デリンジャーとは、拳銃の一種である。
概要
拳銃の中でも比較的に歴史が古く、構造が簡素な銃。
デリンジャーに属するものは幾つかあるが、小型のリボルバーのような例外を除けば共通する特徴としては以下が挙げられる。
- 手のひらに収まるほど小さい
- 銃弾を銃身に直接込める
- 単発・もしく数発しか打てず、飛距離もない
こうした特徴から、主に護身や至近距離での暗殺に用いられることが多い。
特に後者はエイブラハム・リンカーン大統領の暗殺で知られ、デリンジャーを広く世に知らしめる結果となった。
威力については製品によってまちまち。
護身用として盛んに製造されたころには小口径ショットシェルを用いたものや大口径で威力の強いものが多く作られたこともあるが、同時に非常に反動も大きいため、そうしたものは銃自体が小さいこともあって非常に扱いにくい。
有名なものに、レミントン社製の『レミントン・モデル95・ダブルデリンジャー』がある。
創作では
女スパイとかが絶対領域……もとい太ももに隠し持っており、そこから取り出すシチュエーションがだいたい思いつくであろう。