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クィディッチの編集履歴

2016-06-23 12:15:52 バージョン

クィディッチ

くぃでぃっち

ファンタジー作品の『ハリー・ポッター』(ハリポタ)に登場する、架空のスポーツ。

リアル界のサッカーバスケットボールに似ていて、チームで戦う。

一番大きな特徴は、プレイヤーが箒にまたがっていて「空中戦」を繰り広げるのだが、かなり小さく、とても速い「スニッチ」を捕獲しないと永遠に続くという、体力・精神力を要する過酷な試合である。

映画でも、迫力あるシーンが大きな見せ場となっている。


単体でTVゲーム化もされている。


フィールド

長径500フィート(150メートル)、短径80フィート(24メートル)の楕円形の競技場の両端に三本ずつのゴールポストが据え付けられ、ポストの上にゴールリングが存在する。

地上に存在するフィールドの境界線の外側に出てはならないが、上限高度は設定されていない。


ルール

ボールは四つ。

クァッフル

ただのボール。バスケットボールほどの大きさがあるが、呪文によって片手で握ることが容易になっており、またプレイヤーが取り落としてもいちいち地面に取りに行ってゲームテンポが落ちないように落下速度現象の呪文もかかっている。しかしほかのボールに比べれば普通のボール。ゴールに入れると10点入る。


ブラッジャー×2

クィディッチは高度数十~数百メートルを高速で飛び回るただでさえ危険な競技であるが、クィディッチの黎明期、それでもスリルが足りないと感じたらしいプレイヤーが岩塊に魔法をかけてプレイヤーを叩き落すような仕掛けをした。頭のねじが飛んでる魔法界の住民はそのアイディアをえらく気に入り、クィディッチのルールに取り込まれてしまった。

以降ブラッジャーはプレイヤーをより効率よく叩き落すために危険度を増していき、現代は鉄の球体となっている。


スニッチ

一対の翅で飛び回る、クルミほどの大きさをした金色のボール。かつては「スニジェット」という鳥を使っていたらしいのだが、興奮した選手が捕獲の際にしばしば押しつぶしてしまったり、クィディッチゲーム以外の場でも乱獲されたりして絶滅危惧種となったため、その代用品としてスニッチが作られた。キャッチするとそのチームに150点が入り、同時に試合終了となる。

両チームのシーカーがほぼ同時にスニッチをつかんでしまったときのために「肉の記憶」と呼ばれる機能が存在する。


プレイヤーは七人

チェイサー×3

クアッフルを扱う専門のプレイヤー。クィディッチが単なる箒に乗ったバスケットボールだった時代から存在する最も古いポジション。キーパー、ビーター、シーカーが誕生するに従い区別の必要が発生したために生じたレトロニム。


キーパー

ゴールを守る。黎明期はチェイサー同様にクァッフルを扱って敵ゴールを攻めたりもしていたが、現代ではもっぱらゴールポスト周辺にとどまって自チームの守備に専念する。


ビーター×2

どこかの命知らずがブラッジャーというふざけた発想に至った際にほぼ同時期に発生したポジション。片手サイズの棍棒を振るってブラッジャーから自チームのプレイヤーを守る。

この際敵チームに向かってブラッジャーをたたきつけることが奨励されている。


シーカー

スニッチを追跡する専門のポジション。シーカーがスニッチを取ると、シーカーが所属するチームに150点が入り、試合が終了する。

チームの中で最も俊敏かつ高速に飛行できるものが選出される。そして敵チームのビーターに集中攻撃を受けることが多いため、一番ひどいケガをするのもシーカーである。


試合の流れ

両チームがポジションについた状態で、審判がブラッジャー、及びスニッチを解放する。

スニッチが両チームシーカーの視線から外れたころ、審判がクアッフルを空中に投げ上げ、試合が始まる。

チェイサーがクアッフルにより互いのゴールを奪い合い、その間シーカーはスニッチを捜索し、ビーターが手近なプレイヤーに向けてブラッジャーを打ち込んでいく。

シーカーがスニッチを発見、追跡、ビーターの妨害に負けずに捕獲すると、捕獲したチームが150点を得るとともに試合終了。

重要なのはシーカーがスニッチを捕獲した際に試合が終了すること。

スニッチが捕獲されれば何があろうと試合は終了し(3.5秒で終了した記録がある)、スニッチが捕獲されなければ両チームキャプテンが試合放棄を承認するまで何か月だって続く(数か月続いた記録もある)

チェイサーが高速で三次元機動を行うクィディッチでは一試合の中でクアッフルによって150点以上の差がついてしまうことはしばしばある。また大会などではそれまでの総合得点等との兼ね合いも存在する。そういった状況において、シーカーはさもスニッチを発見したかのように高速で飛んで相手選手を明後日の方向に誘導したり、さながらカーレースのように相手シーカーのコースを妨害して時間を稼ぐなどのテクニックも要求される。



リアル界でのクィディッチ

何と、アメリカでは本格的且つ大真面目なスポーツとしてルールが作られ、大会まで開かれていたりする。

我々「マグル」(一般人の意)は空を飛べないが、プレイヤーには、箒にまたがること、が義務付けられている。

捕まえれば一発で逆転できる「スニッチ」(ただし、原作及び映画とは点数が異なるが、捕獲すればゲーム終了になるという事は同じである)は、お尻にクッションを付けた人間が演じる。



関連タグ

ハリー・ポッターハリポタ

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