概要
一般には編集者、エッセイスト、作家、映画監督として知られているが、氏の頭の中から生み出される「超常小説」(SF小説)群の独特な世界観に魅了されるものが多い。しかし、それらの小説の挿絵は氏の盟友「沢野ひとし」氏による象徴的ものが多く、イラスト化するのにはかなりの想像力を必要とする。
なお、pixivにおいてははじめ氏のイラストが大半を占めている。
超常小説
「灰汁」「可児」「鼻裂」「百舌」などの登場人物や、 「つがね」「するべ肉」「知り玉」「ネゴ銃」などのガジェットが登場する共通の世界観のものが多い。
「シークがきた」
「ねじの回転」
「アド・バード」 藤原カムイキャラクターデザインでアニメ化が検討されたが中止。また糸井重里によるゲームMOTHERシリーズのロードムービー的展開に影響。
「水域」 自主制作で映画化を予定していたが「ウォーターワールド」に先を越されたため中止。
「武装島田倉庫」 鈴木マサカズ作画で他の超常小説と合わせて再構成したものが「ビッグコミックスペリオール」で漫画化。
「胃袋を買いに。」
「地下生活者」
「中国の鳥人」三池崇史監督により現実寄りな内容で映画化。
「鉄塔のひと その他の短編」
「机の中の渦巻星雲」
「問題温泉」
「みるなの木」
「砲艦銀鼠号」
「銀天公社の偽月」
「ひとつ目女」
「走る男」
「チベットのラッパ犬」
「埠頭三角闇市場」
「ケレスの龍」
その他ベストセレクションが刊行されている。
関連
亡念のザムド 「北政府」「ザンバニ船」などが引用されている。
BLAME! 登場人物名などが作中出てくる。