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ウルトラマンジャックの編集履歴

2016-06-01 22:44:08 バージョン

ウルトラマンジャック

うるとらまんじゃっく

ウルトラマンジャックとは、ウルトラ兄弟4番目の弟である。

★作品についての場合は、→帰ってきたウルトラマンの項を参照。


データ

  • 地球での活動時間:3分
  • 身長:40メートル(ただし一時的に人間サイズで活動、もしくは同程度にミクロ化することも可能)
  • 体重:3万5千トン
  • 年齢:1万7千歳
  • 飛行速度:マッハ5
  • 走行速度:時速600キロ
  • 水中速度:180ノット
  • ジャンプ力:400メートル
  • 腕力:10万トンタンカーも持ち上げる
  • 聴力:200キロ先のの落ちるも聴こえる
  • 頭:の2千倍の硬さ
  • 職業:ウルトラ道場先生ウルトラの星へ帰還後は宇宙警備隊地球課長。後に支部長と設定されるが具体的な支部名は不明。
  • 趣味:登山
  • 家族構成

父:ウルトラ科学技術局長官

母:宇宙情報センターに勤めている

妻:ウルトラの母小学館学習雑誌の特集での記事より)


容姿

【ウルトラ六兄弟!】ウルトラ体&人間体

典型的なシルバー族の容姿。

ゾフィーウルトラマンとは違い首元は銀色で、Vネックの様になっているほか、赤い部分が縁取りされているのが特徴。

本作の劇中では手袋ブーツ銀色であるが、『ウルトラマンタロウ』第52話で客演した時には手袋・ブーツと共に赤色になっていた。『タロウ』第33・34話や第52話では、胸の模様が『帰ってきたウルトラマン』の第1話撮影時のNGに近い形状になっていた。


郷秀樹との関係

ジャックと郷は融合の度合いが高い。郷が鍛えるとウルトラマンも鍛えられたり(第4話)、郷の心身の負傷(第22話、第37話)など、心身の状態が変身後もウルトラマンに引き継がれる場面が見られた。逆に郷がウルトラマンと同じ怪我をしたり、ウルトラマンから郷への影響も認められる。

なお、中盤からウルトラマンと郷の意識は一体化している。後のAやタロウも人間との意識の完全融合はあったが、その点について深く掘り下げたのが今作である。


名称の経緯

ウルトラマンジャックは、劇中では一貫して「ウルトラマン」として扱われた。これは企画段階では前作のウルトラマンと同一という設定だったのが、途中で別のウルトラマンに変更されたためとされている。

第38話で前々作のウルトラマンと本作のウルトラマンが共演した際、ナレーションでは前作のウルトラマンを「初代ウルトラマン」と呼び、最終回でも前作のウルトラマンのことを郷、伊吹隊長、バット星人らは「初代ウルトラマン」と呼んでいる。それ以降、前作のウルトラマンは(区別する際には)初代ウルトラマンと呼ばれるようになった。

一方、本作のウルトラマンは、地球人、初代ウルトラマンやウルトラセブン、およびナレーションからは「ウルトラマン」と呼ばれ、次作『ウルトラマンA』の第14話ではウルトラマンII(二)世と呼ばれている。

以降、本作のウルトラマンは一般に「新ウルトラマン」「新マン(しんまん)」「帰ってきたウルトラマン」「帰マン(きまん)」「帰りマン」「ウルトラマンII(二)世」と呼ばれていた。


1984年、映画『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』の公開に先立ち、ウルトラファミリーを紹介する際に各々に固有名詞の必要が生じた。その際、円谷プロ会長(当時)・円谷皐の命名で「ウルトラマンジャック」に改称され、以降の書籍・関連グッズなどではほぼ「ジャック」の名称で統一された。


上記のような経緯があり、ファンの間でも名称・略称は分かれている。

あまりに揉めるため、「もう『帰ってきた新ウルトラマンジャックII世』でいいよ」というジョークまで生まれた。

スーツのデザインも、放映前のかなり撮影が進んだ段階でTBSの意向で急遽変更され、それまでの撮影や費用が水の泡になるなど、何かと不遇であった。


変身方法

序盤では初代ウルトラマンやウルトラセブンとは異なり、変身アイテムを用いずに郷が生命の危機に陥ったときに自然に変身していた。郷の頭上に十字状のが降ってくると、それに呼応するように郷が右手または両手を斜め上に挙げ、変身するというパターンが基本であった。中盤以降は郷の意思による変身も多く見られるようになる。

最終回では郷とウルトラマンが分離することなく地球を去り、以降のウルトラシリーズ客演の際には完全に郷の意思で変身している。意識的に変身する場合は右手を高く掲げることが多い。


