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長兄松の編集履歴

2016-08-25 21:58:30 バージョン

長兄松

ちょうけいまつ

『おそ松くん』およびその派生作品や関連作品での、おそ松&カラ松のコンビタグ

概要

長兄松とは『おそ松くん』およびその派生作品に登場する六つ子のうち、長男である松野おそ松および次男である松野カラ松のコンビ名である。

由来は二人が六つ子の中の長男と次男という、上二人であることから。



ファンの間で生まれた非公式の呼称である。

……と思われたが、おそ松さんinナンジャタウン サテライトにて発売のダイカットクッションの公式販売詳細に年中松末松とともに呼称が登場。公式にも認識が生じた様子。


注意事項

※『長兄松』はコンビタグです。腐向け要素を含む作品にはつけないよう棲み分けにご協力お願いします。またそのような作品にタグが付けられていましたら、外してもらえると助かります。

BL松やCPタグとの併用はお止め下さい。


関係性

おそ松くん』と『おそ松さん』で違いがあるがここでは両方紹介する

おそ松くん

おそ松チョロ松の次に一緒に行動している姿が見られるのがカラ松である(ただし2人で組むことはあまりない。チョロ松を含めた3人で行動することが多い(六つ子兄組))。

兄弟の中でも上のほうであるためか、弟たちより前に出て行くという行動原理には近しいものがあるのかもしれない。しかし頭がカラっぽらしいカラ松は比較的おそ松に騙されやすく、おにぎりで騙されておそ松の身代わりにされてしまうオチの話もある。


おそ松さん

アニメ放送前、公式サイトから見ることのできる「おそま通信」の創刊号では、おそ松カラ松はアニメ放映について特に強いやる気を示していることが伺えていた。


本編中では、二人組だけでの行動、会話のやり取りは必ずしも多い方ではない。

しかし、六つ子の長男次男という上二人の立ち位置には近いものがあるのかどうか、この二人だけの行動に着目すると他の兄弟とはまた違った関係性が見えてくるようにも思える。



ちなみに、有志のファンが作成した本編全25話中六つ子の中でどのコンビが隣同士で並んでいることが多いかを集計した動画が存在し、長兄松は総合1位を獲得している。

また、単に兄弟順(生まれた順)で並んだものを除外した集計も存在するが、そちらでも2位の紅松を引き離してトップとなっている。



アニメ2話Bパート「おそ松の憂鬱」では、橋の上で逆ナンパを待ち構えていたカラ松に対し、おそ松は後ろからいきなりホラーマンガのような顔で脅かし、驚いたカラ松は悲鳴を上げて川に落ちた。

その後、カラ松を川から引き揚げたのか待っていたのかは不明だが、おそ松がタンコブを作って町を歩いていることから、少なくともカラ松に殴られはしたのだろう。

話を通して弟達から雑な扱いを受けてもあまり怒らないカラ松だが、唯一の兄であるおそ松には手加減しないようだ。


6話Aパートでは、ハタ坊の会社にて社員から「旗の調子」を問いかけられた際、この二人が小声で相談し合っている様子が見られる。


10話アバンでは、二人で釣堀にて釣りに興じる。そこでカラ松はおそ松に「悩んでることがある」と打ち明けた。

普段はカッコつけてばかりいるカラ松がこうして悩みを相談するあたり、おそ松のことをそれなりに信頼しているようである(内容はやはりイタかったが)。

また、カラ松の相談に対しておそ松の方も相談を無視したりはせず、それなりに兄らしい・彼らしい言葉を送っている。


11話の話の一つ「十四松とサンタ」ではカラ松がおそ松の上に寝転び、二人共々熟睡している。またこの時おそ松、カラ松双方が片腕を挙げて寝るというよく似た寝相を披露した。(二人が揃って片腕を挙げて眠るのはアニメ1クール目のOP映像でも確認出来る)


13話では、他の弟たち同様、おそ松にエロ本についての云々を見抜かれていて弟共々焦りを見せるカラ松の姿が見られた。

また、銭湯でお互いの背中を洗う場面や、服を着る順番が六つ子の中でおそ松とカラ松だけ同じと分かるシーンがある。


14話Aでは、風邪で寝込んだ弟たちを看病するための買い出しと言う名目で自分たちの財布を磨ったおそ松へ対し、カラ松は他の兄弟と共に怒り顔を見せた。

身内兄弟へ向けてのカラ松の真っ当な怒り顔は何気に初登場である。やはり兄には厳しいのか。

一方で、カラ松の風邪が治り兄弟たちに何が欲しいか聞く場面では、おそ松の布団の側にも寄る一面も見られる。


14話Bパートでは、末弟の『兄弟ランキング』がどうしても気になったカラ松はトド松本人に自分の順位を尋ね、「一位に決まってるでしょ」と返されて歓喜に飛び上がっていた。次いでおそ松も流れに乗じて尋ねたところ「一位だよ」と臆面も無く答えられ、喜びのあまり舞っていた

