大統領ミッション・ルースその人である。

パートナーはバランシェ・ファティマメガエラ。搭乗モーターヘッドは伝説の名騎として名高い「クルマルス・ビブロス」を乗騎としている。


伝説の剣聖ナッカンドラ・スバースに始まる「純血の騎士」の一族に生まれたが、成人するまで騎士能力が発現しなかったという非常に稀有な存在であったため、母親に精神的虐待を受けながら成長する。その経験から自らの家系をはじめとした貴族階級へ反発することになるが、幼くして騎士の能力が発現した妹マロリー・ハイアラキに対しては優しい。


騎士能力発現後も当初は一流ではなく、「ボード・ビュラード」の偽名で公安騎士という騎士としては末端の職業に就職、その後曾祖父がかつてレント(トランの母体の一つ)の王であった名声を利用し大統領選挙に当選する。

そんな中、かつて視察任務のために訪れていたバランシェ邸で「おでこちゃん」(=幼かった頃のメガエラ)をからかって危うく大ケガさせそうになった際、彼女を助けるために火事場のクソ力的に伝説の騎士の一族の血が覚醒し、遅咲きながら最強クラスの騎士の仲間入りを果たす。

これをきっかけに彼女に見初められマスターとなるが、偶然の成り行きとはいえ「大統領がお披露目前の(しかもバランシェ製のフローレス)ファティマに手をつけていた」というスキャンダラスな経緯であった。そのため対外的には「いつのまにかファティマを娶っていた」ということにするため、10年間の放浪の旅に出させられることになる。


復帰後も本業そっちのけで偽名を名乗り、アマテラスやコーラス23世、F・U・ログナーらとのコネクションを築きつつ星団中の不正を叩っ斬っているらしく、「水戸黄門野郎」と呼ばれる。

(少なくとも表面上は)かなりちゃらんぽらんな性格で、メガエラには星団法違反の格好をさせるわ、公共の場でソープを押し倒すわと「ご乱行」が目立つが、10期以上再選されており政治家としての腕は確か。


彼の死に際の言葉がアマテラスにジョーカー星団侵攻を決意させたと言われている。後の子孫に、ラベル・ジューダ(コーラス26世)の戦友ウェイ・ルースがいる。

外伝『プロムナード』にも登場しているが、外見が変化している。またメガエラを娶った頃のミッションの姿は、『重戦機エルガイム』に登場したミラウー・キャオに似ており、子孫であるウェイにも引き継がれている。


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