ミュージックガンガン!とはタイトーから発売された音楽ゲーム。
また、シューティングゲーム(ガンシューティング)。これからを合わせ「音シュー」と呼ばれる。
略称は「ミューガン」、「MGG」など
概要
基本ルール/判定
音モンスターと呼ばれるオレンジ、黄、水色のモンスターが奥から飛んでくると同時にマーカーと呼ばれる円が現れる。
円が一周するとちょうど音モンスターと重なる形になりこれが「Perfect」になる。
後はタイミングが早いほど「Gread」→「Good」→「Bad」→「Miss」になる。
逆にタイミングが遅いと「Escape」判定になる。
「2」では六角に変更され、また、角と重なると同時に音モンスターが口を開く仕様となっている。
「上に向かって撃て!」
画面中央に銃のマークが表示されたら銃口を上に向けトリガーを引く。
「1(・1.5)」では白い線が上に向かっていくので銃口と重なった所がPerfect。
「2」では銃に六角マーカーがついており、一周すれば(これもラインが上に来た所で)Perfect。
……とは言え実は照準が画面から外れている事が条件であり、下に向かって打っても(タイミングが合えば)Perfectになり、また、銃口のセンサーを手で覆い隠しても(タイミングが合えば)Perfectになる。
基本は一発。
1.5では「only my railgun」(原曲はfripside/とある科学の超電磁砲)のみラストで3連発撃つ形式になった。
2では5連発や、マーカーが並んで表示されるなどこちらにも凝っている模様。
チャンスタイム
「まとめてやっつけろ!」
音モンスターが並んで現れる。ここではリズム判定はなく、単純にガンシューとして音モンスターを全滅させる事が条件。
が!
全滅させただけでは98%(曲によってかわる?)になり、ボーナスもまぁまぁな所。
実はサウンドイーターにも判定があり、数発撃って「BRAKE」させるのが100%(Excellent)の条件である。
「1」では通常通り一発ずつしか撃てず、ガンシューに慣れてない人はエクセがとりにくかったが、
「1.5」では連射が可能になった。
「2」では並ぶ形式が変更にされ、円を描くようにくるくる廻るなど、形式が異なる。
一部の曲の、超むずかしい/VERY HARDではランダムに飛んでくるため、エクセをとるのも超むずかしくなる。
ON THE BEAT
チャンスタイム時にBPMに合わせて撃てばON THE BEATとなり、1匹に対するボーナス点が増えるシステム。
ただし、(チャンスタイムの)時間も限られてるのでエクセを逃す場合がある。
スコアラー向けのシステムである。
基本ルールのその他
pop'n musicやbeatmaniaIIDXや太鼓の達人のようなノルマ形式であり、ゲージが無くなっても最後までプレイできる。
ただし、ノルマラインに達してないとそのステージは失敗となる。
EASY・NORMAL・HARDでは失敗しても(次があれば)次のステージに進めるが、VERY HARDは失敗した時点でゲームオーバー。
「1」・「1.5」は(多分)音ゲー初の漢字にふりがな表記がしてあった。(但し、プレイ画面などは除く)
ちなみにonly my railgunの『超電磁砲』はしっかりと「れーるがん」と表記してありました。
「2」は開発画面の時点では存在したが、製品版ではふりがなはなくなった。
「2」からは下部に難易度表記もされるようになった。
更に下部のアンプの動きはBPMに該当する。「トイレの神様」(原曲は植村花菜)はのんびりと動き、初音ミクの消失(暴走P)では激しく動く。
これはチャンスタイムのON THE BEATに関連する。
ちなみに……
トイレの神様はBPM108、初音ミクの消失はBPM240。
とは言っても曲始めのカウントでBPMが解るようなもの。
ただ、BPMの表記はされていない。
その他
よく、コナミの「jubeat」と似てると言われるが、コンセプトからすれば、任天堂の「押忍!闘え!応援団」に近い。
1無印では「ファミリー向け」で開発が進められていたが、版権曲の「Shangli-La」(原曲は電気グルーヴ)を除き、全てが女性ボーカルかインストと言う事、また、
かなりの数の深夜アニメ曲が収録され、コアユーザー以外の収集は出来なかった…
と同時に「音ゲーならぬオタゲー」と皮肉られることに……
1.5(増量)では「天体観測」(原曲はBUMP OF CHICKEN)・「キセキ」(原曲はGReeeeN)など、男性ボーカルも収録、また、「アンパンマンのマーチ」・「もりのくまさん」などお子様向けの曲も増え、ここからミューガンに触れる人も増えてきた。
また、太鼓の達人(ナムコ)では、「ニンジャウォーリアーズ」の『Duddy Mulk』を収録していた。その為か逆版として
