この作品の主人公。
館の12番目の「家族」。17歳天秤座。
作中の架空の舞台まどか町に住む少年で、両親と自分の三人家族。
繰り返される退屈な日常に嫌気がさし、塾をサボりフラッと立ち寄った公園で睡魔で襲われ館にたどり着く。
性格は基本的に無口で押しに弱く流されやすいが、感情が昂るとうるさくなるところも。
また、内心では毒づいたり、スタイル良好なユキに対してグラビアみたいだと思ったり、年相応な一面もある。
就寝前の空想と、読書が趣味で特に人気作家である草野俊太郎の大ファンである。
同じく草野俊太郎のファンであるアヤとは、作品についての感想をかわしている。
普段は、カイ、ルカ、エリカとレミ含めた4人で行動しており、一緒にゲームをしている。年の近いルカとは特に仲が良く、価値観や考え方のペースも似ていると感じている。
余談だが、レミ歓迎パーティーの時に、思い描けばなんでも出せる銀の蓋でたこ焼きを出したことから、エリカからタコ男と呼ばれることも。その後も時たまみんなにネタにされ続けており、たこ焼き=レミの図が出来上がっている。