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ぼくたちは勉強ができないの編集履歴

2017-06-12 13:01:03 バージョン

ぼくたちは勉強ができない

ぼくたちはべんきょうができない

「ぼくたちは勉強ができない」は、週刊少年ジャンプ2017年10号より連載されている漫画である。

概要

ニセコイ」のスピンオフ作品「マジカルパティシエ小咲ちゃん」を連載した筒井大志WJ誌上初の連載作品で、「勉強」がテーマという異色の作品。


2017年10号~16号にかけて、WJは6作連続の新連載を投入するが、本作はその第1弾である。


あらすじ

一ノ瀬学園では、学業の成績が特に優秀と見做された者に限り、大学進学にかかる学費を免除する「特別VIP推薦」という制度がある。

主人公の唯我成幸は、この特別VIP推薦獲得の条件として、学園が誇る二人の天才・古橋文乃と緒方理珠の2人の教育係に任命された。


登場人物


呼称表

が\に成幸理珠文乃うるか
成幸緒方古橋武元
理珠唯我さん文乃武元さん
文乃唯我くんりっちゃんわたしうるかちゃん
うるか成幸リズりん文乃っちあたし

ぼく勉詰め

↑眼鏡を掛けた男が彼

本作品の主人公。3年B組所属。努力型の秀才として在り続けており、常に上位の成績をキープしているが、同じく天才である文乃と理珠の前では一歩及ばないこともあって目立たず、当初は名前を憶えて貰えなかった(後に憶えて貰い、名前で呼ばれるようになる)。また、独自の方法で二人の教育法を導き出したり、二人のためにテキストを一晩で作成するなど、人に物を教えることに関しては天才肌も秘めている。これは以前から友人達に対し苦手な個所を纏めて書いた写しのノートを渡していた(うるかもその一人)経験に培われた部分も大きく、そうした友達想いの行動から友人達からの信頼も厚い。また、努力を積み重ねて成果を出してきたため、人の努力は種類を問わず素直に評価できる。

家は貧乏で、父は5年前に死去しており、現在は母と高1の妹・水希と双子の姉弟・葉月と和樹との5人暮らしである。

家族に楽をさせてあげたいという意味で特別VIP推薦を狙っており、一応は推薦獲得の資格は得たものの、獲得の条件として理珠と文乃、後にうるかの教育係に任命された。

前述の家庭の経済状況のせいで金銭感覚は非常にシビアで、ドリンクバーでは元を取ろうととにかく飲みまくる、停電の際には原因として真っ先に電気料金の未払いを疑う、とその手のネタには事欠かない。さらに好みの女性のタイプも「貧乏でも一緒に家計を支えてくれる子」とちょっと重め。

また、教師である桐須真冬の手が傷だらけであることを見つけるなどの観察眼や彼女の手が傷だらけの理由を瞬時に導き出すなどの洞察力にも長けている。


りっちゃん推し!

3年F組所属。数学・物理においては敵う者がいないと言われる通称「機械仕掛けの親指姫」。容姿は薄いピンクのショートヘア眼鏡を掛けており、低身長(143cm)の割に胸はそこそこある(うるかによるFカップ疑惑あり)。低身長は本人も気にしているのか、うるかに指摘された際には「ちんまくありません!」と言い返している。

理系では無類の強さを誇るが、それが逆に数値化出来ない、理論によって理解することのできない分野においては足枷になってしまっており、それ故に相手の感情を読み取る事が苦手であり、文系は壊滅的である(皮肉も言葉通りに解釈する)。また同様の理由で好きなアナログゲームでも一人でプレイする分には問題なくとも対人戦ではすこぶる弱い。そんな自分に対する悔しさから心理でゲームに勝ちたいという想いを抱いたのをきっかけに心理学者を志すようになり、文系の大学を志望している。