末弟のどこか見え透いた供述に素直に喜びを見せた二人であった。


15話Cでは、見た目も中身も超絶ドブスな花の精の我儘に付き合い、言われるまま尽くすカラ松を見て、おそ松が「ちょっと待った!」と制止する場面がある。この際、心配そうな表情を浮かべている三男六男、通常通りの表情の四男五男に対し、おそ松は珍しく一人厳しい表情を浮かべていた。


16話Bパートでは、珍しく(相手は実はカラ松のフリをした四男であったものの)おそ松がカラ松と2人きりの時どういう会話をしているのか窺い知ることが出来る。

おそ松が一松の猫用煮干しの隠し場所の秘密をカラ松に明かす他、「食べていいよ」と勝手に勧める、カラ松の革ジャンを「実は前から着てみたかったから貸してほしい」と頼むなどしている。その後、一松がその場を切り抜けるための手段として、カラ松としておそ松に愛の告白をし、それを受けたおそ松がドン引きする場面が見られた。その後、誤解は解けたのだろうか…。


18話Bパートの主役争奪カートレースでは、おそ松を弟たち5人で甲羅を投げつけ攻撃した後、カラ松は「これでクソ政権にピリオド」と言い放つ。おそ松がいなくなったため自動的に来週から次男の自分が主役に…とイタい妄想を語るが、一松から攻撃を受け死亡。その後トド松一松「上二人=クソ」とまとめて悪口を言われてしまっていた。

終盤の潰し合いではおそ松が「モテたい!」と叫んでカラ松に目潰しをしており、カラ松も「あぁ…モテたい!」とまったく同じ本音を叫んでいた。


20話Bパート「スクール松」では、クズ番長おそ松と自称オシャレ番長カラ松がタイマンで靴飛ばしなどで平和に勝負をし、男の友情を深める場面があった。


22話Bパート「ファイナルシェー」では、武術大会で二人とも同じ金額(60円)をイヤミの勝利に賭けていた。また対戦相手に負けそうなイヤミを応援する際に、なぜか二人で全裸になった。カラ松に関しては、パンツを振り回していた。


23話Bパート「ダヨーン族」では、ダヨーン族の集落を発見した際におそ松が「ど、どうしよう…」とカラ松に相談するが、カラ松も「いや、どうって…」とさすがに素で答えた。

その後、チョロ松と共に大量に押し寄せてきたダヨーン族から逃げていたが、チョロ松が自分の吐いたゲロで滑って転んだ際には、揃って彼を見捨てた(カラ松は、口だけでも彼を心配するような言葉を投げかけていたが、足を止めることはなかった)。

集落で暮らすことになった後は、チョロ松だけはこの現状は現実逃避であると内心苦悩していたが、おそ松とカラ松は堕落した生活を本気で楽しんでおり、ダヨーン族から出ていくよう諭された時は2人で嫌がって駄々をこねていた。やはり働きたくない・人に頼り切って生きたいという概念に関して長男と次男は全く同じ思考を抱いている様子。


24話Bパート「手紙」では、チョロ松の就職祝いの席で何度かぶつかってきた十四松を蹴り飛ばしてしまったおそ松をカラ松が「よせ」と制止し、殴り飛ばした。その後おそ松を家の外に連れ出していた(外に出た二人がどんなやりとりをしたのかは不明)。

なお、おそ松がキレる直前のシーンでカラ松はおそ松を見ており、ガヤに交じってボケつつおそ松に何度かぶつかった十四松にやめろと制止をするなど、おそ松の変化に気づいていたと思われる描写がある。


25話「おそまつさんでした」では決勝戦の9回ウラでバッターボックスに六つ子が立った場面で、「優勝したらナニする権利をあげる!」と宣言したトト子に対し、おそ松は「やりたい」カラ松は「やらせてくれ」と似たようなことを叫んでいた。


コミック版おそ松さん

月刊YOUで連載中のコミック版では、アニメ本編と比べおそ松とカラ松の絡みが比較的多めである。


月刊YOU3月号掲載の3話では、おそ松がチョロ松から逃れるために始めた寸劇でカラ松がおそ松の親友かつ部活動での相方役を務め、怪我を押してまで大会に出場しようとするおそ松に心中覚悟で付き合うというシーンがある。


同じく月刊YOU3月号掲載の4話では、スノーボードに興じるために雪山に六つ子たちが遊びに行くも、おそ松とカラ松だけ勘違いして登山の格好でやってきてしまう。

弟たち4人に馬鹿にされた2人は4人と分かれ意地になって登山を続けるも、見事に遭難し、現実逃避のため2人で雪合戦を始める。やがて我に返った2人がなんとか暖を取ろうと雪山を歩き回っていると、世を捨てて山に移り住んだ仙人が住むロッジを発見し……


