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Painterの編集履歴

2011-02-19 14:10:03 バージョン

Painter

Painterは、Corel社が開発・販売しているペイントツール

2011年2月現在、最新バージョンは11。


概要

Painterは現存する様々なイラストソフトの源流ともいえる、パイオニア的存在で、Gペンや油彩、水彩など実在する画材の書き味をナチュラルにコンピュータ上で再現することに重点を置いており、その快適さ、表現力においては他のソフトの追随を許していない。ブラシの設定項目が他ソフトに比べ圧倒的に多く、実在しないブラシを作り出すことも可能。筆の数は873種類。


日本のCGイラストでは常にPhotoshopの二番手ポジションだったが、最近はSAIにその地位すら追いやられ気味。


元々FractalDesign社が開発し、その後MetaCreation社への売却を経て現在はカナダのCorel社が開発、販売を行っている。


開発エンジニアが変わった影響もあり、バージョン7での出来は散々なものであったが、バージョンアップを重ねる度に完成度が向上。

バージョンⅨ.5以降は安定したペイントツールとなった。



ソフトの解説書がPhotoshopSAIに比べて少ないのは、作家によって塗り方が結構変わる為。


Photoshopなどはレイヤー分けをするなどの一連の決まった流れが存在し、書籍が発行しやすい。Painterでも再現が可能なテクニックはあるが、Painterは表現力が幅広すぎるためそういった書籍が出にくいのが現状である。


すごいソフトなんだよ!!


低価格モデル

Painterは通常で6万、学割でも3万近くの値段になりますが、それよりも安くPainterの塗りやお絵かきを楽しめるのが次のシリーズです。


・Painter Essentialsシリーズ

・Painter Sketch Padシリーズ


【Painter Essentials4】市販版は100種、タブレット付属版は95種類のブラシを搭載したお絵かきソフト。主線に便利な「ペン」、デジタル水彩、色伸ばし(指先ツール)など、表現力は豊か。グラデーションやレイヤーモードのカスタマイズの機能制限が大きい。


2010年現在Wacom Bamboo Fun、ComicとIntuos4 Special Editionに同梱されているが、使っていないユーザーも多い様子。とてももったいない、眠れる宝である。


【Painter Sketch Pad】ブラシの数は11種類と少ないが、レイヤーモードが11種類から選択でき、またPainter11で搭載された「ドライメディアツール」を搭載。「タブレットのペンの角度を認識して斜めに描くことが出来る鉛筆」「スピードをつけて描くと細くなるインクペン」「ペンをタブレットから離さない限りべた塗りになり、離して重ねると色が重なっていくマーカーペン」など、高度な表現が可能になっている。


2011年2月現在、Wacom Intuos4 Special Editionに同梱されているものと、ダウンロード販売でしか入手することは出来ない。価格帯はEssentials4よりも高めに設定されている。


主な機能

ブラシカテゴリ

バージョン11

アクリル、エアブラシ、アーティスト、アーティストオイル、ArtPen、ブレンド、カリグラフィ、チョーク、木炭、クローン、色鉛筆、コンテ、クレヨン、デジタル水彩、歪み、消しゴム、フェルトペン、特殊効果、グワッシュ、イメージホース、インパスト、リキッドインク、マーカー、油彩、オイルパステル、パレットナイフ、パステル、パターンペン、鉛筆、ペン、フォト、リアルブリスルブラシ、スマートストローク、スポンジ、墨絵、ティント、水彩、


Essentials 4

厚塗りペイント、薄塗りペイント、水彩、鉛筆&ペン、ドライメディア、ブレンド、効果、フォト


自動ペインティング

写真やイラストをもとに自動的に絵を書く機能。色の流れを認識し、より人間が書いたようなイラストにしてくれるため、結果が毎回微妙に違う。オイルペイントや水彩、鉛筆画など手法も様々選べる。


使用ファイル形式

専用ファイル形式

RIF


入力専用ファイル形式


PSPIMAGE


入出力可能ファイル形式

Painter11

RIF TIF PSD BMP PCX TGA GIF JPEG EPS MOV AVI FRM


Essentials4

RIF TIF PSD BMP GIF JPEG PICT


購入のポイント

●Painterにはパッケージ版とダウンロード版が存在する。

パッケージ版はネット環境必須ではないため、再インストールが楽な点が良い。ダウンロード版はネット環境で最初に認証が必要である。


●学割版(アカデミック)が存在し、ダウンロード版のアカデミック版が1万円を切って提供されているため、検討している人は必見である。


しかし、アカデミック版はアップグレード対象から外れるので、次バージョンは特別優待版を購入することになる。



学割版→特別優待版→アップグレード版

特別優待版→アップグレード版→アップグレード版


と考えると3バージョンアップグレードしたときのトータル金額はそれほど違いがない。


●Photoshopシリーズ、Painter Essentialsシリーズ、Corelの製品を何かしら所持している場合は特別優待版が購入できる。SonyなどのPCに入っているWinDVDも対象。


また、ある程度はPaintShopProなど、同社が発売しているフォトレタッチソフトなどで機能補完が可能。


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