概要
MMDドラマ『艦これ必殺仕事人』の主人公。
pixiv小説『艦これ必殺仕事人・外伝』では、主人公・夜崎かがなの父として、20年後の姿で登場。
なお、特に注記が無い場合、pixiv小説の『外伝』における夜崎御影について書き記す。
詳細プロフィール
性別:男
年齢:44歳
階級:海軍元帥
利き腕:左
MMDモデルイメージ:YM式KAITOV1
人物
第七地方参謀本部隷下・第三参謀区を任されている参謀にして、一夫多妻制の軍人一家『夜崎御影一家』の初代当主。
あまり喜楽の感情が表に出ず、どこか冷たい印象を与える優男。
実年齢は44歳で、何十人もの妾と子宝に恵まれているが、誰がどうみても20代程度にしか見えない。
元提督で、かつては第四十二鎮守府の提督だった。提督時代から仕事をロクにせず怠けているため、周りからは昼行灯と呼ばれる始末だが、やる時はキチンとやる。
艦娘を発情させてしまう体質を持っており、部下になるほぼ全員の艦娘が色情魔になってしまう。夜戦自体は非常にタフであるが、人としての最低限の常識と道徳心から常に夜戦を避けており、憲兵やゲシュタポなどからの摘発を必要以上に恐れている。
深海凄艦からは『八咫烏』の名前で、義賊として語り継がれており、各鎮守府が深海凄艦との和平交渉を行う際、彼が繋ぎ役として動くことがある。
いわゆる『和平派』で、深海凄艦との和平を推し進める派閥の一角を担う。
実は、20年以上前から仕事人として晴らせぬ恨みを晴らし、許せぬ悪を消してきた伝説的存在。元締『八咫烏』として第七地方一体をシマとしており、自身もまた『黒染め』の名で知られる現役の仕事人である。
5~6年前、大規模な裏稼業の弾圧があった際に、七元帥筆頭・藤堂貴幸の推薦を受け、元帥府入り。参謀に転身した。
ただし、外伝の主人公はあくまでも彼の娘・夜崎かがなである。
出自
かつて紀州徳川家に仕えたとされる武士を祖先に持つ『夜崎家』の宗家の長女を母に持ち、中村国光(仏門に入り『光栄斎』の号を貰っていることから、中村光栄斎国光ともいう)を父に持つ。
両親は物心つく前に離婚。母親が御影を引き取ったため、彼は夜崎姓となった。
父親の国光は戦国武将である細川忠興(三斎)の長男・忠隆を祖先に持つことから、本来は細川家を先祖に名乗るべきだが、諸事情から細川忠興正室・珠子の実父である明智光秀を先祖に名乗っており、御影もそれに倣う。中村国光の曽祖父が、明治期に雑賀孫市(鈴木重秀)を祖先とする家系と婚姻を結んでいるため、雑賀孫市も祖先に持つことになるが、こちらについてはあまり多くは語られていない。
夜崎家としては『丸に釘抜紋』が正式な家紋であるが、夜崎御影一家としては『桔梗紋』を使用している。両者をTPOに応じて使い分けている。
得物
使っている打刀は御影が贔屓にしている刀匠に作らせたもので、登録証はあるものの、柄に仕込み刃のあるものと無いものの二種類で一つの登録証を取っている密造刀剣。
御影が使っている刀は、十六夜義光と対の存在である『十六夜影光(いざよいかげみつ)』。彼の刀は密造された方で、仕込み刃が付いており、目釘を抜くことで鮫皮に覆われた部分を外すことができる。
かがなが使う『十六夜義光』は、いわば十六夜影光の身代わりのようなもの。
家族構成
妻
加賀
夜崎御影の正室にして、かがな、景正、景義の母。表向きは退役艦娘だが、裏の顔は夫や子供達と同じく仕事人として暗躍している。
仕事の際の通り名は「三味線屋の加賀」
赤城
夜崎御影の第2夫人にして、秀影の母。退役艦娘にして加賀と同じく裏稼業に従事する仕事人でもある。
翔鶴
夜崎御影の第7夫人にして、撫子の母。
本来は穏やかな性格で、他の艦娘達を諌める役どころ……なのだが、最近とんでもない趣味に目覚めた撫子に付き合って更に深みへと嵌りつつある模様……
子供
夜崎かがな
夜崎御影と加賀の長女にして、外伝の主人公。
元3番筋である那珂、川内、神通と共に、父とは別に仕事人稼業を行っていたが、後に父から正式に認められる事になる。
若干17歳にして剣術の達人……しかし変態である。
夜崎景正