他人に興味を持たず、また周囲からも浮いているぼっちであるために息抜きは大抵一人遊びで、趣味のアナログゲームに興じている。素の性格はかなり負けず嫌いで、淡々と振る舞っているように見えて意外と感情的になりやすい。

暗闇が苦手、カナヅチである等、文系以外にも弱点は多いが、負けず嫌い故に指摘されるとだいたい強がって否定してくる。

実家はうどん屋を経営しており、決まった時間になると店の手伝い(金銭に疎い父親に代わって金の管理や金勘定も行っている)のために下校したり、夜にはうどんの出前も行っている。また、うどんをよく勉強仲間への差し出しなどに持ってきて、うどんキャラが定着しつつある。

父親はいるが、兄弟や姉妹はおらず、母親に関してもいるかどうかは不明である。また、その父親からは溺愛されているが、本人はその事を心のどこかで辟易しているような節があり、実際に成幸に絡んだ父親を冷たい言葉で制止している。

当初は隣の席の成幸の名前も認識していなかったが、独自の方法で教育に心血を注ぐ成幸の行動に感心を示し、以降は彼の名前を憶えると同時に呼ぶようになる。


ぼくたちは勉強ができない詰め

3年A組所属。現代文・古文・漢文を得意とする通称「文学の森の眠り姫」。容姿は黒髪ロングで、モデル並みにスタイルも良いが、胸は小さいためにそれを指摘されると落ち込む。あとさりげに左利き

文系では右に出るものはいないが、逆に理系問題は壊滅的(本人曰く「数式を見ると頭が真っ白になる」とのこと)。しかし、幼い頃に母親を亡くした影響から母親の星を見つけるために天文学者を志しており、理系を学ぼうと志望先を理系の大学にしている。

理珠と同様に他人にあまり興味を割かないが、理珠だけはお互いに秀才であるが故に認識している。また、理珠以上に強調されている描写が多く、基本的に(悪意なく)辛辣な物言いをしてしまう傾向がある。ちなみに、太った疑惑をした際は、その毒舌が自分に向いた自虐キャラと言う一面を見せている。

実家は金持ちのようで、豪華且つ大きな家に住んでいる。また、前述のように母親は亡くなっており、兄妹や姉妹もおらず、父親と二人暮らし(父子家庭)であるが、父親は仕事で家を空けることが多いようである。

当初は隣の席の成幸の名前も認識しておらず、更には彼が教育係に任ぜられた際には彼の事を初対面呼ばわりしたが、独自の方法で自分の教育に心血を注ぐ成幸の姿勢に感激し、以降は彼の名前を憶えると同時に呼ぶようになる。


新ヒロイン武元うるか

第4話から登場した成幸の中学時代からの顔馴染み。「白銀の漆黒人魚姫」。活発的な性格で、常にハイテンション且つマイペースな行動ばかりが目立っており、他人の発言を全く理解できないなどの抜けた一面や勉強の場を掻き乱して迷惑を掛ける等の空気の読めない一面もあるが、友人とじゃれるのが好きなために多少の反撃は笑って受け入れる。反面では成幸の真意を知った時には素直になったり、時には周囲を察して空気を読む。また、料理は手際も味も良く、印象以上に女子力は高い。

スポーツ万能で、水泳部に所属しており、水泳では25メートルをモーターボートのように素早く泳ぎ切る事が出来る程の運動神経の高さを誇るが、一方では体育以外の教科は壊滅的である。

スポーツ推薦の大学に進学するという目的で成幸の教育を受けることになり、前述の行動もあって四苦八苦していたが、成幸の教育法によって徐々に成績を上げていく。

勉強が苦手なのは単純な苦手意識に加えて勉強に割くべき時間も部活動に費やしているためであり、「勉強に集中できない」という最初にして最凶最悪のハードルさえクリアできれば頭は決して悪くはない。実際、英単語のテストの際には成幸が彼女の大好きな水泳と結びつけた勉強法を考案したことで急速な成長を見せている。

