CV:神谷明
概要
オーレンジャーやマシン帝国バラノイアの戦いに加わった魔神。
その徳性ゆえ立ち位置はどちらともつかないが、正義や愛の心を持ち全体としてみればオーレンジャー側の存在と捉えて良い。
普段は神面像モードという小さな石像の姿をしており、特定の条件(大抵は子供)に見合った物の前に鍵を落とし、
「ガンマガンマ ドンドコガンマ」という呪文を唱えながら鍵穴を回すことによって魔神モードに姿を変え一度だけその人に主として仕えその願いを叶える。
その能力は凄まじく、
「マンションの下敷きになった子犬を助けてください」と言われ
黄色い光線を発射しマンションそのものを復元したり、
バラノイアによって致命的な重傷を負った子どもの傷を治したりという力を見せるが、その根源が超力なのかどうかは定かではない。
一方で人を傷つけたりするような願いは受け付けない・自分が気に入らない願いは受け入れない・目覚めさせた者にだまされた場合はその者におしおきを加えるなど、絶対的に願いを叶えるわけではない。
また、最終回では例外的に呪文なしで目覚めている。
主の為ならオーレンジャーと戦うことも辞さない。
口調は少しサムライがかっており、
「○○でござる」
「これこれご両人待たれい! 仲良くするのじゃ」などの言葉を話し、体の大きさを自在に変化させることができるが、妖怪や幽霊の類が極端に苦手という欠点も。
全ての戦いが終わった後、
カイザーブルドントとマルチーワの間に生まれた赤ん坊のブルドントJr.を引き取り、バラノイアのアチャ・コチャと共に何処かへ去って行った。
鍵はTV本編のラストを飾った。
モチーフ
オルメカ文明の巨石人頭像と古代ローマの重歩兵
最後に
結局ゴーカイジャーにはこれっぽっちも出れなかった(当時ガンマジンの声の人だった神谷明がゴーカイジャーで黒十字王の声優をしたのか、神谷の都合によってゴーカイジャーに登場しなかったという憶測がある)。
無論レンジャーキーも存在しない(その為、ニンジャマンと同様レジェンド大戦当時不参戦だったのではという憶測が存在する)。
スーパーヒーロー大戦にも未参加…東映は彼の存在を忘れているのではなかろうか?
なお、ゴーカイジャーの製作スタッフによればガンマジンは気まぐれな魔神だと供述している。
そして、今度こそ最後になってしまったが『特命戦隊ゴーバスターズVSゴーカイジャー』にも登場しなかったことから、現在も色々な憶測(『今でもブルドントJrの子育てをしているのか』『バラノイア帝国と戦って地球を離れた後はどうしたのか』)を呼んでいて、レジェンド大戦への参加も未確認とされている。
『轟轟戦隊ボウケンジャー』の「全戦隊大全集」では番外ヒーローとして紹介された。