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あさぎり型護衛艦の編集履歴

2017-08-18 01:12:07 バージョン

あさぎり型護衛艦

あさぎりがたごえいかん

海上自衛隊の汎用護衛艦(DD)である。見出しイラストは8番艦「うみぎり」

概要

ポスト4次防において、新しい艦隊編成として8艦8機体制(いわゆる新八八艦隊)を構想、その基準構成艦となる汎用護衛艦(DD)としてはつゆき型(52DD)の建造に着手していた。しかし同型は、船体の小ささが犠牲で搭載できる武装は限りがあった。このことから、本型は搭載システムの近代化、対潜・対空戦システムの合理化を図られることとなり、目標となる敵艦を高度に狙う充実した情報収集が得られるようになった。

はつゆき型を参考にして建造されたので第2世代汎用護衛艦として約6年で8隻が建造された。むらさめ型やたかなみ型等、より高度な護衛艦が次々と就役され初期である「あさぎり」「やまぎり」は一度練習艦に艦種変更された。しかしその後、2011年3月16日に「やまぎり」が、2012年3月14日には「あさぎり」が護衛艦に種別変更され、それぞれ護衛艦隊直轄護衛隊(2桁護衛隊)に護衛艦として復帰した。現在、艦齢延伸のための8隻分の改修予算と、のべ17隻分の先行的部品調達予算が計上され、延命工事が実施予定である。


性能

基準排水量3,500トン(5番艦以降50トン増)

はつゆき型を改良して造られた護衛艦だが、哨戒ヘリコプターを2機搭載し、船員の乗員行動しやすいようにヘリ甲板を3段から2段に変更された。また汎用護衛艦としては初めて、Link11データリンクシステムに対応している。


同型艦

 ⇒旧海軍の春雨型駆逐艦4番艦「朝霧」、吹雪型駆逐艦13番艦「朝霧」に続き、3代目。

  • やまぎり(DD-152 一時:TV-3515)

 ⇒旧海軍では夕雲型駆逐艦24番艦として「山霧」が建造されたが、進水前に終戦を迎えたため未成艦に終わっている。これを初代に数える場合、2代目。

 ⇒旧海軍の東雲型駆逐艦3番艦「夕霧」、吹雪型駆逐艦14番艦「夕霧」に続き、3代目。

 ⇒旧海軍の吹雪型駆逐艦15番艦「天霧」に続き、2代目。

  • はまぎり(DD-155)
  • せとぎり(DD-156)
  • さわぎり(DD-157)
  • うみぎり(DD-158)

 ⇒旧海軍では夕雲型駆逐艦25番艦として「海霧」が建造されたが、進水前に終戦を迎えたため未成艦に終わっている。これを初代に数える場合、2代目。


「はまぎり」「せとぎり」「さわぎり」は旧海軍に同名艦なし。


関連項目

はつゆき型護衛艦(前級)

むらさめ型護衛艦(2代目。次級)

あぶくま型護衛艦・・・同じく2桁護衛隊配属の沿岸護衛艦。

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