なお、番組企画段階では初代マン同様ベーターカプセルで変身する予定だった。


漫画『ウルトラマンStory0』では、彼の変身アイテムを用いない変身の経緯が描かれた。

変身の際にゾフィーとは違う形の変身ブレスレットで変身していたが、エネルギーを浪費しすぎた戦いが災いして強制的に変身が解除されてしまい、それに伴って変身ブレスレットが壊れてしまい、ブレスレットに埋め込まれていた光の国の鉱石がキングザウルスに食われてしまう。

しかし、後に現地の知的生命体たちと心を通わせ、明日への希望を守ろうとするジャックの決意に呼応したのか、キングザウルスに食われた鉱石のエネルギーがジャックの体に入り込んだことで、再び変身できるようになった。



技・能力

スペシウム光線

初代ウルトラマンと同じく、両腕を十字に組み右手から発射する破壊光線(初代ウルトラマンとの違いは、初代が猫背気味のポーズに対して本作のウルトラマンは背筋が伸びている)。たった1発で水爆すら通用しないとされるグドンを木端微塵に吹き飛ばす程の威力であり、全編を通して使用され、序盤では決まり手として多くの怪獣を葬った。ベムスターに破られて以降、ウルトラブレスレットに決まり手の地位を譲っているが、第38話ではナックル星人の宇宙艦隊を壊滅させ、最終回ではゼットンを葬るなど、ここ一番の見せ場では威力を発揮しており、後年の客演時にもしばしば使用されている。


ウルトラスラッシュ

初代ウルトラマンも使用する八つ裂き光輪サドラの首を一瞬で撥ねたがそれ以降は特に活躍せず、ウルトラブレスレットの登場によりほとんど使用されなくなった。


シネラマショット

両腕をL字型に構え右腕から発射する必殺光線で、スペシウム光線やウルトラセブンのワイドショットよりも強力という設定だが、強固なバリアーを展開する怪獣・キングザウルス三世には通じず、エネルギーを大幅に消耗するため一度しか使わなかったとされる。


流星キック

キングザウルス三世を撃破するために会得した飛び蹴り。バリアの死角である上部への攻撃に使用された。強化技のウルトラスピンキックは105G(3万5千t×105=367万5千t?)の威力を有する。

後にウルトラマンメビウスも使っている。


ウルトラバーリヤ

シーゴラスが発生させた超巨大津波を食い止める際に使ったバリアー回れば何とかなるの法則。

ウルトラマンギンガストリウムはこの技を受け継ぎ、巨大ヤプールのバリアーを打ち破った。


ウルトラショット

右手に左手を添えた構えで、右手先から発射する光線。ノコギリンを倒している程度の地味な技だが、なぜかウルトラマンギンガストリウムにジャックの力として受け継がれた(むしろこちらでの方が活躍してるかもしれない)。

なお、ウルトラセブン恐竜戦車戦で同名の全然別の技を使用している。


ウルトラフロスト

両手を前に倣えの状態から揃えて放つ冷気プリズ魔を氷漬けにした。後に兄のゾフィーも使用している。


ウルトラブレスレット

第18話で、宇宙怪獣ベムスターとの初戦に敗れたウルトラマンにウルトラセブンが与えた万能武器。


普段は腕輪(英語でブレスレット)としてウルトラマンの左手首に装着されているが、ウルトラマンの脳波に反応して様々なアイテムに変形する。ロケット型のナイフ“ウルトラスパーク”をはじめ、ブーメランなどの様々な形態に変化させて使用する。

使う際は左肘を曲げてブレスレットを示し、右手でこれを掴んではずす動作が続き、変形させたり、直接投げつけたりする。尚、第22話では、変身直前に郷秀樹がを負傷したため、ウルトラマンに変身後この動作ができず苦戦した。


一度に複数の用途には使えず、第20話ではウルトラマンがそのジレンマに苦しむ様子も描かれた。時には武器としてだけでなく、を丸ごと蒸発させたり(第30話のオクスター戦で、水中呼吸するオクスターに対処するため)、惑星を丸ごと爆破したり、バラバラにされた自分の体を復元させたり(第40話に登場のスノーゴンに冷凍ガスで凍らされた時)など、いささかご都合主義的な力も見せている。

この他にも、ウルトラディフェンダー:敵の攻撃を撥ね返す(第40話のスノーゴンは、復活後これで撃退)、崩壊寸前のダムの補強(第20話)、怪獣の磁力攻撃の無効化(第20話のマグネドン戦、これのため前述のダムの補強を中止した)など、防御・防護目的にも使われている。どの機能であれ、役目を果たすとウルトラマンの意思に呼応するかのように手元に戻る。

第31話ではゼラン星人コントロールされてウルトラマンに襲いかかったが、ゼラン星人が倒されその制御が解けると再びウルトラマンの左手に収まった。


ウルトラハリケーン

最終回で使用。敵を担ぎ上げ、高速回転させながら空中へ投げる。光線技を吸収してしまうゼットンを倒すために編み出したという。また、ウルトラマンシリーズ中初めて技名を叫んで使った技でもある。

