概要
フルネーム=イーガ・ラマダギア
声優は梁田清之
誕生日:5月11日
年齢:35歳
身長:188cm
体重:80kg
血液型:A型
出身地:グレイシーヌ
ハルシオン大陸東部一帯を支配する世界第二位の強国『グレイシーヌ』にある聖地・ラマダ寺で30年間修業して来た僧兵。恩師である大僧正の指示でアークを迎え討つ。ドラクエなど他のRPGでは細身の美形や美少女にされがちな「僧侶」「武道家」のキャラには珍しく、恰幅が良く逞しい壮年として描かれ、若手メンバーからも頼られる存在でもある。
アーク1では
仲間になるキャラの中では唯一、アークと闘う。自分を寵愛して来た大僧正がラマダ乗っ取りを目論むモンスターとすり変わっていた事に気付き、共闘してくれたアーク一行に加わって武道の技を正義と平和のために役立てようと決意する。
武道家らしくニーデル国で開催される武闘大会について知っていたり、その戦いでは「うむ(yes)」しか選べないなど求道者である。若き勇者アークを助け、彼らと共に聖櫃を見つけたイーガは修行で会得した心技で聖櫃から与えられた試練を乗り越えるが…
アークⅡでは
ロマリアにあるキメラ研究所に、ある賞金稼ぎによって捕縛されて突き出される。担当者であるガルアーノによって投獄されるが、扉を蹴破り逃走。幻影を生み出す装置を破壊して各地の英雄をまとめ上げ、一行の勝利に貢献した。前作では戦士の一人に過ぎなかったが、今作では冷静な策士的な一面もあり、母国グレイシーヌのために奔走する。
グレイシーヌ救援の際に助けてくれたサニアを心配したり、相棒のトッシュを宥めるなど性格も丸くなり、「サイン頂戴」とねだられた時に「私のではだめか?」と天然要素を発揮する。知勇兼備の英雄として世界崩壊を防いでいたが、その願いはむなしく散ることとなる。
アークⅢでは
ジハータと言う地方の一部になった旧グレイシーヌ国のペイサスとラマダ寺で修行しつつ、大災害の後遺症に苦しむ人々の救済に乗り出す。1での初登場時と同じような法衣(2では常に半裸)を着て、宝冠(覆面?)風の帽子をつけている。
周囲からは亡き大僧正の跡継ぎにと望まれたが、修行不足を理由に辞退しており、あくまで代理を名乗る。アカデミーに唆されて寺の宝を盗んだ術者ティクバに対して「ワシの弟子となって修行されよ」と諭す。若き同志アークをなくし、殺し合う日々を送っていた事への後悔を匂わせる場面は多かったが、この名裁きが命と名誉を重んじる彼の気質を如実に表している。
また、リシャルトと言う学者と知り合いで、それがアレク一行の行く手を開くこととなる。
能力
Ⅰでは防御力とHPが最高の数値を持つ肉弾戦特化型で魔法に弱いなどパワー戦士の典型例だった。攻撃モーションは格闘一筋で、パンチや跳び蹴り、締め上げた上で地面に叩き付ける投げ技を駆使する。特殊技能は格闘家ならではの必殺技と、僧侶らしい魔法風の特技がある。
敵を標的にする「心眼法」と、標的を撃破する魔法「退魔光弾」
周囲の敵を蹴散らす「旋風激蹴」
貫通技「鬼神流影破」
広範囲技「流星爆」
一撃死を喰らわせる「滅掌烈破」
を駆使して闘えるので、場合によればトッシュよりも強くなれる。地獄のスコープで心眼法の範囲を広げ、ディールの牙で反撃時のダメージを高める技巧的な戦いも可能。
Ⅱでは攻守ともある程度強く、地の精霊に仕えるラマダの僧兵らしく回復魔法や大地属性の呪文も会得できる。動きを封じる「呪縛拳」と敵の体力を毎ターン奪う「ラマダ真拳」など新たな技を開発するなど、武術も健在である。また、前方の敵や斜めへの攻撃可能な棒を装備できるので肉弾戦の強さは相変わらずである。だが、動きが鈍いうえに前衛にしては低めの守備力が弱点。
余談
- 個性的なモーションが多く、掴んで叩き付ける技はⅠでは空を飛ぶモンスターが使う技「叩きつけ」と似ている。Ⅱでは投げ技が消えた代わりに棒を装備できるが三節棍で殴るモーションになり、パンチやキックの際には「気」を纏うようになる。
- モンスターゲームではほぼ主役に近い扱いで、エンディングで「修行に終わりはない…!」とセリフが入っている。チョンガラメインのカジノゲームでも彼のセリフは多用される。