木はジャンプできないと…いつから錯覚していた?
概要
浮遊大陸フロラルドに咲いていた一輪の花がタランザの魔力により『デラックス』な姿となったもの。
星のカービィ トリプルデラックスの1面ボスである。
ただし、過去作恒例の一面ボスであるウィスピーウッズよりも、同じ様に一面ボスを務めたことがあるキングゴーレムよりも技構成が違う為(特に第二形態)、注意をすることを忘れてはいけない。
ウィスピーウッズとの関係は不明だが、ウィスピーウッズの派生種と考えるのが一般的な見方であろう。
強さ
第一形態
ウィスピーウッズ同様、花粉落としと空気弾で攻撃してくる。
花粉はウィスピーウッズのりんごの挙動に似ているが空気弾はカービィを狙って連射してくる。
第二形態
HPを半分まで減らすと突如 「I can fly!」 とばかりにウィスピーフラワーズが大ジャンプして奥の足場に着地、攻撃パターンを変えてくる。
この攻撃パターンの変更はWiiから引き継がれてきた要素で、半分減らした後のモーション時(画面奥に行くまで)はダメージを与えることができない。
- 花粉弾:奥から手前に5~6個大きな巨大花粉を転がす。
- 空気弾:奥から手前に空気弾乱射
- フラワーブーメラン:大きな花をブーメランのように発射。この花は吸い込むことができ、飲み込むとカッターをコピーできる。
- グロース・ルート:根っこを地面から突き出す(何種類かパターンあり)
等々、奥行を存分に生かした猛攻を仕掛けてくる。
ただ立っているだけだったことが多いウィスピーウッズに比べ、フラワーズは後半以降縦横無尽に動き回るため、初期状態では1面ボスとは思えない強さを誇る強敵である。
ウィスピーフラワーズDX
本編クリア後のミニゲーム『デデデでゴー』や『真・格闘王への道』で出現する、全体的に紫がかったウィスピーフラワーズ。
他の作品やキャラクター同様容姿の変更以外にも行動パターンが増え厄介になる。
- 花粉弾と一緒にゴルドーが降って来る(奥からも降ってくるため根元にいると激突する)
- 第1形態の空気弾がプレイヤーと縦座標が合うと縦に分裂
- 第2形態の画面奥から複数回ヒットする根っこプロペラで突進(根っこから上に当たり判定ナシ)
- 第2形態の画面奥からの空気弾が花粉弾・ゴルドーと同時に出される
- 各形態のグロース・ルートに縦座標追尾性能追加
攻撃範囲が更に強化される上、ガード不能やガード削り技がかなり増えている。
余談
パワーアップ状態も含めて歴代ウィスピー最強かどうかは意見が分かれる。
コピーが使えない初代EXや、Wii版のDXモードの方が苦戦したという意見は多い。
とあるステージではビッグバン状態で対峙できるため、
体力ゲージごと吸い込まれて一撃で倒されるという出オチ担当になっている。