概要
福井県出身にして在住の女性作家。福井高等学校デザイン科出身。
まんがタイムきらら系列の漫画雑誌にて2作品連載中。
もともとは、PBMゲームのイラストを描いていたイラストレーターだった。
別名義に「如月あすか」「季遊月あすか」「きゆづき」がある。
作品を描く際にアシスタントは使わず、基本的に独りで描いているという。
漫画について
事実上、4コマ専業作家である(番外編やアンソロジーなどでは普通のコマ割り構成も使っている)。
連載漫画としてのデビュー作は、平和出版COMICぎゅっと!で連載された「GA芸術科アートデザインクラス」が最初である(ゲスト等はもっと以前からあり、富士見書房ファンタジア文庫系列誌に掲載されたものが最初である)。COMICぎゅっと!はわずか3ヶ月で実質的廃刊となったが、1年後芳文社が創刊したまんがタイムきららCaratで連載再開となった経緯がある。
ファンも気が付かないほど細かい設定、そして秀逸な色使いが個性的である(このため「棺担ぎのクロ。」「GA芸術科アートデザインクラス」はいずれも単行本のカラーページが通常よりも大幅に増量されている)。基本的には低等身と大きな目にやや直線的なアウトラインが彼女の画風と認識されているが、もともとイラストレーターであるためか自在に画風を変えることができ、それを利用した「画風ネタ」は「GA芸術科アートデザインクラス」の単行本カバー下の定番ネタとして使われている。
ちなみに同じ女性作家で、同じ雑誌に同じ芸術ネタで4コマ漫画を連載している蒼樹うめとは何かと比較されることが多い。
