概要
インドネシアのスマトラ島に生息する大型のヒラタクワガタ。単に「アルキデスヒラタクワガタ」ということもある。名前の由来は、ギリシャ神話のヘラクレスの幼名から。
オスの体長は最大で10cm近くになる。
体の横幅が広いのが最大の特徴で、愛好家の間では体長よりも横幅が重要視される。
オスの大アゴには長いもの(長歯型)、短く内歯が発達したもの(短歯型)、その中間(中歯型)がある。短歯型のほうが力が強い。
なお、多くのクワガタムシでは体が大きいほど大アゴも長くなるのが普通だが、本種は大型個体でも短歯型が生まれることがある。
この変化は幼虫時代の生息環境によるものだと思われているが、詳しいことはわかっていない。
ヒラタクワガタの大型種の例に漏れず非常に攻撃的な性格である。
またヒラタクワガタの中では標高の高い地域に生息しており、パラワンやスマトラよりも暑さに弱い。
飼育方法は他のオオヒラタクワガタと概ね同じだが、大アゴやメス殺しに加えて温度管理に注意する必要がある。
なお、ジャワ島およびボルネオ島にも少し小型な近縁種が分布している。
甲虫王者ムシキングでのアルキデスオオヒラタクワガタ
2004セカンドから登場。CGモデルは短歯型。つよさ160のスーパーアタックタイプ。肩書きは「ハーレムプリンス」。必殺技はグー、「コンプリートスマッシュ」。
短歯型でありながら、長歯型並みの体長100㎜の規格外。
ムシキングチーム公式レフェリーの「ジャッジマスター・フクチー」が愛用。
2006セカンドおよびダイヤモンドブルーではアダーコレクションが排出されていた。
アダー完結編で究極必殺技を得た。
新甲虫王者ムシキングには激闘6弾時点で未登場。