「THE iDOLM@STER」の『GO MY WAY!!』を収録している。
2では「GO MY WAY!!」は削除され、「エージェント夜を往く」が収録された。
1.5から「初音ミク」というジャンルが設立された。
殆どがタイトーオリジナルだか、唯一版権で「恋スルVOC@LOID」が収録されている。
ちなみに、全音ゲーの中で『初音ミクによるオリジナル曲の歌唱』があるのはこのミューガンのみである。
※1:project_divaは除く。
※2:『太鼓の達人』にも「feat. 初音ミク」があるが全て版権である。(ナムコオリジナルはまだない。)
2ではジャンルが「初音ミク他」に変更され、ミクの曲が増えたほか、鏡音リン、巡音ルカの楽曲も収録された。
そして何よりも驚かせてくれたのが、また、全音ゲーで唯一
『東方projectのアレンジ楽曲』の収録である。
まずはIOSYSの『魔理沙は大変なものを盗んでいきました』から始まる。
そして、ZUNTATAがアレンジした、『東方音銃夢(とうほうおんがんむ)』も収録。ちなみに左記の原曲は「U.N.オーエンは彼女なのか?」
タイトー側も『ZUN様から収録の許可を得ております』と記載されている。
2ではさらに楽曲が増え、「チルノのパーフェクトさんすう教室」「Bad Apple!! feat.nomico」が追加収録された。
余談だが、「魔理沙~」はカヴァー疑惑が出ている。
(一部サウンドと声に違和感がある,サブに「IOSYS」や「miko」の表記がないことから。)
元々同人ゲームであり、収録も困難と思われたが、“ZUNは元タイトー社員であったこと。”
やるなぁ、タイトー。
一部の提供曲にはアーティスト名が表記されている。それ以外のライセンス楽曲はカヴァーとなり、タイトー社員か、外部者による演奏(打ち込み音源)やボーカルとなる。
ずっとみつめていて/DJ UTO vs. Starving Trancer feat. 森永真由美/---
絶望ビリー※/マキシマム ザ ホルモン/DEATH NOTEより
GO MY WAY!!/唄:如月千早(CV:今井麻美)/THE IDOLM@STERより
スーパーマリオブラザーズメドレー/Licensed by Nintendo/---
ゼルダの伝説メドレー/Licensed by Nintendo/---
エージェント夜を往く/唄:双海亜美/真美(CV:下田麻美)/THE IDOLM@STERより
Twister-Original ver-/Licensed by SQUARE ENIX/「すばらしきこの世界」より
ときめき☆メリーゴーランド/ZQN☆(寺本來可、内村史子、内田真礼、山本希望)/ぎゃる☆がんより
レッツゴー!陰陽師/矢部野彦麿&琴姫With坊主ダンサーズ/新豪血寺一族-煩悩解放-
ブラック★ロックシューター/ryo(supercell)/feat. 初音ミク
みくみくにしてあげる♪【してやんよ】/ika_mo/feat. 初音ミク
恋スルVOC@LOID/OSTERproject/feat. 初音ミク
Just Be Friends/DixieFlatline/feat. 巡音ルカ
Shooting Star/浜渦正志 唄:Mina/---
Crowded space/Sampling Masters MEGA/---
ミュージック・リボルバー/世阿弥/---
ピ・ピ・ピミュージック/エイプリルズ/---
※KONAMIのGuitarFreaks・DrumManiaにも提供してあり、こちらはクリップでPVが鑑賞できる。ロングバージョン。
「2」は、1、1.5と打って変わって、キャラクターやサウンドイーターが一新された。
ファンシーな感じから、ヒップホップなギクシャクした感じに。
キャラクター
1
- 猫野たま (CV:坂本梓馬)
ボーイッシュな感じだが、れっきとした女の子である。つまり漢女である。一人称も「ボク」だから余計に間違われる。
- 宇佐木もも (CV:小島めぐみ)
超ロングな髪とツインテールが特徴。
- ブラック
たまのパートナー。
- ミルク
もものパートナー。
1.5
- 音羽ねね (CV:堀江由衣)
ミューズ星でリポーターをしているとの事。
2
- シアン (CV:神谷浩史)
初の公式男。クールで冷酷な性格だが、誰よりも正義感が強い。
- マゼンタ (CV:今井麻美)
天真爛漫でゴーゴーな性格。
※ちなみに、ゲージが少ないとブラックは「頑張るにゃ!」ミルクは
【未確認】、シアンは「大丈夫か?」と応援や心配されるのだが、マゼンタに限っては「何やってんのよ!!」と怒られてしまう……
関連イラスト
関連タグ
シューティングーム/シューティング ガンシューティング/ガンシュー