基礎データ
※すながくれ:天気が砂嵐のとき、回避率が1.25倍になる。また、砂嵐のダメージを受けない。手持ちの先頭にいると、天気が砂嵐のとき、野生ポケモンが出現しにくくなる。
※すなかき:天気が砂嵐のとき、すばやさが2倍になる。また、砂嵐のダメージを受けない。
進化
サンド→サンドパン(Lv.22)
概要
サンドがレベル22で進化するポケモン。野生でも生息している。
初代は必殺「きりさく」で猛威を振るったサンドの進化系のポケモン。今は見る影もない。
結構器用なのだが普通の物理型をやらせても劣化扱いされがちで、素早さも中途半端。
その上自力で強力なじめん技を覚えられないなど、実にわかりやすいほど不遇ポケモンであったが、BW2で「マグニチュード」「じしん」などを自力習得できるようになっている。
H75・B110と高めの物理耐久や、そこそこ多彩な技を持つため、油断してると案外苦戦する。
普通の物理型では劣化になりがちなので、牽制用に「じならし」「いかりのまえば」、弱点対策に「ストーンエッジ」「つばめがえし」を入れれば活躍してくれる…筈。
夢特性で「すなかき」を入手。バンギラスと組ませるとドリュウズ以上に安定して戦いができるものの、向こうの方が火力は高いので他のパーティメンバーを見て選択するのがいいだろう。
デザインがかっこよくも可愛いと案外サンドパンのファンは少なくはない。
進化して欲しいような、しかし進化して変なデザインにならないか心配されているポケモンである。
名前の由来はおそらくサンド+パンゴリン(センザンコウ)。
ねずみポケモンだが、センザンコウやアルマジロに近くあまりネズミっぽくない。
センザンコウは、昔はアルマジロやアリクイなど貧歯目(現在ではアルマジロは被甲目、アリクイは有毛目に分けられている)に分類されていたが、食肉目(猫や犬などを含むグループ)に近いということがわかっている。
他にハリネズミ目(旧来の食虫目はハリネズミ目とトガリネズミ目に分割)のハリネズミ、齧歯類ではヤマアラシがモデルに入ってると思われる。
リージョンフォーム
基礎データ
SMから登場する、アローラ地方の環境に適応するために姿を変化させたサンドパンの姿。アローラのキュウコンと対になっているためなのかレベルアップではなくこおりのいしによる石進化なので注意。
特徴のトゲは変化した事で鋭いつらら状のトゲに変化し、爪もカギヅメに変化している。敵に襲われた時は雪に体を潜り込ませ、背中のトゲだけを出して身を守る。
巨大な氷のトゲを背負っているため、従来のサンドパンに比べスピードが遅く動きも鈍い。しかし、カギヅメを使って雪を掻き分けながら移動し、素早く移動出来る。移動の際の雪しぶきは美しいことで有名で、サンドパンが住む雪原へ足を運ぶカメラマンが多いが、山奥に住んでいるため遭難しやすい。そのため許可なく入山することは禁止にされている。
タイプはサンドと同じく「こおり・はがね」の複合へ変化。
攻撃面では半減が被る噛み合わせの悪さ、防御面では炎・格闘と複数のメジャーな4倍弱点を抱え岩耐性を持たずほぼ鋼単色の劣化、と双方においてあまり優秀とは言い難い組み合わせ。
一応すなあらしとあられ両方のダメージを受けないという利点もあるがその場合はマンムーの存在がちらつく。
特性も通常夢共に天候依存であるため、あられパ以外に投入すると死に特性になるのもマイナスか。
種族値の方は使わない特攻が25とさらに下がった。特攻が減らされた分は防御面に振り分けられ、実質通常サンドパンの上位互換と化している。リージョンフォームの説明から素早さが落ちると思われていたがそんなことはなかった。むしろこの種族値を通常サンドパンにも適用してほしいと言う声は多いのだが…
それにしても、原種が砂・亜種が氷って前にどこかで聞いたような…?