「コーセルテルの竜術士」とは、石動あゆま氏による、コミッククリムゾン→ゼロサムコミックスで連載しているのほのぼのファンタジー漫画シリーズ『コーセルテルシリーズ』の総称兼第一部タイトル兼主役の職業名。略称はコーセルテル。
ピクシブ表記では、第二部『コーセルテルの竜術士物語』、第三部『コーセルテルの竜術士~子竜物語~』(連載中)も含まれる。
ストーリー
世界の何処か険しい山と谷の向うにある、俗世から離れた精霊と竜と獣人と、そしてごく少数の人間が住まう地「コーセルテル」を舞台に、主人公であるマシェル達『竜術師』の人間達と、彼らが守り育てる7つの属性を持つ『竜』の子供達が織り成すハートフル子育てファンタジー。
ただ単にほのぼのしてるだけでなく、子育ての難しさ故の物事の上手くいかない面や、伝統と刷新の食い違いなどのドラマも垣間見られる物語である。
登場人物
基本各自の属性は家ごとに決まっている為説明を省くが、一部例外の者もいる為( )内でその辺り説明する。
マシェル家
・竜王の竜術士マシェル(月)
おじさん探して川くだりをしていた所、謎のおねーさんにゆうか…保護されてやってきた。誘拐される少し前に謎の旅人と出会い、七竜族を統治する者『竜王』を育てられるプレミアな属性を持ったが為、異例中の異例扱いをうける。のだが本人いたって子煩悩マイペース。いちおう、主役だこれでも。
・ナータ(暗+月)
一番竜。卵のまま一千年前過ごし、数年前に孵化した中身ジジイ外見お子様。事実上、地上全竜族最年長三人組の一人。とにかく色々考える苦労人だが、その苦労がほとんど的中している。
・サータ(風+月)
二番竜。やんちゃ坊主だがしっかり者。例外(ナータ)を除いて一番年上なので、みんなのお兄さんになりたい今日この頃。
・アータ(地+月)
三番竜。目立たない・地味・影薄いと思っているがけっこう濃い。
・マータ(水+月)
四番竜。おしゃれ好きな女の子。
・タータ(木+月)
五番竜。ナータすら適わない?腹黒っぽい気のある女の子。時々顔にシルエットがかかるのは一族の証。
・ハータ(火+月)
六番竜。火竜としては異例すぎるほど温厚でめったに怒らない。でも方向音痴。
・カータ(光+月)
七番竜。泣き虫だがやるときはやる。
・たまごちゃん(闇)
マシェル家地下でお預かり中の、一千年ぶりに里帰りした暗竜。卵のままなのでよくおねむしている。
地竜家
・地竜術士ランバルス
怒涛の恋愛結婚をして奥さんと可愛い娘を病で無くし、富士の樹海に入り「妻の好きな場所で…」のノリで登山してきた。本人、高熱にかかっていたが無事生還。行くあてもなくどうしようかとしていた所、先代に拾われ今に至る。元冒険者(盗賊)だからかサバイバル知識はんぱじゃない。『知恵を司る』地竜の術士にもかかわらず、ライフワークの書籍集めは熱心でない。
・ユイシィ
一番竜。竜術士があの調子なので、この子がいないとランバルス家はやっていけない。幼少から子育てをするなど、ほとんど家長はこの人。
・ロービィ
二番竜。暗竜エリーゼと恋仲で、彼女の為にコーセルテル暗竜の歴史を調べている。
・リド
・クレット
風竜家
・風竜術士ミリュウ
比率竜2・人間10の風竜クォーター青年(母方のぢいちゃんとひーぢーちゃんが竜)。マシェルのコーセルテルでの保護者の子供(といってもほぼ彼が育てた)で、一応義理の兄。「風竜王を誇りにしすぎる」という一族の特徴で子竜も風竜王の名をつける。ただし、そこに性別を考えていないこまった人。
・ジェン
一番竜。実はサータの姉。
・ロッタルク(ロッティ)
二番竜。女の子なのに男性竜王の名前を付けられて「あたしはロッティよ」と自己主張。
・グレイス