自分の事情を察してくれている成幸に対し、明確に恋愛感情を抱いている。しかし、恋愛関連に関しては超が付く奥手でヘタレ。そのため、積極的な行動に出られないか、らしくない行動のあまり冗談と捉えられてしまう。なお部活仲間からも度々からかわれていることもあり、自身が恋愛に対しヘタレであることについては一応自覚はある模様(本人の独白曰く「アプローチかける度胸があるなら中学時代に告ってた」)。


  • 山岡(やまおか)

文乃に好意を寄せている男子。サッカー部に所属しており、またイケメンという事もあって女子からの人気も高い。文乃の性格を理解した上で数回アタックすれば必ず落ちると確信しており、彼女に対して何度も告白を続けてきたが、最終的にはそれを知った成幸に説得されて彼女の事を諦めた。


  • 校長(こうちょう)

成幸たちが通う学校の校長。成幸の秀才ぶりを評価した上で特別VIP推薦の資格を認めたものの、その獲得の条件として文乃や理珠、うるかの教育係に成幸を任命させ、その上で彼女らを志望する大学に進学させる事といった難題を叩きつける。


  • 桐須真冬(きりす・まふゆ)

成幸たちが通う学校の女性教師で、元教育係。冷淡な性格で、元教育係としての経験もあってか、成幸の教育方針を一切認めておらず、また教育係という仕事にも疑念を抱いており、「天才を凡人へ育てるなど愚の骨頂」などと発言しているが、一方では山で迷子になった理珠を自分の手が傷だらけになりながらも探し出そうと懸命になるなどの心優しい一面もある。

また、普段は堂々としたスーツを着こなす一方で、プライベートではスウェットを着用したまま過ごしており、コンビニで堂々と買い食いをしているが、その事は生徒達には隠している(後に成幸には偶然遭遇したことで知られてしまい、その際に彼に肉まんを奢るなどの良き面も見せているが、これは口止めという可能性もある)。

当初は成幸たちを酷評しており、冷たい言動ばかりを繰り返していたが、ある出来事で成幸と面談をした際に彼を助ける為に証言(が、内容は彼が不利になるような事ばかりだった)をした理珠と文乃、うるかの姿を目の当たりにしたことで成幸が本当の意味で信頼されていることを理解し、その上で成幸が三人から処分されなかった事を喜ばれる場面を陰ながら見守って僅かに笑顔を見せるようになる(ただし、「油断」と言ってすぐにいつもの顔に戻る)。


  • 理珠の父(りずのちち)

うどん屋を経営している理珠の父親。かなりの親バカで、娘の理珠に甘い故に彼女を「理珠たん」と呼んでおり、理珠から邪険に扱われた際も悲しい表情を見せながら声を荒げたり、理珠が心配な余りに成幸に執拗に因縁を付けるなどの娘への愛情さえも度を超している。

また、理珠曰く「金勘定には疎い」らしく、店の手伝いだけでなく金の管理も理珠に任せている。


  • 関城紗和子(せきじょう・さわこ)

成幸たちが理数授業で一緒の教室になる女子生徒。理珠をライバル視しており(最初は理珠からは名前さえも憶えてもらえていなかった)、ツンツンしたような態度を取っているが、実際は彼女と友達になりたいという感情から来ているようで、成幸との会話で「同じ大学に進みたい」という本心を明かしている。また、成績はそれなり良いようで、理数系では理珠に次いで2位を取っている。

理珠のミスで成幸が裸の女子達に見つかりそうになった際には理珠の言動からある程度の出来事を察したりするなどの観察眼が高く、またその際に咄嗟の機転で成幸を助ける(ただし、本人は「これは貸しだ」と成幸に言い放っている)などの優しい一面も見せる。


関連タグ

週刊少年ジャンプ 筒井大志


マジカルパティシエ小咲ちゃん-前作


僕は友達が少ない/だから僕は、Hができない。-タイトルの元ネタ?


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