ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

BLCDの編集履歴

2017-02-23 21:33:38 バージョン

BLCD

びーえるしーでぃー

商業ボーイズラブ作品のドラマCDのこと。

ボーイズラブ作品のドラマCDのこと。当然ながら腐向け

この項目も腐向け記事につき閲覧注意。


概要

商業BLの殆どは、過激度の差はあれど「男同士でのセックス描写が必須」となっているため、原作通りCD化するとなると、当然ながら男性声優同士で演じる濡れ場もほぼ必須となる。

BLCDは現在この絡みシーンが最大の売りとなっており、人気声優(特に若手声優)は、ほぼ出演を避けて通れない登竜門コンテンツである。

BLCD経由で腐女子人気に火がつきブレイクするパターンも多い


まだギャラが安く仕事を選ぶことができない新人~中堅以前あたりにBLCDの仕事をこなす声優が最も多いが、男同士でラブシーンばかりを演じることに抵抗を示し、人気があっても一切出演しない声優も多い。

出演していても上述のように「金のため」であると明言している声優もいる。


また、ベテランになるとBLCDの仕事は完全に「引退」する人が殆どである。

特に受けの演技で名を馳せた人たちは概ね引退する。

受けの芝居は濡れ場となると息を吐き続けなければならないため、酸欠になったりする。年を取ると、体力的にしんどい仕事だという理由が大きいのかもしれない。

歴史

1980年代

元祖となる作品は1988年にサン出版(マガジン・マガジン)が発売した「カセットJUNE」で、当時の腐女子バイブル的存在だった雑誌JUNE」に掲載された小説をドラマ化し人気を博した。

(ちなみに第一作「鼓ヶ淵」は鈴置洋孝×三ツ矢雄二であった)

このカセットJUNEシリーズは「タクミくんシリーズ」「間の楔」といったヒット作を世に送り出している。

1990年代前半

炎の蜃気楼」「絶愛」「富士見二丁目交響楽団」シリーズといった人気作が音源化され、カセットよりもCD形態が増えていった。

特に1994年以降に、BL作品のドラマ化が急増。

置鮎龍太郎緑川光などが多く受け役を演じていたが、子安武人井上和彦が受けを演じたほか、今では信じられないような大御所声優も大勢出演している。

1990年代後半

1995年以降になると森川智之×石田彰コンビによる出演作が人気を博し「帝王女王」と称され、以後多数の作品がリリースされた。

受け役が特に上手い声優はその後も「女王」と呼ばれるようになったが、初代女王にあたるのが石田で「BLCDデビューは石田彰」という貴腐人は非常に多い。

2000年代前半

小杉十郎太×石田彰が「ゴールデンコンビ」と呼ばれ人気を博した(※石田がBLを引退したのちは、福山潤が石田の役を引き継いだ)ほか、帝王・森川智之進撃はさらに勢いを増していく。

緑川光三木眞一郎関智一らは、受け攻め双方をこなし、緑川は「女帝」の称号を得た。

保志総一朗松本保典石川英郎山口勝平などが受けを多くこなし、井上和彦一条和矢花田光などが攻めを多く演じた。

井上和彦×関智一コンビの「グラビテーション」、緑川光×保志総一朗の「好きなものは好きだからしょうがない!!」シリーズはアニメ化もされ大人気タイトルとなった。

2000年代後半

2000年代半ばにもなると、1年にリリースされるBLCDの数が軽く300枚を超えるようになる。

需要の急激な拡大に伴い、櫻井孝宏神谷浩史諏訪部順一福山潤鈴村健一谷山紀章杉田智和といった若手声優が、どんどんBLに出演することになり始め、これが現在に至る。

2000年代後半

毎月普通に20~30作品が発売され、年間リリース数が400枚を超えるなど、もはや誰が出演してもおかしくなくなり、人気声優なら殆ど何かの作品に出演するという状況となる。

中村悠一遊佐浩二などが受け攻めを双方こなし人気を博した。


同時に、ベテラン声優が「そろそろ若手に役を譲る」などの理由(または理由を明かさず)にBLを引退するケースも増え始める。

元祖女王の石田彰のほか、関智一なども2000年代に完全に引退した。

2010年代

毎月のリリース数は10~20作品と緩やかに減少傾向が始まる。

櫻井孝宏神谷浩史遊佐浩二などは引退。

帝王・森川智之三木眞一郎緑川光らはまだ出演することもある。

子安武人小西克幸諏訪部順一らは「攻め」しか演じないという条件で稀に出演する。

世代交代が進み、現在は若手声優が活躍するコンテンツとなっている。

BLCDに出演しない声優

本人がBLを嫌っている、または事務所の方針など(子役出身、劇団ひまわり系など)から、BLCDの仕事を引き受けない声優もかなりいる。(有名どころでは小野坂昌也宮野真守入野自由内山昂輝小野賢章浪川大輔など。)

ただし、同じひまわり出身でも木村良平は数は多くないが出演経験がある。

関連タグ

ボーイズラブ 商業BL BL ドラマCD

男性声優

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました