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ターレスの編集履歴

2017-03-04 14:08:24 バージョン

ターレス

たーれす

ターレスとは、劇場版アニメ『ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦』に登場するキャラクター。原作の漫画『ドラゴンボール』には登場しない。

概要

CV:野沢雅子


TVアニメ『ドラゴンボールZ』の劇場版第6作目『地球まるごと超決戦』に登場するオリジナルキャラクターサイヤ人の生き残りである下級戦士一人で、宇宙を暴れまわるならず者集団「クラッシャーターレス軍団」のリーダー。本作における最大の敵役でもある。


名前の由来は「レタス」から。


人物像

容姿

悟空カカロット)と瓜二つの容貌をしているが、ターレス曰く「サイヤ人の下級戦士は顔のパターンが少ない」らしく、悟空と似ているのは飽くまでも同じタイプの顔で生まれたというだけで、血縁関係があるわけではないとのこと。相違点を挙げるとすれば、肌が色黒であることと、特徴的な髪のハネが少し多めであることぐらいである。


衣装は原作に登場したラディッツナッパに近いデザインの戦闘服姿で、カラーリングはグレースケール調。赤いレンズのスカウターを装着している。また、初登場時は白いマントを羽織っていた。


性格

外見こそ悟空によく似ているが、その性格はこれまでのサイヤ人の例に漏れず残忍で好戦的。

クールで落ち着いた言動を用いるが、相手を平然と殺し、ときには他人を利用して更なる混沌を引き起こさせるなど、冷酷無慈悲な殺し屋である。


加えて束縛を嫌い、己が思う欲するままに破壊や強奪、殺戮を繰り広げる自由主義者でもある。名目上はフリーザ配下の一軍として属しているものの、決して彼に忠誠を誓っているわけではなく、いつか彼を出し抜き自らが宇宙を征服するという野心を抱いている。


一方で、一定の同族意識はあるらしく、同族の悟空やその息子である悟飯に対しては破壊の快楽を甘い言葉で語り仲間に勧誘している。


戦闘力

悟空同様に下級戦士出身であるため生まれ持った戦闘力は決して高くはないが、星の生命を吸い上げて成長する“神精樹の実”を食べることでパワーアップを繰り返しており、戦闘力は18000を超える。悟空のライバルであるピッコロの攻撃を軽く弄び、フルパワーでないといえど「魔貫光殺砲」を片手で受け止めるなどの芸当をみせている。


また、本来はエリート中のエリートにしか扱えないとされる「パワーボール」を使いこなし、同族であるサイヤ人に大猿変身を誘発させることもできる。


作中での動向

宇宙を暴れまわるクラッシャー軍団を率いるターレスは、星の生命を吸い上げて成長する「神精樹」の種を使って様々な星を荒らしつつ、その樹に実った果実を食べることで絶大な力を手に入れていた。


宇宙征服を目論む彼らはより多くの神精樹の実を欲し、新たな拠り所として地球に目を付け、密かに地球に潜伏し各地に種を撒く。神精樹はみるみる内に成長し、その影響で地球では天変地異が起き始め、その原因を突き止めた北の界王からの指令を受けた悟空たちと闘うことになる。


同族である悟空や悟飯に対し、現在の破壊や強奪に明け暮れる生活の魅力を語り仲間に引き入れようと勧誘するが、断った途端パワーボールを使って悟飯を大猿化させて、親子殺しをさせようと差し向ける(この時、自分が暴走するのを懸念しすぐにパワーボールを破壊するという気転の早さもみせた)。


怒りに燃える悟空に苦戦し戦況を不利と見るや、神精樹の実を食べてさらに力を手に入れてこれを覆す。彼が動けなくなるまで攻撃を続け、至近距離からエネルギー波による連射撃を行う。


界王拳10倍を発動した悟空を圧倒した上で一発目の元気玉を無効化するも、今度は神精樹から吸収した2発目の元気玉に直撃し、神精樹もろとも消滅した。皮肉にも自ら蔓延させた神精樹を利用されるという自業自得とも言える最期を迎えた。


他作品での扱い

ドラゴンボール関連のゲーム作品では、原作キャラの参戦が優先されている経緯もあり、ターレスをはじめとする劇場版オリジナルキャラクターたちは概ね続編タイトルでの登場となっている。


性能としては、劇場版同様に神精樹の実による一時的なパワーアップが再現されていることが多い。更に一部のタイトルでは、原作でベジータが行った大猿変身が出来る場合も。今のところ超サイヤ人の変身はしていないが、『ドラゴンボールヒーローズ』では「破壊王ターレス」なる強化形態が登場している。

更にスーパードラゴンボールヒーローズでは4弾からドラゴンボールが埋め込まれた形態(おそらくターレス:ゼノ)が登場するとのこと。暗黒魔神アバターが彼に埋め込まれたドラゴンボールを回収しようとしたら彼に重大な異変が…?


対戦モードでの個別会話イベントなどでは、劇場版で絡みのあった悟空や悟飯、ピッコロは当然ながら、王族であるベジータを揶揄うように「王子様」と呼んだり、逆にナッパからは「下級戦士」と軽んじられたりなど、サイヤ人同士との特殊会話が存在する。他にも、悟空を知る人物が一瞬勘違いをし、それを不敵に笑いながら訂正するという流れが定番となっている。


サイヤ人絶滅計画(FC/OVA)

原作ゲームでは中ボスとして、OVAでは前編にのみ登場。

フリーザクウラスラッグと共に、ツフル人の怨念増幅装置「ハッチヒャック」の力で蘇った。


自身もサイヤ人であるのだが、「サイヤ人に復讐だ」と主張するメンバーに混ざっている。ドクターライチーは恨んでいるサイヤ人を仲間にすることに抵抗はなかったのだろうか。

この事に付いて、「『サイヤ人に殺されたサイヤ人』である故に、悟空達への恨みは他の面々より深い」と発言している。


ドラゴンボールゼノバース2(PS4)

暗黒魔界の科学者・トワの策謀によりスラッグなどの他の劇場版キャラクターと共に召喚される。いずれも別次元で悟空に恨みを持つ者たちであり、トワは彼らを各時代に送り込んで歴史を大きく変動させることで、これまで以上のより多くの「キリ(歴史改変により生じる強エネルギー)」を収集しようと目論んだ。


ターレスは主にサイヤ人襲来編~フリーザ編にかけて登場。

生き返った悟空がベジータたちと闘う仲間のもとへ向かうのを妨害し、結果的にベジータだけでなくナッパまで大猿化させる展開を誘発した。


ナメック星ではギニュー特戦隊に助力。ジースバータに神精樹の実を与えて強化した上でタイムパトローラー(主人公)に嗾け、ギニュー戦では悟空を背後から羽交い絞めにしてボディチェンジに協力した(これに関しては歴史の修正に貢献してしまっているが)。


余談

前述の「サイヤ人は顔の種類が少ない」という設定は原作者の鳥山明による公式の裏設定であり、それを聞いたアニメスタッフにより「悟空と同じ顔の敵は面白い」とノリ気になって本作のターレスや悟空の実父であるバーダックのイメージが生まれたという。


ターレスの人格は「もしも、悟空が赤ん坊の頃に頭を打って記憶をなくさず、サイヤ人の性格のまま育ったら」というコンセプトをもとに構想されたという経緯を持ち、作中でも悟空自身がターレスに対して「地球に着いた際に頭を打ったお陰で、お前の様にならなくて良かった」という旨の発言をしている。


容姿だけでなく中の人まで悟空と同じということもあり、昨今では悟空の性格を改変したMAD動画の素材として、その語録がしばしば引用されることがある。


関連タグ

ドラゴンボール ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦

悪役 サイヤ人 フリーザ軍 神精樹の実

悟空顔 カニ頭 そっくりさん

アモンド ダイーズ カカオ レズン ラカセイ

孫悟空 孫悟飯 ピッコロ


ゴクウブラック:同じく悟空の姿をした悪の戦士だが、誕生の経緯などは大きく異なる。

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