三番竜。この子は男の子だが、名前となった竜王は女性。
・ゼイン
・風竜術士見習い候補フアナ
ミリュウの実の妹。家系の特徴で風竜術をある程度習わないで使える為、自分の持つ術資質をちゃんと制御出来る様にやってきた。時期風術士となっても可笑しくはないのだが、いかんせん四歳児。なるならないは今後次第。
木竜家
・木竜術士カディオ(木→月)
貧乏な家の財布を助ける為、精霊術士として軍籍にいたのだが、精霊を酷使する国の方針で国の田畑が荒廃し自然災害が勃発するという事実を知り除隊。帰る家も自然災害に巻き込まれて無くなってしまい、途方に暮れている所を、エカテリーナという謎の女性に連れられコーセルテルにやってきた。自他共に認める器用貧乏。先述の通り実家は全滅したが、同じく出稼ぎをしている兄弟がどこかで生き残っている。所在は不明。あと、実はもう一人生き残っていた事が明らかになった。
彼のみ、ぶっつけ本番で術士になった為、特別に一番竜が二人いる。
・ノイ
一番竜その①。
・ロイ
一番竜その②。
・キーニ
・カラナ
・ロット
水竜家
・水竜術士エレ
足を滑らせ川に落ち、そのまま激流に巻き込まれ意識不明になって流れ着いたという悪運の強い人。実はとある王国のお姫様だったのだが、国が戦争に負けてしまいそのまま流浪の度に出た所を川に落ちた。姫騎士であったらしく、剣の腕はかなりの者。
・リリック
一番竜。恋多き男の子であちこちの女の子にアプローチをするも実らない。
・クララ
・ラティ
・ティルク
火竜家
・火竜術士イフロフ
ウルトラスーパー方向音痴ナイスミドル。実家が鍛冶屋で材料探して山に入ったら、道に迷ってコーセルテルに辿り着いたミラクル御仁。その後帰宅して、術士になったから一緒に住めないごめんなさい、けど愛していると奥さんと別居。その時娘が出来たのだが、本人知らないまま十数年過ごした。
・火竜術士見習いアグリナ
イフロフの娘。母親と行商をしていた所、父親が生きていたのでびっくり。色々あって時期火竜術士としてやってきた。やっぱり方向音痴だが、父親よりはまだマシ。
・メオ
・リタ
・マノ
・スウ
光竜家
・光竜術士モーリン
なんか色々あって国外退去したコーセルテルの人間族が移民した人達の子孫。幼少から強い光竜の術資質をもっていた為巫女として扱われていた(光竜術士系移民である模様)。巫女として扱われていた為、巫女以外の常識が一切ない天然。そのままだと衰弱しかねないとか色々で、なんかもう救出される形でコーセルテルへやってきた。その時モーリンを助けたラスエルと結婚。
・ラスエル
先代の一番竜。モーリンの夫で、光竜術士一番竜として彼女が術士となった段階で実家に帰り族長となる筈だったが、結婚する為に族長の椅子を捨てて(姉に押し付け)専業主夫となった。
・マリエル
モーリンの一番竜。
・ファーリル
二番竜
・セユウル
暗竜家
・暗竜術士メリア
竜術士最年長にして在位が一番長い。暗竜は数が限られ(詳しくは後述)、しかも先代とのブランクがかなり長いので、卵と子供かかえて地竜家の地下大書庫に篭って独学で勉強した。既婚者で夫は魔人。竜達は二人とも娘と思い育てており、メリア母さんと呼ばれている。密かに息子とラルカが夫婦になってくれたらいいなと思っている。
・ウィルフ(魔)
メリアの息子。竜系術資質はないが、父親が魔人の為魔術資質を持つ。現在の仕事である『郵便屋』は「空を飛ぶ術」が必須である為、覚えた術を使ってコーセルテル専属郵便屋として国中を飛んでいる(正しくは空間を飛び越える術であって飛んではないのだが)
・ラルカ
一番竜。地上竜族最年長トリオの最年長。
・エリーゼ
二番竜。地竜ロービィと恋仲。