声:久川綾
概説
パプニカ王国の第一王女。
レオナ姫は敬称だが、レオナは名前の重複があるためこちらで記述。
登場回が比較的に少ないため忘れられがちだが、本作のメインヒロインに当たる。
王国が魔王軍に襲われた際に行方不明となった父王に代わり、配下と共に国を支えた。
年齢は若いながらも指導力・カリスマ性は相当なもので、確固たる正義の心を持つ勇猛果敢な姫として他国にも名を知られている。
また、祖国を滅ぼしたヒュンケルを謗ることなく許し、生涯をかけてアバンの使途として生きるよう諭すなど、度量の広さと寛容な心も併せ持っている。
特に魔王軍による鬼岩城を用いたパプニカ侵攻では、対魔王軍のための国際会議に集まった各国の王が動揺するなかで、主催国の長として毅然とした態度で窮地に対処している。
一人前の賢者となる儀式を行う目的でデルムリン島へ向かいダイと出会い、王国の実権を握ろうと目論むテムジン司教と賢者バロンの陰謀から命を救われた一件がきっかけでダイに好感を持つようになり、アバンにデルムリン島へ赴く様に依頼する切っ掛けを与えている。戦闘では専ら回復呪文を主に使い、仲間のサポート役に回るが、攻撃、間接もこなす。但し、決戦時のレベルはパーティでは一番低い。
パプニカの三賢者でも修得に困難したベホマを既に使いこなしている。
正面から戦闘に参加する機会に乏しいため活躍が目立たない一方、先述の通り高いカリスマ性と芯の強さを併せ持つことから、アバンの使徒のリーダーとして味方を牽引する役割を担っている。(司るのは『正義』で魂の色は『白』)
性格は、相手に対し物事を濁さずにハッキリと言うタイプで物怖じせず、活動的かつオテンバな性格。
耳年増な一面もあり、他人の恋愛事情にズケズケと首を突っ込みたがる俗っぽい一面もあり、王族という身分とのギャップ溢れる言動で周囲を呆れさせることもある。
一方で、立場やTPOをしっかり弁えるだけの自覚と分別はきちんとできており、王族としての立場で公の場に出る時は「わたし」、ダイたち一行との会話やプライベートな時間では「アタシ」と、一人称を使い分けている。
王族として、指導者としての立場を自覚しつつ、自分を「王国の姫ではなく1人の仲間として見て欲しい」と願い、「姫ではなく名前を呼び捨てにして欲しい」と仲間たちに頼んでいる。
余談だが漫画の表紙では茶髪、アニメ版では金髪と髪の色が異なっている。
スリーサイズ
B:83 W:55 H:85
マァムには劣るものの、14歳と言う年齢(そして、それに由来する伸び代)を考えれば抜群なプロポーションである。
装備
王家の服:愛用している1着で、並みの防具よりも高い魔法防御力を備える。パプニカ産の布や貴金属は高品質という理由から高値で売却できる。
ワイズ・パーム:ベンガーナで購入した装備。指輪が付いた手袋で、装備者の魔法力を増幅させることができる女性用装備。
踊り子の服:ベンガーナで試着した装備。ポップに見立ててもらうが、『そんなに色っぽい格好した賢者がどこにいる! 違うのにしなさい!』と怒られた。本人はあまり気にしておらず『そう?動きやすいけど・・・』と発言していた。
あぶない水着:ベンガーナで試着した装備。 露出が高すぎたためポップから首を横に振られた
着ぐるみ:ベンガーナで試着した装備。 ネタに走り過ぎたのかポップから呆れられた。
派手な服:ベンガーナで試着した装備。 髪型も派手になっていたためポップから首を横に振られた。
旅人の服:ベンガーナで購入した装備。試着時に一番安定したため、ポップから首を縦に振られので購入。
パプニカのナイフ(風):大魔宮に乗り込んだ時にダイから渡されたもの(「自身の命は自身で守ってくれ」とのことをダイから伝えられている。)、大魔王バーンにかすり傷を与え『大魔王とて無敵ではない』ということを証明しダイを精神的に支えた。
ゴールドフェザー:アバンから半分授かった金色の羽。輝聖石に使用された輝石を使用。魔法力を増幅させ、攻撃武器としても機能し、刺された相手の自由を制限、剥奪させる呪術にも適応する。
シルバーフェザー:アバンから半分授かった銀色の羽。魔弾丸の先端に使用された聖石を宝玉として使い魔法力を蓄積しておいたうえで、対象者に刺すか持たせることで魔法力が回復する。その回復量は『並の魔法使い2、3人満タンにできるだけの魔法力がある』らしい