データ
概要
ナマコブシとは、『SM』に登場するポケモンの一種。モデルは文字通りのナマコ。名前は恐らく「ナマコ」+「拳」か。
見た目としては、おはぎに細長いイチゴがニョキっと生えた容姿で、ポケモン公式HPで見たトレーナー達がメロメロになったに違いない。
しかし、その可愛らしさとは裏腹に、可愛そうな設定を持っている。ナマコブシは、その形状・生態から観光客には気味悪がられており、観光客向けのビーチではナマコブシを海へと投げる「ナマコブシ投げ」というバイトが存在しているという。
さらにVジャンプのYouTube公式チャンネルで主人公も実際にナマコブシ投げのバイトに参加できることが判明した。PVを見る限り給料は20,000円と中々の破格(もちろん海へ投げた数によって変動することや、開発中のPVだからこそ高くついているとも想定されるため確定とは言い切れないが…)
ところが、気に入った場所から動こうとしないという習性があるため、投げてもまた元の場所に戻ってしまうためラチがあかないらしい。
因みに、アローラ地方のモデルとなったハワイ・グアム島でも実際に浜辺に打ち上げられたナマコを海に投げて帰すアルバイトがあり、これが元となっていると思われる。
その生態とは、口やトゲを触られると、嫌がって拳型の内臓を飛び出して殴りかかってくるというもの。リアルのナマコは危険を感じると内臓を吐き出す(ただし口ではなく肛門から)特徴を持つため、そこから来ているのだろう。なお、吐き出した内臓は1~3ヶ月で再生する。それ故か、ナマコブシもじこさいせいをレベル37で覚えられるらしい。
だが、良い点もあり、ナマコブシは敵から身を守る時に特殊な粘液を出すのだが、この粘液には保湿効果があり、陸上で1週間いても肌が乾燥しない。これを生かして、アローラ地方の人々はこの粘液をスキンケアとして使われている。便利なところもあって、良かったね!
また、決して心無い人間の被害に遭っている事もなく、気に入った岩場を見つけるとその場一切離れないため、エサがその場で無くなってしまうとやがて飢えてしまい、可哀想に思ったアローラ地方の人々は飢えているナマコブシをエサのある海に投げる事がある。やっぱり投げるんじゃないか!
ちなみに、ナマコブシはソーナンスの様に、直接攻撃する技を一切覚えないと言う欠点もある。ただ、レベル17でカウンター、レベル45でどくどく、技マシンでかげぶんしんやしんぴのまもり(ナマコなのに!?)等、サポート技や変化技を沢山覚えるので言うなれば鳴かぬなら、鳴くまで待とうホトトギス型と言えるかも知れない。ちなみにこの様な性能だからソーナンスの立場が全く無くなってしまうと言うわけではない。何故ならナマコブシはミラーコートやみちづれを覚えない上、特性かげふみで相手を縛れるし、HPが非常に高いのでカウンター・ミラーコートをより活かせるからである。(とはいえソーナンスより技を覚える分、やれることが多いのは間違いないが。)
とくせいはポケモンSMから新登場の「とびだすなかみ」。それは、倒れた際に、最後の攻撃を受けた時に残っていたHPの分だけ、相手にダメージを与えるという今までにないとくせいとの事。上記の生態に準じた特性と言える。