概要
サイヤ人編に最初に登場した農夫の中年男性。ヒゲを生やしたがっしりした体格で、オーバーオールに麦わら帽子をかぶり、眼鏡をかけている人のよさそうな男性。
突如来襲したラディッツに驚き、「戦闘力…たったの5か…ゴミめ…」と吐き捨てられてしまい、驚いて所持していたライフルで発砲するもののあっさり掴み取られてしまう(※1)。驚くおっさんはそのままラディッツが投げ返した銃弾で頭を撃ち抜かれ、死んでしまった。
以上。
※ レッドリボン軍編でも、ラディッツより弱いピッコロより弱い幼少期の悟空がレッドリボン兵が発射した銃弾を余裕で掴み取っている
おっさんの出番はこれだけであり、恐らくドラゴンボールで生き返ったかどうかすら謎だが、ラディッツの噛ませ犬としての知名度は非常に高く、「ドラゴンボール」の中でも一二を争うほど著名なモブキャラである。
また設定考察などの話題では、戦闘力を理解するための基準値として必ずと言っていいほど引き合いに出されるキャラでもある。実は戦闘力というものが測定された「現実的な存在」はこのおっさんだけなのだ。子供向けの怪獣図鑑で「サイズは東京ドーム○個分」「力はブルドーザーのX倍」とかの現実に存在するものとの比較で描写すると手軽にリアリズムが出やすくなるのと同じである。
『銀魂』の西郷特盛は好きなキャラとして「ラディッツに瞬殺された戦闘力5のゴミ」とこのおっさんを挙げている。
ちなみに・・・
ドラゴンボールの原作者の鳥山明がキャラクターデザインを担当しているドラクエシリーズの六作目では、クワとカマでボストロールクラスの終盤の強敵を二匹同時に相手にして主人公たちが駆け付けるまでしのぎ切り、故郷のライフコッドを護り切った農夫がいる。
参考イラスト
おっさんの取った対応に関する法的解釈。