概要
CV:井澤佳の実
OPのほか本編では1話であおの電話相手として登場し、3話からは本人も登場。
本人の登場は少ないながら、その後もあお本人の発言などでもしばしば名前が登場している。
人物像
喋るたびに語尾が変わるという奇妙な口調を持つ変わり者だが、ノリのよい社交的な性格で、クラスメイトから頼まれる程度には成績も良い。
3話では校内で悪戯に走ったバーゼラルドを捕まえる為に一芝居打ったり、6話では怪談を披露したりと遊び心に富んだ人物。
たまに一人称が「ブッキー」になる。
模型マニアであり、プラモデルや工具に造詣が深い。好きな塗料の色は「ジャーマングレー」とのこと。
模型製作の技量も高く、あおへの差し入れとして渡したFA・G用新型ウェポン"ヘヴィウェポンユニット17『リボルビング・バスターキャノン』プロトタイプ"を実際に使用した轟雷は『あおが適当に組んだ杜撰なゲート処理の武器とは比べものになりません!』と絶賛している。
なお取扱説明書として手製のメモも渡していたが、オタク特有の冗長過ぎる内容だった為、あおには途中から読み飛ばされた。
またあおの依頼で掃除機ロボット(シャープのココロボ)の修理を手掛けている。ただしその実態は掃除機としての機能を逸脱した魔改造であり、武希子が模型制作だけでなく電子工作やプログラミングにも精通していることが示唆されている。
第6話では、ゲート跡について解説。(あおから『武希子、誰と喋ってるの?』とツッコミが入れられた
第7話では、『あおからメールを貰ってやって来たよー!』と登場(実際にはアーキテクトが専門家として呼び出した) あおの相談内容を聴くと「FAガールはじめて物語」と書かれたプレートを持ち「FAガールができるまで」とテーマを発表し、ファクトリーアドバンス社にワープし過程を説明した。(その中でどこぞの電撃バチバチ女のパロディをやらかした)
その他直接描写はされていないが あおの発言から、あおとよく遊びに行っていることや、かなりの大食いであることが言及されている。
FAガールを含めたキャラクター中で一番の巨乳で、かつ八重歯持ち。
EDでは模型店の店員(モデルはおそらくコトブキヤ立川本店)として登場している(理由は後述)。
モデル
実は、アニメではなく2015年に発売されたコトブキニッパーのイメージキャラクターとしての登場が初出。オリジナルのデザインを手掛けたのはケロロ軍曹の作画監督を務めた小池智史。(また小池は同社との別コラボ商品であるケロロニッパーのパッケージアートも担当している)。
コトブキニッパーは、ゴッドハンドから発売されているアルティメットニッパーとコラボレーションした姉妹品であり、武希子はアルティメットニッパーのマスコットであるニパ子の妹分という扱いである。ただし妹分といっても模型店で客と店員として知り合った友人同士という間柄であって、ニパ子が宇宙人であるのに対して武希子は地球人の女子高生であり、直接の血縁があるわけではない。
アニメとオリジナル武希子の違いについて、コトブキヤのイメージカラーである緑色の髪とツーサイドアップ及び髪を縛る黄色いリボンという特徴は共通するもののそれ以外のデザイン上での共通点はなく、制服のデザインや顔の輪郭、瞳の色、体格なども若干異なる。完全な同一人物というよりも似た特徴を持つ別人といった趣になっている。
アニメで登場するよりも以前からコトブキヤ立川本店のアルバイト店員と云う設定があり、壽屋での品切れタグにも謝る武希子が採用されていることから、現在はコトブキニッパーのマスコットというよりはコトブキヤのマスコットという扱いになっている。
余談
- 模型業界で緑色の頭髪をもつ美少女マスコットといえば、AK-GARDENのマスコットキャラクターであるガデ子も連想されるが髪型が異なっており、直接の関係があるわけではない。
- コトブキヤのマスコットである武希子であるが、どういうわけかTamtam秋葉原店の品切れタグでも見掛けたりする。
名前の由来はまんま武器庫である。
- 7話での某電磁砲パロディだが、これはパロディ元の舞台がアニメ・FAガールの舞台と同じ東京都立川市をモデルにしてるためと思われる。本作は立川駅や現実に見覚えのある建物が幾つもある他、立川市公認なりそこねキャラクター・ウドラがタイアップ出演を果たすなど、立川市とは切っても切れない関係が多い。