概要
漫画『ONEPIECE』およびそれを原作にした同名のテレビアニメに登場した海賊団のうちの一つ。
船長は世界の均衡を守る三大勢力の1つ四皇の一角"白ひげ”で、それ故に世界最強の海賊団と呼ばれている。船の名前は“モビー・ディック号”で、船首は鯨を象っている。非常に船長に対する尊敬の念が強く、船員達は船長の"白ひげ”を「親父」と呼んで慕っている。仲間殺しを唯一の“鉄の掟”として禁止しており、これを犯した者が許される事は決して無い。
また、悪魔の実は発見した者が食べてよいというルールもあり、黒ひげはヤミヤミの実を求めて海賊団に所属していた。公開処刑が決まったエース奪還のため、総力を挙げマリンフォードに攻め入り、三大勢力の内の2つ海軍本部&王下七武海と戦ったが敗北してしまい、船長白ひげとエースを失う。その後、マルコやジョズなどの隊長格を筆頭とする残党が結集して黒ひげ海賊団を相手にした「落とし前戦争」を挑むが惨敗、組織は壊滅状態に陥ってしまう。
更に、落とし前戦争を生き残った元傘下の海賊たちも七武海エドワード・ウィーブルによって狩り出されて次々と壊滅させられており、一味散々の悲惨な末路を辿っている。
海賊旗は白ひげが描かれたドクロマーク。初登場時は卍をベースにしていたが、25巻以降は諸事情により骨十字に変更された。
組織構成
船員は約1600名、16部隊に分かれている。さらに新世界で名を馳せる多くの海賊達を傘下に抱えている威容は全世界最強の海賊団とも謳われる。各部隊の隊長達は海軍大将や王下七武海とも互角に渡り合う猛者達で、船長の白ひげと共に海賊団の主戦力となっている。
船長
船長エドワード・ニューゲート。
通称“白ひげ”と呼ばれた世界最強の男。
超人系グラグラの実の能力者(地震人間)。
各部隊の隊長
1番隊隊長マルコ。
通称“不死鳥のマルコ”。
悪魔の実の中でも希少種である動物系幻獣種の能力者(不死鳥人間)。
2番隊隊長ポートガス・D・エース。
通称“火拳のエース”。懸賞金5億5000万ベリー。
自然系メラメラの実の能力者(炎人間)。
主人公モンキー・D・ルフィの義兄で海賊王ロジャーの実子。
3番隊隊長ジョズ。
通称“ダイヤモンド・ジョズ”。
ダイヤモンドの能力者(ダイヤ人間)。
4番隊隊長サッチ。
黒ひげにより殺害される。
5番隊隊長ビスタ。
凄腕の剣士。通称“花剣のビスタ”。
6番隊隊長ブラメンコ。
胸の継ぎ接ぎからハンマーを出して戦う。
7番隊隊長ラクヨウ。
噛みつく鉄球を使って戦う。
c
8番隊隊長ナミュール。
魚人
9番隊隊長ブレンハイム。
巨漢。
10番隊隊長クリエル。
二丁バズーカ使い。
11番隊隊長キングデュー。
ナックルダスター使い。
12番隊隊長ハルタ。
童顔の剣士。
13番隊隊長アトモス。
通称“水牛アトモス”。
二刀流の巨漢。
14番隊隊長スピード・ジル。
ランス使い。
15番隊隊長フォッサ。
燃える刀使い。
16番隊隊長イゾウ。
女形の拳銃使い。
傘下の海賊
大渦蜘蛛海賊団船長スクアード。
通称“大渦蜘蛛スクアード”。
大剣使いで頂上決戦で海軍の作戦に引っ掛かり白ひげを刺してしまった男。
過去にロジャーと戦って仲間を全員失った過去を持つ。
傘下の海賊団船長ドーマ。
通称“遊騎士ドーマ”。
エースに負けて白ひげ海賊団の傘下となる。
傘下の海賊団船長マクガイ。
通称“雷卿マクガイ”。
雷を帯びた剣を使う男。
傘下の海賊団船長ホワイティベイ。
通称“氷の魔女ホワイティベイ”。
砕氷船を母船にする女海賊。
傘下の海賊団船長リトルオーズjr.(リトルオーズジュニア)。
魔人オーズの子孫。頂上決戦前半の時点で七武海の集中攻撃を浴びて瀕死となるが、
過去に恩があるエースを助けようと力を振り絞り、中盤で白ひげ海賊団の危機を救う。
AO海賊団
白ひげ海賊団傘下の海賊。船長の名前などは不明。エドワード・ウィーブルによって壊滅された。
“鉄の掟”を破った者
元2番隊隊員マーシャル・D・ティーチ。
通称“黒ひげ”。
自然系ヤミヤミの実及び超人系グラグラの実の能力者(闇&地震人間)。
船長白ひげ、2番隊隊長エース、4番隊隊長サッチ、の3人を死亡させるきっかけを作った男。
モビー・ディック号に乗船した船員の中で、白ひげが「息子と呼べない」と語った唯一の男でもある。
元船員カメレオーネ。
懸賞金3億ベリー。
超人系コピコピの実の能力者(コピー人間)。
ティーチよりも前に鉄の掟の仲間殺しを行った男で、マルコにより追跡されていた。