後にストロングコロナゼロも使っている。


関連タグ

ウルトラマン ウルトラセブン

帰ってきたウルトラマン


ネタ

「俺はダメなウルトラ族さ!」

なんというか、融合している郷の意識もあってか、メンタル面で弱さをみせるウルトラマンである。監督が意図的に「弱さ」を演出していることもあって、その印象は強い。

レオ本編ではセブンに届けるはずのカプセル怪獣を紛失して意気消沈し、合わせる顔がないと嘆いている。

漫画版では自らのミスで死なせてしまった宇宙人の子どもを思い飲んだくれてゾフィーに悪態をつくという荒れ具合である。(コミック『ウルトラ兄弟物語』(かたおか徹治)より)

もっと精神鍛錬を積んだ方がいいんじゃないだろうか。

また、その他の漫画版でもかませ犬的な役回りが多い。


ブレスレットが本体

もうひとつジャックが弱そうに見える原因が「ブレスレット」である。

セブンが持ってきてくれた万能武器はそれはそれは役に立ったが、ジャック本人の強さとは関係ないので、彼の実力が発揮されるシーンが少なくなってしまった。それは最早ジャック=ブレスレットの公式が成り立つほど。

しかしこのブレスレット、『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では一般の宇宙警備隊員の標準装備に成り下がってしまっている。なんという全否定。

とはいえ、ゲーム『ウルトラマン Fighting Evolution 0』では「ジャックは警備隊一のブレスレットの使い手」という設定があり、『新ウルトラマン列伝』でもウルトラマンゼロは「武器の扱いに関しちゃ一日の長がある」と語っている(ゼロは新撮シーンでジャックとランスを使った模擬戦を行って負けている)。


帰りマン・新マン=× ジャック=○

ステップワゴンのCMの裏側3きょーだい

初心者は必ずといっていいほど見分けられないのがマン・ジャック・ゾフィー。「うちのトコでは」で有名な漫画家もぐら「わかるか!!」と投げ出したほどである。

理由は全員が酷似(というかほぼ一緒)しているためであるが、マンが元祖としてメディア露出することが多く、ゾフィーがスターマークで区別化されているのに比べて彼にはこれといって身体的特徴がない。よく見ると模様が縁取りされているのがわかるが、素人にはまず区別できまい。CMなどでは「ややこしいから」との理由で高確率でハブられているのが悲しい。

SFC『ガイアセイバー』ではゾフィーがジャックと間違えられるシーンがある。

内山まもるの「ウルトラマンレオ」の漫画版(「小学三年生」掲載分)では、ゾフィーがボディペインティングしてジャックに成りすますエピソードが存在する。


また彼は諸事情でなかなか名がつかなかったので、便宜上「帰マン・新マン」と呼ばれていた時代が長かったのも認知が進まなかった理由に挙げられよう。

また彼の場合、他のウルトラマンとの関係がさほどクローズアップされていないため、コンビで語られたりすることがない。そして単体だとすごく目立たない。

客演などではキャラ崩壊は免れているが、様々な面で不遇な彼である。


ウルトラ兄弟物語のウルトラマンジャック


かたおか徹治の漫画作品『ウルトラ兄弟物語』第1巻に収録された『ウルトラ一族の大反乱』に登場したウルトラの父の兄。

誰だ貴様シリーズ①「ウルトラマンジャック」


ULTRAMANにおけるジャック

声 - 藤原啓治


主要人物の1人にジャックという青年が登場する。

地球人でありながら「異星人の街」に住んでいる風変わりな人物。


ずっと異星人の街で暮らしていたためなのか、宇宙人に対する偏見や恐怖心などはまったくなく、諸星弾が異星人であることを知って動揺する進次郎に対し、「そんなことで彼への見方を変えてしまうのだとしたら、俺は君を軽蔑する」とまで言ってのけたことがある。


容姿は郷秀樹とよく似ており、腕にはウルトラブレスレットとよく似た腕輪を付けている。ただ、この作品は初代ウルトラマン以外のウルトラ戦士は地球を訪れていないという独自の世界観で描かれているため、彼も原典のウルトラマンジャックとは別人(若しくはパラレルの存在)であり、ウルトラマンにも変身しない。


とはいえ生身の戦闘力は十分高く、「異星人の街」で行われている賭けレスリングにて、宇宙の各地からやってきた猛者を相手に連戦連勝していることからもその実力の高さが垣間見える。


異星人の暗部とも通じており、現在の科学特捜隊に情報を提供する情報屋としての役割を担っている模様(「異星人の街」に住んでいるのもこれが理由であろう)。このため、隊員の諸星弾とも顔馴染みである。


AnotherGenesisのジャック

AnotherGenesisでの彼についてはこちら

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