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ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィの編集履歴

2016-12-17 15:57:13 バージョン

ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ

もえようそてんこもりせいじょ

『ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ』とは、2016年クリスマスイベント「二代目はオルタちゃん ~2016クリスマス~」限定サーヴァントの名前。

ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ――――ここに見ざ

・・・待ってください、スペース足りないんですけど!?

プロフィール

真名ジャンヌ・ダルク
クラスランサー
身長141cm
体重39kg
性別女性
出典史実(史実……?)
地域サンタランド(自称)
属性混沌・善
ILLUST武内崇
CV坂本真綾

大人になった私とは、訳が違います! えへん!


概要

2016年のクリスマス限定イベントに登場するランサークラスサーヴァント。レアリティは☆4(SR)。

ランサークラスの配布サーヴァントは今回が初となる。

よって残りの配布されていないクラスのサーヴァントバーサーカー|のみとなる。

他のクラスは既に2巡してたりするのだが・・・そこは気にしないでおこう。


「・」(中黒点)だらけで分かり辛いが、「ジャンヌ・ダルク」が「オルタ」状態で「サンタ」をやっている上に「リリィ」なのである。竹箒日記内での略称は「J・D・A・S・L」。

ジル・ドレェ聖杯に願ってジャンヌ・オルタが誕生したが、そこに更にキング・ギルガメッシュ胡散臭い薬が加わったことで、このジャンヌ・ダルク・オルタ・リリィが誕生し、そのジャンヌ・ダルク・オルタ・リリィがサンタを志したゆえに生まれた……らしい。

おかげで創造神もキャラ名を『ジャンヌ・ダルク・サンタ・オルタ・リリィ』と間違える破目に…。

ちなみにこの時点で、ジャンヌにランサー適性がある事が確定した。


とりあえず、状況を説明すると、

ジャンヌオルタ、サンタオルタの寝込みを襲い、彼女の代わりにサンタをやろうとする。

その為に子ギルから『透明になる水薬(?)』を貰う。

飲む。

何故か幼くなる。←今ここ

という事になる。どうしてこうなった。

ちなみに、幼くなった後にサンタオルタの部屋に突入するも、就寝を邪魔されたサンタオルタにモルガンを撃たれた模様(そのせいでエクスカリバーに怯えている)。


同イベントにおける配布サーヴァント。メインクエスト第一夜をクリアすることで期間限定加入し、メインクエスト第七夜をクリア後にプレゼント5回目の当たりアイテムである「白銀の交換券」を「イベントアイテムを交換」にて交換することで、正式にプレイヤーパーティーに加入する。

……のだが、リリィに有るまじき煽情的な見た目と、クリスマスプレゼントをあしらった衣装から、在らぬ事を連想する紳士もいる模様。


ちなみに、オルタ化したキャラがリリィ化するのは初めてだったりする。


人物

ジャンヌ・ダルクは言わずとしれた悲劇の聖女であるが、その活躍年数はわずか二年と極めて短い。

ジャンヌ・オルタは本来存在しないジャンヌ・ダルクの黒化した存在だが、ジャン・ダルク・オルタ・サンタ・リリィはその存在しない少女の幼い頃の姿であり、いかなる時間軸にも彼女の如き存在があった記録はない。


性格はどちらかといえば本来のジャンヌに似る。

即ち生真面目、融通が利かない、たまに無茶をする、いざとなれば非合法的手段に訴えるし、いざとではなくとも効率が良ければ非合法的手段も吝かではない、等々。

 

本来のジャンヌと異なる点は、パニックになると慌てふためいた挙げ句泣き出し始め、周囲を混沌に陥れることだろうか。本人としては大人になったジャンヌ・オルタは、そのやさぐれっぷりが見ていて恥ずかしいらしい。


「未だ自分がサーヴァントになったことが恥ずかしいみたいでマスターにどう対応したらいいのか分からないみたいですよ、まったくしょうがないんだから!」


とはジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィの弁。

かくいう本人も、マスターにどう甘えたいのにどうやって甘えればいいのか分からないあたり、やはりジャンヌ・オルタの成長前という事だろう。


サンタオルタに対しては対抗心が旺盛で、「自分こそはその人に相応しいプレゼントを配って上げられる」と豪語する。しかしそのセンスは、サンタオルタに負けず劣らず割とひどい有様で、“相手を喜ばせる”ことよりも“相手を戒め悔い改めさせる”方向に傾倒しており、本当の意味でブラックサンタな状態である。