月刊YOU4月号では、酔っぱらったおそ松とカラ松が肩を組んで歩く姿が見られる。


呼び方

長男であるおそ松は基本的に弟たちから「おそ松兄さん」と呼ばれることが通例である中、カラ松だけは唯一の兄であるおそ松に対する呼称が多様に存在する。


自粛により幻となってしまった1話では、カラ松はおそ松を二度「おそ松兄さん」と呼んでいる(時系列的に「おそ松くん」の時代にあたるシーンと、F6が登場するシーン)。


7話「4個」にて、カラ松がおそ松を「兄貴」と呼ぶシーンがある(後ろのガヤ)。しかし、厳密に言えばこれはおそ松に対してなのか、一般的な兄という存在に対して言及しているのか不明である(たとえは自分に対して兄貴としては、などと使用する場合もある)。

公式ラジオ第3回においては、カラ松の声優が「兄貴」と発言している。

また、2016年5月8日に開催された公式イベント『フェス松さん』昼の部においては、退場口を間違えて進もうとするおそ松の声優に対してカラ松の声優がカラ松の声色で「兄貴兄貴、こっちだぜ」と呼びかけている。これは、おそらく退場口の間違いがハプニングであったためにアドリブでとっさに呼んだものと思われる(夜の部にこのやりとりは無い)。

更に、公式ゲームアプリ『おそ松さんのへそくりウォーズ』でも、カラ松がおそ松を「兄貴」と称している。


10話アバンでは「おそ松」と呼び捨てており、この時のおそ松も平然と受け答えをしている。

また、16話Bパートではカラ松の「ふり」をした一松もおそ松を呼び捨てにしていた(一松は本来おそ松を「おそ松兄さん」と呼ぶ)。このことから、カラ松は普段から弟達の前でも兄を「おそ松」と呼び捨てにしていることが推測される。

21話Aパート「麻雀」は六つ子各々のプレイスタイルがカラ松の独白で解説されるという展開だが、この回でもおそ松のことを終始呼び捨てで呼んでいる。


このように全体を眺めた結果、8話「なごみのおそ松」や15話「面接」、20話「スクール松」など六つ子が兄弟ではなく他人という設定になっているパロディ回や、デリバリーコント各回を含めた本編全25話、ドラ松CDやコミック版「おそ松さん」などのアニメ以外のメディアミックス中、弟5人のうちおそ松を「おそ松」と呼び捨てにするのは現時点でカラ松だけである。

一方でカラ松は、弟4人のうち2人から呼び捨てにされてたりする。(ただしチョロ松も一松もカラ松兄さんとも呼んでいる為意識的に呼び捨てしているようにも受け取れる)


ちなみに、おそ松個人に対する呼びかけではないものの、14話や23話、24話では、弟たちとまとめて「ブラザー」と呼んでいるシーンもある。


おそダス(公式考察本)(19/08/25発売)

こちらには「おそ松を止められるのはカラ松だけ、その為呼び捨てで呼んでおり対等である」という旨の富永プロデューサーによるインタビュー回答がある。

その為基本的には呼び捨てである可能性が高い。


余談

アニメージュ2月号Vol.452にて、カラ松の声優が、カラ松視点で「一人で相談事をしたり、おそ松とだけは他の兄弟と距離感が違う気がする」といったことをコメントしている。

また、PASH!3月号での一松の声優との対談では、「(おそ松もカラ松も兄という立場だが)カラ松は長男ではないというところで常に一歩下がっている」、「6人全員で何かする時の主導権はおそ松に委ねている」、「カラ松がああいう話(悩み相談)が出来るのはおそ松だけ」という解釈の上で演じているとコメントしている。

アニメ公式ファンブックにおいてはインタビューに対し「弟たちに弱いのではなく、好きにさせている感じ」とした上で「おそ松に対して強いのは長男として引っ張る役目を任せており、頼っているからなのではないか」とコメントしている。


おそ松の声優は月刊YOU2月号で「(貧乏くじを引かされやすいところが)カラ松の方が長男っぽい」というインタビュー解答をしている。

また、アニメ公式ファンブックのインタビューでは、10話アバンにおいておそ松がカラ松に送った「そのままでいい」という言葉を「誰もがほしいもの」であると称した上で、その言葉をおそ松自身に送っている。


anan2003号のおそ松さん特集には六つ子へのインタビューとグラビアが掲載されており、「一つ下の弟に感謝の言葉を伝えるならば?」「一つ下の弟のどこが好き?」というQ&Aが存在する。長男であるおそ松は、次男のカラ松への感謝の言葉とカラ松の好きなところを回答している。

滅多にないおそ松からカラ松個人へのメッセージであるうえ、このインタビューの原案は「おそ松さん」メイン脚本とシリーズ構成を担当する松原秀氏であるため、長兄松コンビが好きな人には必見である。


関連イラスト

ずいぶん楽しそうじゃんかたった一人のお兄ちゃん


関連タグ

一般

おそ松くん おそ松さん 六つ子(おそ松くん) おそ松 カラ松

腐向け

※以下のタグはBL松と併用すること

おそカラ カラおそ

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