白紙の少女と影法師とは夕海氏が2010年10月08日から始めた、クール幼女と変態化け物のシュールなオリジナル連載ストーリー。
尚、ただのイラストとしてなら連載前にも描かれている。
上記はストーリー前のイラストだが、最初にタグが付けられた絵。
二人セットで描かれているのが常。
概要
元はぴくカゲという企画イベントから生まれたキャラだが、企画終了後、夕海氏が度々一枚絵として描いていたオリジナルキャラクターである。ちなみに夕海氏のサイトの看板娘に昇格している。
ストーリー化した作品は、カラーではなくモノクロで描かれている。
特徴として、コマや吹き出しがある漫画形式ではなく、一枚絵+タイトル・台詞のみ書かれたキャプションだけで物語の情景を作り出す、一風変わった作風である。
それだけシンプルな作りであるので、気軽に観れるのも特徴。
主な登場人物
主人公となる上記一人+一匹の紹介。尚、今後の物語進展以降、主要登場人物が増える可能性も無きにあらずなので、その際は追加してくれるとありがたい。
ノア
正式名「ノア=ヴァンベルク」
金色の長髪に赤い瞳、黒を基調としたゆったり系の服が特徴の幼女。
過去の記憶が無くなっており、その影響か感情が乏しい鉄仮面な性格。名前も本名ではないと思われる。
ジャックと共に自分探しの旅の真っ最中。物語上での立場はジャックへのツッコミ担当に近い。
読書家のようで、黒い背表紙の本を傍らに携えており、よく読み耽っている姿を度々目にする。ぱんつ丸見えでも気にしない。
化け物を食べて、その知識と力を一部取り込む事が出来るらしい。携えている本は、その際に取り込んだ化け物の情報が記されているとか。
基本的に人畜無害。
ジャック
正式名「ジャック=ザ=リッパー」
19世紀末イギリスで起きた「連続殺人の起源」とされる事件の犯人「ジャック=ザ=リッパー」本人(自談)。
案山子にシルクハットとマント装備のような姿をしており、影絵の世界から飛び出してきたかのように真っ黒の影みたいな形をしている。その風体から、結構コミカルなイメージを抱く。
気付いた時には過去の記憶は無いらしく、ノアと共に自分探しの旅をしている。
ノアを異常なほど溺愛しており、その変態じみた行動からも末期さが伺える。台詞がカタカナ表記なのも特徴。性格は陽気で喜怒哀楽がハッキリしている。こんなコミカルなキャラのくせして、実は過剰殺人鬼の一面も持ってる危ない存在。
しかし礼節は弁えている様であり、変態紳士である。
時折、影で出来た大鎌を所持しているところから、影を自在に扱っているらしい。
基本的に人畜有害。
物語
「EP.01」等、章分けされてる辺り、物語を幾つかに分けるのが伺える。
以下は今現在公開されている章を記載。今後増える可能性は十分あるので、その際は追加してくれるとありがたい。
EP.01「無賃放浪列伝」
物語の始まり。
旅の交通手段として船を選んだ結果、どうみても密航にしか見えないところから幕開けする。