概要
「ニセコイ」のスピンオフ作品「マジカルパティシエ小咲ちゃん」を連載した筒井大志のWJ誌上初の連載作品で、「勉強」がテーマという異色の作品。
2017年10号~16号にかけて、WJは6作連続の新連載を投入するが、本作はその第1弾である。
あらすじ
一ノ瀬学園では、学業の成績が特に優秀と見做された者に限り、大学進学にかかる学費を免除する「特別VIP推薦」という制度がある。
主人公の唯我成幸は、この特別VIP推薦獲得の条件として、学園が誇る二人の天才・古橋文乃と緒方理珠の2人の教育係に任命された。
登場人物
呼称表
が\に | 成幸 | 理珠 | 文乃 | うるか |
---|---|---|---|---|
成幸 | 俺 | 緒方 | 古橋 | 武元 |
理珠 | 唯我さん | 私 | 文乃 | 武元さん |
文乃 | 唯我くん | りっちゃん | わたし | うるかちゃん |
うるか | 成幸 | リズりん | 文乃っち | あたし |
- 唯我成幸(ゆいが・なりゆき)
↑眼鏡を掛けた男が彼
本作品の主人公。3年B組所属。
- 緒方理珠(おがた・りず)
3年F組所属。数学・物理においては敵う者がいないと言われる通称「機械仕掛けの親指姫」。
- 古橋文乃(ふるはし・ふみの)
3年A組所属。現代文・古文・漢文を得意とする通称「文学の森の眠り姫」。
- 武元うるか(たけもと・うるか)
第4話から登場した成幸の中学時代からの顔馴染み。「白銀の漆黒人魚姫」。
- 山岡(やまおか)
文乃に好意を寄せている男子。サッカー部に所属しており、またイケメンという事もあって女子からの人気も高い。文乃の性格を理解した上で数回アタックすれば必ず落ちると確信しており、彼女に対して何度も告白を続けてきたが、最終的にはそれを知った成幸に説得されて彼女の事を諦めた。
- 校長(こうちょう)
成幸たちが通う学校の校長。成幸の秀才ぶりを評価した上で特別VIP推薦の資格を認めたものの、その獲得の条件として文乃や理珠、うるかの教育係に成幸を任命させ、その上で彼女らを志望する大学に進学させる事といった難題を叩きつける。
- 桐須真冬(きりす・まふゆ)
成幸たちが通う学校の女性教師で、元教育係。
- 理珠の父(りずのちち)
うどん屋を経営している理珠の父親。かなりの親バカで、娘の理珠に甘い故に彼女を「理珠たん」と呼んでおり、理珠から邪険に扱われた際も悲しい表情を見せながら声を荒げたり、理珠が心配な余りに成幸に執拗に因縁を付けるなどの娘への愛情さえも度を超している。
また、理珠曰く「金勘定には疎い」らしく、店の手伝いだけでなく金の管理も理珠に任せている。
- 関城紗和子(せきじょう・さわこ)
成幸たちが理数授業で一緒の教室になる女子生徒。理珠をライバル視しており(最初は理珠からは名前さえも憶えてもらえていなかった)、ツンツンしたような態度を取っているが、実際は彼女と友達になりたいという感情から来ているようで、成幸との会話で「同じ大学に進みたい」という本心を明かしている。また、成績はそれなり良いようで、理数系では理珠に次いで2位を取っている。
理珠のミスで成幸が裸の女子達に見つかりそうになった際には理珠の言動からある程度の出来事を察したりするなどの観察眼が高く、またその際に咄嗟の機転で成幸を助ける(ただし、本人は「これは貸しだ」と成幸に言い放っている)などの優しい一面も見せる。
関連タグ
僕は友達が少ない/だから僕は、Hができない。-タイトルの元ネタ?
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