能力

ステータス

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
FGO主人公CDABA++A+

スキル

聖者の贈り物(C)サンタクロースになりきる事で取得したスキル。プレゼントを配り、心を潤す。未熟であるが、何事も真面目に取り組む姿勢がサンタ的に評価されたのか、ランクは初心者サンタにしてはなかなかのもの。
自己変革(A)本来、全盛期で召喚されるサーヴァントであるが、彼女は例外的に「これから先、成長していく」存在として召喚された。悪を望めば悪に、善を望めば善に。彼女の未来は明るくはないかもしれない。それでも望めば聖者の灯火は与えられるのだ。この“可能性の飛躍”をスキルとして顕在化したものと思われる。
うたかたの夢(EX)
対魔力(A+)魔術に対する耐性。Aランクならばおよその魔術が通じず、現代の魔術師では敵わない。
フルーツケーキパーティークリスマスイベント中限定。フルーツケーキのドロップ数を1個増やす。

宝具

優雅に歌え、かの聖誕を(ラ・グラスフィーユ・ノエル)

Merry Christmas

  • ランク:A+
  • 種別:対軍宝具
  • レンジ:???
  • 最大捕捉:???

聖なる夜、ステキでムテキな奇跡の一瞬。――『優雅に歌え、かの聖誕を』!

……しゃんしゃんしゃん♪ しゃんしゃんしゃん♪ しゃんしゃんしゃん♪ しゃんしゃんしゃん♪


吼え立てよ、我が憤怒」と対を為し、ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィがノリノリになった時に発動する聖歌宝具。悪い子にはお説教(ダメージ)を、良い子には贈り物(バフ)を。

雪の如く降り積もる贈り物は、クリスマスを待つ子供たちに大ウケだとかなんとか。

なお、歌う必要は無い。

でも可愛い。


ゲーム内での種別はBuster。効果は【敵全体に強力な攻撃+弱体耐性ダウン(1ターン)+味方全体攻撃力アップ(1ターン)+HP回復量アップ(1ターン)】


決して弱いわけではないがいずれの追加効果もたった1ターンしか効果が続かず、それを念頭にチェインを組もうとするとどうしても無駄が出てしまう。

特にHP回復量アップはこの宝具の後に回復効果を内包した宝具を使わないと完全に無駄になってしまう。(次のターンにスキルを使う前に効果が終わってしまうため)

上手い事活かせる宝具を揃えるか、いっそどれかの効果を無いものとして扱うかすることも視野に入れないとならない悩ましい宝具である。

ある意味彼女のサンタとしての未熟さの表れなのかもしれない。


関連人物

ジャンヌ・オルタ

見ていて恥ずかしい、未来の自分。

元はと言えば、去年のクリスマスの意趣返しと、クリスマスの到来に向けて浮かれながら準備する彼女からの二次被害の仕返しに、プレゼント袋を簒奪して自分がサンタとなって仕事を完遂させ悔し泣きさせるつもりだった。

つまりリリィ化は諸々ひっくるめると、ジャンぬの自業自得


ジャンヌ・ダルク

自身が「正しく成長した姿」と見ており、オルタと違って懐いている。

初見では「ジル・ド・レェが子供を誘拐してきた」と勘違いした。

まぁ、目玉が飛び出ている不審者っぽい男性と、自身によく似た少女が一緒にいたらそうなる。

彼女の願いは『海を見に行きたい』事。つまり……


サンタオルタ

当人からするとにっくきライバル。

しかしサンタオルタさんからすると、一つ思うところがあるらしく……。


ジル・ド・レェ

JDASL誕生の瞬間に立ち会ったジャンヌ・オルタの共犯者。

しかしCOOOOLな割に、まともにジャンぬへのツッコミ役をこなしている。

幼くなった彼女を見た彼は、これ以上ないほどの至福の表情をしていた。

JDASLの霊基再臨用アイテムはジルの人形である。

ちなみにジルとジャンヌ・オルタは第一夜のみの登場である。


トナカイさん

昨年サンタオルタのドタバタに巻き込まれ、今年も結局クリスマスにトナカイになる運命に……。

しかし今回は“サンタクロースの相棒”ではなく、“見習いサンタの教導者”としてサンタオルタからJDASLの相棒を一任されている。

実はこの騒動の黒幕。


子ギル

JDASLからは「ギルくん」呼び。

ジャンヌ・オルタに就寝中に叩き起こされて「サンタオルタ妨害作戦」に加担させられ、“寝ぼけていた”ので“うっかり”『透明化の霊薬』と間違えて『若返りの霊薬』を渡してしまい、結果としてJDASLを爆誕させる

