アトラス制作のゲーム女神転生、およびそこから派生したシリーズで登場する基本魔法を記載する。作品によっては呼び方が変わっていたりする魔法もあるが、ここでは女神転生、ペルソナシリーズ、真・女神転生シリーズ、デビルサマナーシリーズに出てくる基本魔法を羅列する。
魔法体系
基本
- 魔法の威力は、語尾に「ダイン」「オン」等の言葉をつけることにより表現される。
- また、前に「マハ」「メ」等の言葉を付加することにより、全体を対象とする魔法であることを表現する。例えば「ジオ」系で最大威力の全体魔法は「マハジオダイン」となる。
攻撃魔法
火炎系
強さの順：アギ⇒アギラオ⇒アギダイン。
全体魔法は：マハラギ⇒マハラギオン⇒マハラギダイン。
全作品中唯一主要魔法から外れた事がない系統。
氷結系
ブフ系。氷でダメージを与え、動きを封じる（FREEZE）事もある。
強さの順：ブフ⇒ブフーラ⇒ブフダインの順。
全体魔法：マハブフ⇒マハブフーラ⇒マハブフダイン。
電撃系
ジオ系。感電させることによりダメージを与え、動きを封じる（SHOCK）事もある。
強さの順：ジオ⇒ジオンガ⇒ジオダイン。
全体魔法：マハジオ⇒マハジオンガ⇒マハジオダイン。
衝撃系
ザン系。衝撃を与えてダメージを与える魔法。
強さの順：ザン⇒ザンマ⇒ザンダイン。
全体魔法：マハザン⇒マハザンマ⇒マハザンダイン。
破魔系
ハマ系、もしくはハンマ系。聖なる力で悪魔を消滅させる魔法。
強さの順：ハマ（ハンマ）⇒ハマオン。
全体魔法：マハンマ⇒マハンマオンとなる。呪殺系のムドと対立することが多い。
呪殺系
強さの順：ムド⇒ムドラ⇒ムドオン。
全体魔法：マハムド等。破魔系と対立することが多い。アリスの死んでくれる？はペルソナシリーズにおいて最も有名で強力な呪殺系。
万能系
メギド系。無属性のエネルギーでダメージを与える魔法。攻撃魔法では唯一魔法反射の影響を受けず、耐性を持つ者も極めて少ない。
全体魔法：メギド⇒メギドラ⇒メギドラオン。
水撃系
強さの順：アクア⇒アクエス⇒アクアダイン。
全体魔法：マハアクア等。『P2』に登場。
『P2』では氷結系から主要魔法の座を奪ったが、それ以降のシリーズでは登場していない。
疾風系
強さの順：ガル⇒ガルーラ⇒ガルダイン。
全体魔法：マハガル等。『ペルソナ』で初登場。
ペルソナシリーズでは衝撃系のザンに変わって主要魔法となっている。（『P3』以降では衝撃系自体が登場しない）
地変系
強さの順：マグナ⇒マグナス⇒マグダイン（テラ⇒テラジ⇒テラダイン）
全体魔法：マハマグナ、マハテラ等。マグナは『ペルソナ』で初登場で、この時は分類が地震系であった。疾風系のガルと違ってペルソナシリーズに根付かなかった。
重力系
強さの順：グライ⇒グライバ⇒グラダイン。
全体魔法：マハグライ等。『ペルソナ』で初登場。『P2』では万能属性に変更される。
核熱系
フレイ系。『ペルソナ』と『P2』に登場。ペルソナ5にも登場。
強さの順：フレイ⇒フレイラ⇒フレイダイン。
念動系
サイ系。念動力で攻撃。FC版『I』と『デビルサマナー』に登場。ペルソナ5にも登場
『女神転生II』ではザン系は「念動力の衝撃波」という設定だった。
爆発系
ダーム系またはギガ系。『偽典・女神転生』と『魔神転生II』に登場、前者ではダーム系、後者ではギガ系と呼ばれる。
回復魔法
体力回復系
ディア系。対象のHPを回復する。
強さの順：ディア⇒ディアラマ⇒ディアラハン
全体魔法：メディア⇒メディラマ⇒メディアラハン。
復活系
リカーム系。対象の死亡（瀕死）状態を回復する。サマリカームでは対象のHPも完全に回復する。使用者の命を犠牲にして全体を復活・回復するリカームドラという魔法もある。また、戦闘中のみ一時的に不死の者として復活させるネクロマという特殊な復活魔法も存在する。
状態異常回復
対象の状態異常を回復する魔法には、パトラ系とディ系とに分かれる。
パトラ系は程度の軽い状態異常を治す。単体魔法はパトラ、全体魔法はメパトラ（ペンパトラ）。
それに対しディ系は、パトラ系で治せない物の内、それぞれに対応する状態異常を治す。ポズムディ（毒）、パララディ（麻痺）、ペトラディ（石）等。全体魔法は無し。
補助魔法・その他
能力増加
カジャ系。対象の能力を増加させる魔法。
タルカジャ（攻撃力上昇）、ラクカジャ（防御力上昇）、スクカジャ（命中率上昇）、マカカジャ（魔法攻撃力上昇）など。
デカジャはこれらの能力増加の効果を打ち消す。
カジャ系は耐性や魔法反射などには影響されず100%効果がある。単体・全体魔法に分かれている作品もある。他にも、一度に全ての能力を上げるものもある（『P4』ではヒートライザ、『SJ』『真・女神転生Ⅳ』ではラスタキャンディ）。
能力低下
ンダ系。対象の能力を低下させる魔法。タルンダ（攻撃力低下）、ラクンダ（防御力低下）、スクンダ（命中率低下）、マカンダ（魔法攻撃力低下）など。デクンダはこれらの能力低下の効果を打ち消す。ンダ系も敵の魔法耐性や魔法反射などには影響されず100%効果がある。単体・全体魔法に分かれている作品もある。全ての能力を下げるもの（ランダマイザ）もある。
状態変化
対象を眠らせるドルミナー、魔法を封じるマカジャマ、魅了するマリンカリン、混乱させるプリンパ等。変わったものとして、対象をカードにするシャッフ系、鏡にするキョウ系がある（『デビルサマナー』に登場）。
その他戦闘中の魔法
物理・魔法攻撃を反射するテトラカーン・マカラカーン、呪殺系の攻撃を防ぐテトラジャ、仲魔を召喚するサバトマ、戦闘から脱出するトラフーリ等がある。
移動中に効果のある魔法
3Dダンジョンで周囲の地図を表示するマッパーはシリーズに特有の魔法であり、この存在により他の3D形式のRPGとは一線を画すこととなる（なお、この効果を魔法以外の方法で得ている作品もある）。他には、敵の出現を抑制するエストマ、同じく増加させるリベラマ、地形によるダメージを抑えるリフトマ等がある。
（参考・引用：Wikipedia）
