『ときめきメモリアル4』の登場人物。
声:福圓美里
概要
5月13日生まれ、血液型O型。身長165cm。
主人公の幼馴染。
恋のお手伝いもしてくれる親切な女の子だが…。
都子は『闇子(やみこ)』等の愛称で親しまれ、ヒロインとしては隠しキャラにも関わらず、イラストが多い。
ゲーム内では主人公との関係に応じて髪型(および精神状態)が三変化するため、描き手の好みで髪型が選べるというメリットがある。
余談
ときめきメモリアル2の幼馴染の名前が陽ノ下光
そして、大倉都子をひらがなにして並び替えて変換すると大暗闇子
……光と闇、やっぱり名前は狙ったんだろうか
真のメインヒロイン?
なお、都子ルートに突入してヤンデレ状態から立ち直って一度ときめき状態(髪型がポニーテールの所謂「デレ子」)になると……。
・相変わらず他の女の子の情報は教えてくれない(お小遣いは貰えるようになるが)。
・新しい女の子が登場しても連絡は出来ない(都子が電話番号を教えてくれないから)。
・新しい女の子とデートが出来ないので、勝手に傷ついて爆弾が作られてしまう。
・主人公が他の女の子の所に行こうとすると、「うさぎさん」の妨害を受けてしまう。
・下校時も、他の女の子と帰ろうとするとうさぎさんの妨害を受ける。
・デートにも行けず電話も出来ないため、シリーズ伝統の「爆弾処理」が極めて困難になり、あえなく爆弾は爆発、全員の評価が下がってしまう。
・しかし都子本人は「私はそんな噂気にしないから」と優しい言葉をかけてくれる(好感度・ときめき度は下がらない)。つまり、都子には爆弾は全く通用しない(爆弾処理の必要すらない)。
・おまけに都子はデートに誘われれば絶対断らない上、好感度・ときめき度が下がる選択肢は殆ど存在しない。
・従って、他の女の子とは仲良く出来ないが都子の好感度・ときめき度はとにかく上がりっぱなしという、「都子無双」状態となる(一部では「ミヤプラス」と揶揄されることも)。
つまり、都子はときメモヒロインのくせに(しかも名目上はサポートキャラ)、ときメモの伝統システム(爆弾処理、n股デート、電話でのやり取りetc.)に真正面から喧嘩を売って完全勝利してしまうという、ときメモ史上最強と言っても過言ではないチートヒロインなのである。
しかし狙わなければサポートキャラ(友達ポジション)のままで他ヒロインの攻略を妨害するようなことは無いので、そこは安心していい。
ときメモ4と同時発売のOVA『始まりのファインダー』の都子の紹介には、好きなタイプは「いつも私だけを見てくれる人」とあるので、都子ルートはまさしくそれを体現しているといえよう。
プレイヤーが都子を攻略したつもりが、実は逆にプレイヤーが都子に攻略されていたと言ってもあながち嘘ではなかったりする。
都子……恐ろしい子……。
更に、設定・ゲーム中でも……。
・両親がきらめき高校の卒業生で、伝説の体現者である。
・ゲーム中に伝説の樹の名前を出した最初のヒロインである。
・皐月優を除く他のヒロインが知らなかった伝説の樹の話を正確に知っている。
・主人公の幼馴染であることから、歴代ときメモメインヒロインには必須と言われる幼少時代の思い出イベントが存在する(本来のメインヒロインは幼馴染では無いため、思い出イベントは存在しない)。
幼少時代の都子。ここでは髪型はツインテール。
・パラメータ上昇によるときめき度上昇率も、同じ数値ならば本来のメインヒロインよりも都子の方が上昇率が高い(しかも、前述のように都子のときめき度は下げる方が非常に難しい)。
・お弁当イベントが4回もあり(普通時2回、ヤンデレ時1回、ときめき時1回)、主人公も都子の料理の腕前が上手であることを知っている。
・ゲームの中で使用されているイラストとバイノーラルイベントの数が全ヒロインの中で一番多い。
・主人公が運動部に入った場合、必ずその部のマネージャーになる。
・ゲームを開始して、主人公の名前を入力する時に一番最初に登場するヒロインである。
・主人公のお小遣い(リッチ)は都子経由で支払われるのだが、これは主人公の両親が都子に絶対なる信頼を置いている何よりの証拠である。
更に更に、メディアミックス展開でも……。
・ときメモ4発売の時期に都子だけ公式で、コミックマーケット77のゲーマガブースにて抱き枕カバーが発売された。
・公式サイトの隠し壁紙で、都子だけキャラ単独の壁紙が公開された(しかも二種類)。
・電撃マ王のコミカライズ版では都子がメインヒロインだった(当然都子ルートとして描かれており、最終的には主人公と事実上の恋人関係となった)。
・コナミネットDXの「ときめきメモリアルメールドラマ」でも、藤崎詩織や陽ノ下光らの歴代メインヒロインと並んで登場したのは都子だった(ちなみに他に登場しているのは初代の虹野沙希、『OnlyLove』の天宮小百合。3が登場していないあたりに恣意的なものを感じるが)。
と、完全に本来のメインヒロインを喰ってしまっていた。また各地の人気投票サイトでも非常に人気が高く、故に「真のメインヒロイン」と呼ばれることも……。
余談ではあるが、ときメモ4のモバイル版のメインヒロイン・井ノ倉葵歩も主人公の幼馴染だったりする。
「ときメモのメインヒロイン=主人公の幼馴染」の公式は受け継がれているのだろうか。