萌す

きざす

物事が起こったり、心の中にある感情が生まれることを予想させる兆候。まえぶれ。芽生え。

『萌す』とは

1. 草木が芽を出す。芽生える。
2. 物事が起ころうとしている気配がある。心の中にある感情や考えなどが生まれる。

「兆す」とも書く。

「きざす」の「き」は「気・牙」を意味しており、「牙差す / 気差す（きざす）」という言葉は「とがって芽生えるものが現れ出る」という意味で使われていた。

そこから発展して2.のような意味にも使われるようになっていったと考えられている。

関連タグ

動詞　萌

萌える　芽生える / 芽生え　芽ぐむ　芽吹く　萌芽　発芽

催す　兆候　前触れ　胎動　始まり

植物　春　芽