なお当人は「反省してまーす」とのこと。

絶対反省してないよこの子。


サンタアイランド仮面

風魔小太郎の元を去った上空で、いつの間にかサンタの橇に乗り込んでいた謎の男。

当人曰く「サンタアイランドに住む謎のサーヴァント」だが、その仮面は既視感を覚えざるを得ない

赤いがエミヤやシロウという名前とは無関係だとか。

妙に胡散臭いがJDASLにサンタの何たるかを教えんと、彼女の師匠となる。

一体何者なんだ……

登場の際は、薔薇の黒鍵を投げる。

わざわざBGMとカットインまで背負ってくるとか、お前はどこの礼服マスク紳士だ


ジャック・ザ・リッパー

とある迷宮でパーティの準備を行っていた。サンタオルタに前回にプレゼントをたくさん貰ったお礼が言いたかったとの事。

因みに、希望のプレゼントは「自分達の人形が発売されたらしいので、それが欲しい」らしいが

「いや、それ人形というより……」エミヤから突っ込まれている。

とある事情により、JDASLに同行し海を見に行くことになる。


ナーサリー・ライム

ジャックと共にエミヤ、アステリオスとパーティ会場の設営を行っていた。

JDASLの正式名称が長い為、「まるでスパムみたいな名前」と言って更に長い、もはや人名とは思えないほど長い名前にしていた。

具体的には中点の次に必ずスパムが入る感じ。モンティ・パイソンじゃないんだから…。

自分のプレゼントに自信を喪失し逃げ出してしまったJDASLを追いかけ、プレゼントを突っ返した後に「代わりに海が見てみたい」と言い、ジャックと共にJDASLに同行することになる。


アステリオス

前回は礼装としても登場した雷光のトナカイ君。迷宮区のパーティ会場でジャック達と共に登場。

彼自身は欲しいプレゼントは無いようで、JDASLに何が欲しいか聞かれた際に

「こんな風に楽しい時が長く続いてほしい」と答えた。アステリオスマジ天使。


レオニダァス

サンタの妨害者その1。JDASL達の乗るラムレイ2世を謎の力で墜落させた。

「何でこんな事をするのか」という問いにとっさに答えられなかったり、ナーサリー達の非難に対し「私も辛いのです!」と逆ギレしたりと、役割的にはあまり乗り気ではなかった模様。


呪腕のハサン

サンタの妨害者その2。後述のサンタムと共に登場。

レオニダァスよりかは乗り気なものの、とっさのアドリブが効かない事は同じで、トナカイさんに助け舟を出される始末である。


サンタム

サンタの妨害者その3にして、JDASL達の前に現れた謎(?)の男その2。

どっかで聞いたようなセリフと共にノリノリで現れたものの、ぶっちゃけ変装が稚拙な為か同行者のハサンは元より、JDASL以外の面々から突っ込まれており、

本人は「サンタアイランド仮面の正体はばれないのに……何故だ」と納得がいかない模様。

鏡見てから言おうねサンタム。


余談

名前について

どんだけてんこ盛りなんだよ。そして名前が初代サンタオルタ並に長い

良く間違われるが、"ジャンヌ・ダルク・サンタ・オルタ・リリィ"ではなく"ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ"である。ややこしい。


※初代サンタオルタは『アルトリア・ペンドラゴン・オルタ・サンタ』……実は「・」を含めた文字数が同じ


このてんこ盛りについては、2015年のクリスマスイベント「ほぼ週間_サンタオルタさん」の最終章で、クリスマスにいじけながらピエール・コーション司祭を某ボードゲームで蹂躙(ただし自分ルールでやりたい放題)するジャンヌ・オルタサンタオルタさんがなじった際の発言が元と思われる。