かがなの双子の兄で、第53番鎮守府(通称ゴミ鎮守府)を任されている大佐。
時代がかった古めかしい口調と和装が特徴の物静かな青年。秘書艦は榛名。
最近は仕事人稼業以外に、暴走気味な妹の尻拭いで頭痛が絶えない模様……
夜崎景義
かがな、景正の弟にして加賀の二男。
和装を好む兄とは対照的に、19世紀の英国紳士を思わせる、フロックコートとシルクハットのスタイルに拘る洋装の青少年。一人称を人によって使い分けるが、主に「ボク」が多い。
登場時は若干16歳にして提督見習いをしている少佐で、新米司令官が避けては通れない「僻地への着任」を嫌がって補佐官の地位に留まっていた。
夜崎軍記其の五で、司令官が謎の死を遂げた第四十二鎮守府の後釜として、大本営の推薦を受けて晴れて提督に着任した。
姉や兄とは異なりカトリックに帰依しており、ヨシュアという洗礼名も授かっている。また殺しの際も、直前直後に十字を切って神に祈りをささげるのが彼のスタイルでもある。
夜崎秀影
夜崎御影と赤城の息子にして、16歳の海軍大尉。海軍特別警察隊の隊員で、第七地方の軍内刑事事件を専門とする捜査部門『捜査隊』に所属する刑事。
本来は景義より少しだけ年上だが、家督に興味がなく、序列上では彼が三男扱いで景義が次男扱いとなっている。
怪力の持ち主で、重さ30kgにもなる黒い警杖で相手を撲殺する仕事人。壁を突き破るなど、やることが派手。
姉の変態ぶりについては、兄や弟共々悩まされている。
ちなみに、脳筋である。
戸籍上は『秀景』。
夜崎撫子
夜崎御影と翔鶴の娘。14歳。黒い長髪と普段から纏う黒い着物、頭に巻いている白い桔梗紋入りの水色鉢巻を除けば、母と瓜二つの容姿。
公立中学校に通う中学生で、民間人。異母兄である景正と仲が良く、よく鎮守府に出入りしている。
かがなと同じく、独自に行動している仕事人の1人。伊賀流忍術を独学でマスターしており、殺しの際は愛刀である忍刀『新月今門(しんげついまかど)』を腰に差し、逆手で抜刀して始末する。
最近、姉のよからぬ影響に毒されたらしく、趣向がとんでもない方向へと突っ走りつつある。
海軍関係者
藤堂貴幸
御影をはじめとした七元帥を束ねる筆頭にして、連合艦隊司令長官を率いる初老の男。
戦国武将である藤堂高虎の子孫にあたる男で、御影と仕事人の内情を知る海軍高官の1人。
外伝・第三話で、孫の幸雄を失った恨みで御影に仕事を依頼した。
※当初は真田信繁を祖先にするつもりだったが、諸事情で藤堂高虎を祖先にした。通り字が『幸』なのは設定段階の名残。
長宗我部義親
七元帥の第五席に名を連ねる元帥で、第七地方参謀本部の代表。
戦国武将である長宗我部元親の子孫にあたる男で、色白の肌と黒髪が特徴的な人物。
実は御影とは知人同士であり、彼もまた多くの艦娘を娶っている。
蒼崎竜一郎
仕事人とは異なる裏稼業、渡し人を率いる444番鎮守府の若き中将。
海軍最強と謳われる五大剣の一員で、多くの艦娘や深海棲艦に慕われている好人物。
但し生い立ちの関係からか貞操観念に対しては厳格で、多くの妻を娶っている御影とは異なる魅力を有している(言うなれば少年の如き穢れ無き純朴さを有していると言っても過言ではない)。
ちなみに彼や渡し人は『闇の大本営』に属している者達だが、御影達仕事人も組織が暴走しかねない事態に陥った時の為に闇の大本営を監視している。
艦これ渡し人の主人公。
電(初代)
現存する最古の艦娘にして、現在では珍しい人間がベースとなった艦娘(艦娘の大半はクローニングによる人造人間がベースとされて生まれている)。
見た目は通常の電に近いが頭1つ分背が高く、セーラー服の上から第二種軍装の上着をトレンチコートの様に羽織っている。
現役の艦娘にして横須賀海軍士官学校の校長という二足の草鞋をこなしており、かがな、景正、景義、秀影も実は彼女の教え子である。
その性格、訓練や講義の内容は一言で言えばスパルタそのものであり、多くの教え子達からはマスター・プラズマの異名で畏怖されている。
登場作品
主演
艦これ必殺仕事人(MMD)
必殺!艦これ渡し人(MMD)
艦これ必殺仕事人・外伝
夜崎軍記
裏夜崎軍記(18禁)