概要
【牙】の名において・・・死の裁きを下す。
・・・悪く思うな。byロイド・リーダス
黒い牙首領ブレンダン・リーダスの長男で黒い牙指折りの暗殺者「四牙」の筆頭。
クラスはソードマスター。 他のソードマスターと違い、東洋風の衣装でなく青いロングコートを羽織った専用のグラフィックを持っている。
『白狼』の異名をとる剣術の達人で、冷静に物事を判断し、短気な弟のライナス・リーダスと反発することもあるが、結局はライナスの方が従うことになる。 ライナス共々義理の妹ニノを可愛がり、「大人で、優しくって頼りになって、かっこよくて自慢のにいちゃん」と言われている一方、父が後妻に迎えたその母親ソーニャには気を許すことがなく、彼女にとっては牙を操る上で最も邪魔な存在だった。
組織の命令でベルンに潜入したエリウッド一行と霧に紛れて様子見で交戦するが、魔の島で組織の仲間ウハイが死に際に彼らへ助言を与えたことを知り、ブレンダンの後妻ソーニャに気をつけろとの言葉を託すと一時休戦として一行の前より姿を消す。ソーニャへの疑惑が確信的になったことにより、彼女を差し向けた裏より糸を引く黒幕を探ろうとした矢先、黒幕が放ったリムステラの襲撃により死亡。その結果、現場に残された骸を見てエリウッド一行によるものと判断したライナスが兄弟の復讐に封印の神殿で現れる。
条件次第では弟ライナスと兄ロイドの行動が逆になる場合もあるが、その場合は弟のライナスがベルンの市街で命を落とし、代わりに封印の神殿では兄のロイドが待ち伏せている。
このとき封印の神殿で交戦するロイドは敵軍全体で最高の回避能力を誇っており、その後の終章でエリウッド達の前に立ちはだかるロイドの似非人形も本人同様に相当な実力を誇るなど強敵として印象深い。
元ネタ
元ネタは20世紀のアメリカ映画『処刑人』。
次々と悪人を殺害していく俳優ノーマン・リーダスら演じるマクマナス兄弟がリーダス兄弟そっくり。