……だからって、全部マシマシの盛りもりにするあたり、ジャンヌ・オルタらしいというか……。

というか、型月の病気具合の酷さがよく分かる。


バトルキャラについて

バトルキャラの立ち姿がブリュンヒルデと非常に良く似ている。

槍を一回転させての突きや、青い炎による攻撃、ブリュンヒルデの宝具のようなQuickと幾つかのモーションにも共通する箇所がある。

イベント「ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊」でジャンヌ・オルタの相棒だった彼女の構えを参考にしているのかもしれない。


また、ExtraAttackの際に別の宝具と思われる「ツインアーム・リトルクランチ(漢字不明)」という特殊な攻撃を行う。内容としては両腕に赤と緑のエネルギーを収束し敵に投射、極小のブラックホールらしき何かによってダメージを与える。

これについては、おそらく天k……サンタアイランド仮面から教授されたと思われる。


関連イラスト

センシティブな作品

センシティブな作品


関連項目

Fate/GrandOrder サーヴァント ランサー(Fate)

ジャンヌ・ダルク(Fate) ジャンヌ・オルタ

どんな名前だ サンタ ロリ 少女

二代目はオルタちゃん〜2016クリスマス〜
















小さなサンタクロースの深層


ジャンヌ・オルタのさらにその可能性の欠片として顕現したJDASL。

しかしそれゆえに、彼女にはよすがになる明確な霊基も願望も存在しない

サンタクロースを目指したのは、ジャンヌ・オルタの「サンタオルタへの逆襲」の執念がリリィ化に際して残留し、それを存在理由として仮初めの楔に代用したからにすぎない。


願望も欲求もない、その上『“信仰者”ジャンヌ・ダルク』として「清貧」を尊ぶ姿勢から、自らに禁欲を課して願望を得ようとする心理まで封印してしまっている。

これが巡り巡って彼女のプレゼントのセンスに影響しており、「贈る相手に役立つもの≒その人物の研鑚を促すもの」にプレゼントが偏っているのは、当人が何の願望も“持てない”せいで他者の欲求・願望に対する共感が持てないためである。


裏を返せばそれは、“人に施しをしたい”という願いを遂行するサンタクロースの骨子を理解できていないことを意味している。

何より不味いのは、彼女にその自覚がないことで今回のサンタとしての仕事を終えると二度と現界出来ないという、最悪のシナリオが待っていることに尽きる。


その打開策として、チビッ子二人との海への旅行が利用され、さらにその合間に邪魔ものが入ることで、ジャックとナーサリーの願望をかなえてやりたいという“サンタクロースとしての願い”を自覚させようというのである。




……というのもまだ表向き

JDASLのサンタ修行の本懐は、彼女がまだサンタクロースに願いを求める“子供”だと自覚させること。

仕掛け人はまさかのこの人


そしてJDASLにも、忘れ去っていたが小さな願望はあった。

それこそが“海を見ること”だった。

これは聖処女ジャンヌ・ダルクが、まだ神託を得るまえの幼い日に抱いた“小さな夢”だったが、これがジャンヌ・オルタの因子の内部に極々小さくはあるが残っていたらしい。※

サンタ修行の道中は、この小さな願望を思い起こさせるためのお膳立てだったのだ。


最後に立ちはだかったサンタアイランドを退け、遂に海岸に到って彼女は海を臨み――――泣いた

自分が本当は願い欲するだけの小さな存在だと認め、サンタ修行をその言い訳に使っていた稚拙で身勝手な自身を恥じて泣いた。

だが最後にはそれを許した。

その悲喜交々を分かち合う、小さな二つの友情がそれを認めてくれたから。


かくして一足早い聖夜の前日、一人の小さなサンタクロースがカルデアに現界した。

生真面目でおしゃまな、まだまだ修行中のかわいらしいサンタクロースであった。





※これについて「ジル・ド・レェが知るジャンヌより前すぎて設定齟齬では?」という批判もあるが、生前にジャンヌは海に近い地方に幾度か進軍しており、そこを鑑みてジャンヌがその近くで海を見て幼少期を思い起こしている可能性があるなら、強引だがジャンヌ・オルタに海への憧憬を内包させることは可能である。また元になったジャンヌ・オルタはアヴェンジャーとしての霊基を確立するため「英霊ジャンヌ・ダルク」の一部を強引に取り込んでいるため、その影響で本物のジャンヌの幼年期としての属性を無自覚に得ていたとする説もある。

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